三井住友銀行から振り込む機会があったのでアプリで振込をしようとしたら、「ワンタイムパスワードの設定をしなさい。」と。
アプリ上で設定を進めようとしたら、今度は「電話番号を入れよ。」
ケータイ番号をいれると「その番号は違う。」
表示されている番号の一部を見ると昔使っていた固定電話・・・
電話番号変更は「店舗へ行け」だと?
なんと!電話番号の変更は郵送で2週間もかかり店舗に行けば即日変更できるとのこと。
いやいや、このご時世、2週間とか店舗へ行けとか、ほんとやめて・・・
2023年なんですけど、、、
そんな理由で銀行行くなんて、、、とは思いましが、ちょっと急いでいたので店舗に行くことに。
口座のある支店がやや遠方だったので混まない時間帯を選んで出発。
「あれ?これって別の支店でもよくね?」と気づいて近くの店舗に行くことにしました。
口座を持っている支店でなくても同じ銀行ならどこでも手続きができる!
これ意外に知らない人多いかもしれなしですね。
まさかのクロスセルに歓喜の声( ;゚Д゚)
「番号札をとって窓口でサクサクっと手続き完了。」と思っていたところ、入店するなり受付のお姉様方に止められ「要件を言え。」
おれ:「あ、、電話番号の変更なんすけど、、、」
銀行員:「キャッシュカードと本人確認の免許証を出せ。」
2枚お渡ししたところ、受付付近にいたお姉さま方3人、おそらく合計年齢は150歳近くになりそうな雰囲気。(自分も平均年齢上げるグループだけどな!)
なんやら3人で画面を見ながらコソコソと数分。
(我は別に怪しい者ではないぞ。てか、そこに3人もいる?入口だけど「窓際(族)」?なんて思いながら)
銀行員:「他の支店で使われてない口座ありますか?」
おれ:「あります。」
銀行員:「全部休眠口座になっていて、もし使う予定なければ解約できますけど。いかがですか?」
電番番号の変更に来たのに別メニューを勧められるとはビックリでむしろテンション・アップ↑
まるでクロスセルではないか(笑)
やっぱりこれか、、紙と時間のお祭り
うって変わって窓口担当者は、受付嬢たちの総年齢割ることの6くらい。
まさに窓口にふさわしいイメージの女性でした。
結局使っていない口座4つとも全部解約することに。
当時は同一行でも個人口座も屋号口座も作りホーダイでしたが、今は原則「一行一人一口座」ですね。
さて、解約手続きが「神祀り」ならぬ「紙祭り」。
使ってない口座のカードやハンコなど、持ち合わせていなかったというのも理由ですが、ボールペンで書類に手書きしまくりました。
手の筋肉痛になろうかというほどです。
時間も、入店してからすでに1時間以上。
「解約する口座なんかクリックひとつで削除してくれたらいいのに!」って思いますが、やっぱ銀行さんはガチガチですね。
まあ、それがあるから信用してお金を預けられるわけですが。
屋号口座復活し隠し口座に?
思いもよらぬ「解約しませんか?」のクロスセルのご提案で時間を食いましたが、なんとか屋号口座復活。
今は法人メインでやってるので、引き続き使わないであろう口座ですが、せっかくなんで隠し口座として使うことにしよう。
簿外口座などと言いますが、要するに、帳簿に数字を記録しない口座で脱税などによく使われます。
ただ、本人名義の口座なんで、例えば、税務署さんが銀行行って、名前や住所で検索依頼をかければ一瞬でバレてしまいます。
なので本当の意味での隠し口座は他人名義に限ります。(オススメしているわけではないw)
「免許証と住所を持っている他人に口座やキャッシュカードを作らせてそれを買い取る。」と言った感じですね。
実際そう言うことをやっていた知り合いが昔いました。
その他人も遥か遠方の地の人らしく、その人の口座に入金があっても本人も知らないし税務署も把握できない。
でも、どうなんでしょうね。
「税務署ナメるなよ」なんて声が聞こえてきそうですが。
悪ことはしないに限る。
ゆうちょ銀行も解約
ゆうちょ銀行も、かつては、わりと簡単に屋号口座が作れました。
「ネット販売という事業をやっているので屋号を付けたい。」
「特定商取引法のページ印刷してきてください。」
これでいけたんです。
今は、何かと面倒になっていますけど、一応、まだ屋号というか団体名などで屋号的口座は作れますね。
ゆうちょ銀行は全部で4口座ありますが、大学時代に作った口座など、まったく使っていない2口座を解約。
すでに通帳もハンコもなかったのですが「キャッシュカード」と「本人確認(免許証・マイナンバーカード)」があれば、なんとかなりますね。
解約の手続きは、なぜか三井住友銀行よりスムーズで2~30分で解約ができました。
ただ、20年以上前に作ったゆうちょ口座は、「クレジットカードが古すぎて、通帳がないと【窓口では】解約できない。書類書いてセンターに送る必要がある。」とのことで書類を書かされました。
送るのは窓口にお渡しすれば済むのですが、やっかいだったのは旧住所(学生時代の住所)を書く欄があって、そこも埋めないといけない。
ゆうちょ側はその情報を知っているけど「教えてはいけない。」というルールがあるので教えてもらえないので、自分で思い出すか現地に行くかで調べないといけないわけです。
賃貸契約書とか残していたりメールに記録があれば良いのですが、インターネットがなかった時代ですから無理ですね。
場所はわかっていたので、スマホで住所付近を探して「◯丁目ー◯番地」まではわかったのですが、「号」がわからない。
ストリートビューで見たらマンションの1階が「佐◯クリニック」になっていて、そのクリニックを調べたらあっさり住所は判明しました。
ゆうちょのATMで小銭を入れようとしたら「有料」になっているんですね!
でも、窓口だと50までは無料とのこと。
窓口のおばさまに「ぜひ窓口にきてください。(^_^)」と言われました。
地元の信用金庫も解約
用途に合わせて口座をつくることがあったので信用金庫の口座もありました。
近所に支店があるので散歩がてら、ついでに解約してきました。
残高が500円ほど残っていたのもあります。
ATMで500円入金して1000円出金する方法もありますが、どうせ店舗に行くんだから窓口で解約しようと思いました。
信用金庫でちょっとびっくりしたのは、あまり手書きの作業をしなくて良いようタブレットで手続きを進められる仕組みになっていた点です。
住所も郵便番号から検索して、丁目以降と名前をタブレットにペン入力。
他はポチポチやるだけでスムーズに解約ができました。
イメージ的にはゆうちょ銀行や信金のほうがDX(要するにIT化のこと)が遅れていて、紙まみれで時間がかかると思っていましたが、まったく逆でした。
大手都市銀行は図体がでかい分、動きも遅くなるのでしょう。
でも、店舗が一番きれいだったのは三井住友銀行ですね。
あの清潔感ってけっこう好きですね。
信金は築50年は経ってそうな古い建物で、それなりに「シブイ」とは言えますが、いろんな設備なども古いんでしょうね。
UFJ口座もじゃんじゃん解約
銀行口座は無料で作れるんで、学生から社会人、転職、引っ越しなどを重ねるたびに口座って増えていきますよね。
個人的には30口座はあったんではなかろうか?という印象です。
もちろん、その8割は残高0円の幽霊口座。
使わない口座を放っておいても金がかからないんで解約手続きをせずにここまで来ましたが、解約すると、心の垢が取れたようでスッキリな気分です。
使わない口座を持っている(解約しなければ)という、どこか引っかかるような負の意識があったのでしょう。
使わない服を大量に所有していて気にながりながらも放置している感じ。
というわけで、この時期ヒマなので3口座ほど無駄に放置しているUFJ銀行の口座(屋号口座はなし)も解約に行ってきました。
今回、三井住友や信金、ゆうちょなどの口座解約を窓口で行いましたが、UFJが一番早かったですね。
通帳もないし届け印もないのに、免許証だけで25分ほどでサクッと解約できました。
大金を振り込むわけじゃないですからね。
残高を見ても0円ばっかりだし、時間がかかる理由はないはず、、、三井住友銀行がガチガチすぎるのが、かえって浮き彫りになりました。
初めての屋号口座から25年?
初めての屋号口座を何年に作ったのか記憶はないですが、初めての個人事業主(ネット販売)のとき。
時は経ち、世の中も大きく変わりました。
今回、銀行やゆうちょ銀などの窓口に、めんどくさいけど「出向いて手続きをする。」というのも、もはや古風なやり方になりつつあります。ニューノーマルなんて言葉もありますしね。
三菱UFJ銀行やりそな銀行など「テレビ窓口」が設置されていて、画面の女性行員(おそらくエリアの中心店舗)相手にウェブミーティングのごとく、画面前で指示に従って手元の書類や端末を自分で操作して手続きをします。
そのうち画面のアニメーションとかCGによるボット的なキャラに指示を受けながら、なんてことにもなるかも。
地方銀行や第二地銀などは消滅したり統廃合が進んだりで、「窓口があるのは県庁所在地にある本店のみ」とかそんな時代が来るのでしょう。
今のアナログ世代が絶滅した後など、テレビ窓口はもちろん、銀行の窓口も、ほとんど無くなるんでしょう。
そもそもネット銀行などは店舗なしで銀行業務をやっていますから、旧タイプの銀行もそっちのシステムに向かうことが考えられます。
となると、就職も大変ですね。
昔は「固い」とされた銀行員も、どんどん狭き門になるし、今勤めている「人は将来がない。」という状態。
どんな業種でも栄枯盛衰ですね。