ひょうんなきっかけからウェブタスクのマイクロ起業コースというのがあるのを知りました。
「マイクロ起業」って言葉も、聞いたことあるようで初耳でした。
というわけで、今回は(マイクロ)起業についてあれこれ。
マイクロ起業とは
micro entrepeneurと検索すれば、英語圏での定義が出てきますが、日本ではちょっと解釈が違うようです。
調べたところ、マイクロ起業とは、「1人で、開業資金0円、運転資金0円でやるビジネスのこと。」という解釈のようです。
人によっては違うかも。
「開業資金0円」や「運転資金0円」は象徴であって、実際は必要経費として数千円や数万円はかかります。
というのも、無料のSNSを使うにしてもネット接続にお金かかっているじゃないですか。
また、何か資料作るためにパソコンを使えば、パソコンも経費になっているわけで。
スマホ代もありますね。
要するに、貯金したうん百万円を使ったり、銀行から借り入れをしなかったり、「手元のお小遣い程度しか使わない。」ということですね。
なので、起業アイデアが失敗だったとしても、いつでもやめられて、かつ、借金が残るというリスクもないってことです。
これこそがマイクロ起業なのでしょう
これがマイクロ起業の事例だ!?
ウェブタスのマイクロ起業コースの事例ではありません。
ウェブタスのサイトや資料を読んだ結果のイメージです。
事例はフェイク的に書きますが「こんな感じのビジネスじゃね?」という、あくまで主観にもとづいたイメージです。
実際とは違うかも知れません。
子供の頃から内向的でオタク系だったヒロスエさん(仮名/30代独身)は、30歳になるまで彼女もできず、秋葉通いをしていたと言います。
30歳を超えた時に、ある出来事がきっかけで、性格やルックスを変えようと決意。(世界仰天ニュースやアンビリーバボーとかでよくある「ダイエットを決意」とかのパターン。)
本を読んだり運動したり、とにかく今までの自分を捨て、新しい自分になるための行動をしまくった。
1年ほどで、アニメやゲーム好きはそのままで、行動力があり、明るく社交的な性格になりました。
ファッションも「普通レベル」まで持っていくことができた。
行動量が増えたことで、人との出会いも増えて、めでたく彼女もできた。
今は社交的に生きることが楽しくて仕方がないそう。
で、このような自分の体験を、「同じようなことで悩んでいる人、変わりたいと思っている人に提供する。」というマイクロ起業アイデアにチャレンジ。
「人は変わることができる」をメインテーマに、オンラインでカウンセリングをしたり、「脱内向的、脱非モテのための7ステップ」という「再現性のある」マニュアルなどを販売。
いわゆる情報商材ではありますが、マニュアルを売りっぱなしにするのではなく、ユーザーが変われるまでしっかりサポート、カウンセリングをする、と言った内容。
以上、例が例だったので、なんともビミョーな感じ気なりましたが、マイクロ起業では、人が経験していない「自分のオリジナルの経験」を商品やサービスにしてみてはいかが?というものです。
もちろん、いくらいろいろな経験をしていると言っても「それが求められていない」、つまり「需要がない」場合にはビジネスにはできません。
その辺りは、マイクロ起業コースの最初の段階で、自己分析などをしながら決めていくそうです。
自分では気付いていなかった、意外な一面が見つかるかも?
起業は、やった者勝ち&早い者勝ち
日本人は全体的に消極的で保守的。
あまり冒険をする国民性ではないのは、海外の事情などと比較するとよくわかります。
なので、起業する人の割合は、他国に比べて少ない。
でも、これを逆手に取ると、「日本は商売人より客の方が多い。」と解釈することができます。
だから、やった者勝ちの世界。
早い者勝ちの世界。
そう言った起業の事例って、マイクロ起業に関わらず、結構見てきました。
例えば、実店舗ビジネスでが、「この街においしいパン屋さんがない。パンが食べたい。」そんな住民の声をたくさん聞いていた人が、パン屋を始めて大成功。
まさに、やった者勝ち、早い者勝ちです。
おそらく、「この街でパン屋を開業すれば当たるだろうな。」というアイデアを持っていた人は、もっとたくさんいたでしょう。
でも、行動したのはその人だけ。
これが海外なら、3店舗、4店舗とできて、いきなり激しい競争にさらされていたでしょう。
また、長らく続く唐揚げブーム。
唐揚げのターゲットは老若男女問わないので、よっぽど変な立地でない限り売れるしビジネスとして成り立ちます。
というのも、以前、唐揚げ屋でも開業しようかと、いろいろな店を調べたことがあります。
それ以来、3、4年経ちますが、どの唐揚げ屋もいまだに人だかりです。
マイクロ起業に必要なスキル
話がちょっとそれましたが、金をほとんどかけず起業するためには「ネットの駆使」は絶対必要になります。
資料にあるネイルサロンを起業した女性もSNSなど、ネットはフル活用しています。
ネットの活用ができない人は、起業したらポスティングに行ったり新聞広告を出したり。
集客面は金のかかるアナログな手段しか使えません。
友人のうち1人はこのタイプなんですよね。
スマホはLINEとメール。
パソコンではエ*ロ動画。
その程度しか使えないので、集客に大変苦労しています。
でも、SNSをはじめブログやYouTubeが使えると、集客やプロモーションのために活用できます。
といっても、SNSやYoutubeなどを使うのはチョー簡単ですけどね。
ただし、「”まともな“ブログを作って記事を書く」という部分に関しては、基礎からしっかり取り組まないと難しいですね。
早い人なら時半年くらいでしょうか。
ブログを書いたり、商品を販売するためのランディングページ(LP)を作ったり。
慣れてくると、めちゃくちゃ楽しいんですが、まずは大量のインプットから。
あとは、オンラインでカウンセリングやコンサルティングをする場合は、わかりやすく論理的に喋るスキルもいるでしょう。
いずれのスキルも身につけようと思えば、ほとんど金がかからないのが、マイクロ起業ゆえ、といったところでしょう。
「でも不安!」みんなそう!
ほとんどお金をかけずにできるのがマイクロ起業。
そんなことを言われても「不安しかない!」
みんなそう言います(*^◯^*)
その「不安」は、ある意味、「行動しないための言い訳」ともとれます。
みんな言い訳ばっかりして1ミリも動かないからこそ、「ちょっとでも動いた人の勝ち」「やっちゃった者勝ちだよ。」ということ。
「失敗したらどうしよう。」
「失敗したら格好悪い」
起業につきもののポピュラーな不安。
これは、何社も立ち上げたり、いろんなビジネスをやってるオッサンでも同じ(ブログ主)
でも、そこはやはり、やった者勝ちです。
まぁ、まとめてしまえば起業成功の秘訣は「最初の一歩」や「行動する」ということになりますね。
実にシンプルですが!
人間って、好んでない状況(例/ブラック勤務)なのに、「その状況から出たくない。」とか、変わりたい(例/好きなことで生きていきたい)のに「変わりたくない。行動しない。」とか、矛盾に満ちた動物であることは間違いなさそうです。
参考になるマトリックス
どこで読んだか忘れましたが、「行動するメリット」「行動しないデメリット」などをマトリックスにしたやつがありました。
まったく、覚えていないのでイメージで作るとこんな感じ。
「変わりたい。」とか「なにか始めたい。」「起業したい。」など、いろいろ考えているけど、動いていないときの状況です。
行動することで得られるメリットもあるけど、もしかすると、デメリットのほうへ水平移動しちゃうかもしれない。
だから、それが不安で行動できない。
また、現状は現状で、不満や不安はあるけど何も考えてなくていいし、今の生活に慣れている。
現状も将来も、メリット・デメリット両方あるので、結局動けない。
自分で、このマトリックスを書いて、現状のデメリットとメリット、行動することで得られるメリット、あるいは起こり得るデメリットを書き出すことで、今の自分が客観的に見えてくるというものです。
このマトリックスの描き方が正しいかどうかわかりませんが、マイクロ起業コースを検討している人以外でも、起業を考えている人には、多少なりとも参考になるのではないでしょうか。