先日メルカリで雑貨を買ったんですが、「あれ?いつもの取引と違うな?」と思ったら「メルカリショップから買っていました。」
取引履歴が残らないんですよね。。
ただ、このメルカリショップ。
EC事業者が手を出すべきか否かは十分検討した方がいいんじゃないでしょうか。
ちなみにブログ主は、ショップサーブで本店サイトを運営しています。
自社商品を1度だけ売ったことがありますが、割引しないと売れないので1回で終了。
月間利用者2000万人?!
1ヶ月に2000万人が利用するというフリマアプリのメルカリ。
いや?「2000万人」って言われてもね、、、多いぞアピールだとは思いますが、イメージできないですよね。
それよりも「平均売却スピード1時間」とかあれば「すぐに売れそう。」って思います。
実際、ちょくちょく不用品を売っていますが、とにかく売れるスピードが早い!
出品するや否や1、2分で売れることも珍しくないですよね。
もちろん、買った時の値段を考えると二束三文、タダ同然になりますが( T_T)
ま、そのスピード感が、月間利用者2000万人の「すごさ」なのかもしれません。
そもそもユーザー層ヤバくね?
メルカリでの個人売買歴は、何年か忘れましたが、回数は100回あるかないかだと思います。
ネットショップ運営者として感じるのは、「とにかく安くないと売れない。」
逆を言えば安くすりゃ即売れる。
ほとんどのユーザーは「メルカリで買うと安く買える。」という認識じゃないでしょうか。
だから、「高額商品、高利益商品を富裕層に対して販売したい。」という場合は、不向きではないかと思われます。
もちろん、100万200万、それ以上の商品も出てますが、通常のネット販売に比べると売れ行きは鈍いでしょうね。
メルカリでは、取引相手個人情報はまったくわからないので、アイコンや自己紹介文、出品アイテムから推測するしかない・・・
主婦とか20代の独身女性とかが多い感じがしますね。
男性も学生からじいさんまで幅広くいるようですが、圧倒的に女性の方が多い印象です。
不良品売りつけておいて!∑(゚Д゚)
先日、1回しか使っていないマイクを販売したんですが、「音が途切れますが、、、そういうことなかったですか?」と受け取った方からメッセージ。
「1回だけの使用なので気づかなかったです。もし不良品なら対応しますよ。」とお返事。
そのように返事したにもかかわらず、「不良品を売りつけておい!」というお言葉を頂きました。
日本語の理解力に欠けるのでしょうか、文字でのコミュニケーションは難しいなって思いました。
だから、いちいちユーザーとメッセージのやりとりが発生するフリマやオークションで商売はしたくないんですよね。
「買う人はショッピングカート押して買ってね」式が楽チンです。
「無料」という恐ろしいワナ(;゜Д゜)
現在、メルカリショップでお店を開店する場合、月額費用0円、販売手数料も無料になっています。
無料というエサでユーザーを集め、ある時点で有料化するフリー戦略ですね。
長くネット販売している身からすると手数料10%があり得ないので、その戦略には乗りたくないと思います。
でも、考え方、やり方によってはお得に使えるのじゃないでしょうか。
例えば、ハンドメイドの作家さん。
ミンネよりも見てもらえる率は格段に高いわけですから、メルカリショップでとことん顧客をかき集めて、本格的なネットショップの方へ誘導すればよいわけだ。
そしたら、販売手数料10%という大きなコストはある程度押さえられのではないでしょうか。
ただ、メルカリは完全匿名性なので、顧客の個人情報が、楽天よろしく集められない。
そこで活躍するのがSNS。
メルカリショップ開店と同時にインスタやTwitterもやっておくことで、本店サイトに誘導して顧客情報を集めることができる。
顧客情報の重大さを知らない人
個人(1人)でネット販売を始めて1、2年の人と話をしたら、顧客情報の重要さを知らずに、お互いびっくりしました。
「あなたのようなリピート商品を売ってる人は『顧客情報命!』でしょう。しっかり顧客を集めてリピート対策をすることで継続的、安定的に売り上げことができるわけじゃないですか。」
というと。
「あ、本当だぁ~テヘヘ」と。
「リピート商品は顧客情報で売る」と言っても過言なくらいですから、ぜひ頑張って欲しいものです。
ちなみに、作家さんと知り合うことも多く、皆さんそれなりにファン(顧客)を持っていて、多い売り上げではないですが、半安定的にビジネスをされていますね。
ちなみに、当店はリピート商品を渇望しながらも、これといってリピート商材に出会うことがなかったので、売り上げは超絶に禿げしいです。
例えば、1月2月の平均月商は10万。
でも、3、4、5月の平均月商は300万円。
そんなジェットコースターのような売り上げグラフになっています。
特に冬がダメですね。(冬に売れる商品がほぼゼロ)
スキー場でも持ってたら、安定経営ができるんですけどね。