楽しい楽しい確定申告の時期ですね。(3月15日まで)
最近、メルカリで不用品をサクサク売って一気に残高3万くらいになって喜んでいます。
しかし、メルカリはよく売れますね。
もちろん、売却価格が二束三文なので当然ですが!
今回の話は、そのへんでウロウロしている中小企業の社長の独り言です。
居酒屋の隣に座った転売ヤーサラリーマンとの話を元にしている感じです。
○○はいくら売っても確定申告不要
まず最初に、自分の不用品を売って1年間に1億円の入金があったとしても確定申告は不要です。
なぜなら、商売じゃないから。
ただし、コレクター性のあるモノに関しては「商売」とみなされる場合があるので注意が必要です。
反復継続【はんぷくけいぞく】してモノを仕入れたり作って販売している場合は商売とみなされ、「原則」確定申告が必要です。
というのがタテマエ。
20万円で確定申告?バカか・・・
メルカリのホームページのQ&Aにもありますね。
「メルカリの売上は確定申告する必要がありますか?」というやつ。
「サラリーマンをしながら転売ヤーをやっている場合、年間20万円の利益(メルカリからの振込)があれば確定申告の必要があります。』と。
例えば、年収300万円の人がメルカリで転売をやって20万円を得た。
まじめに確定申告をすれば、所得税も住民税も増えます。
せっかく得た20万円まるまる手元に残らなくなるわけです。
面倒くさい確定申告をしたうえ、税金まで払う。
いやじゃないですか?
税理士じゃないから言いますけど、20万30万の利益なんて税務署からしたらクソです。
そんな金額、申告しなくても、バレるとかバレない以前に、税務署の眼中にありませんから。
ちなみに、専業主婦等の場合は48万円を超える場合は申告が必要というのがタテマエですね。
マスクブームでわかった日本人心理
ただ、そうは言っても、コロチャン騒ぎで、みんなマスクしていたじゃないですか。
本当はする必要も根拠もないのに、「みんなしているから。」とか「していないと誰かに何か言われそう。」とか、そういう理由で。
日本人は同調圧力に超絶に弱いことがわかりましたね。
(本気でコロチャンを怖がっっている老人も多かったですけどね^^)
同じように、税理士は言うんです。
「20万円以上利益が出ている場合は確定申告が必要です。みなさんしていますよ。」と。
そう言われると、同調圧力に弱い典型的日本人は、20万円とか微々たる利益でクソまじめに申告をしようとするわけです。
調査が入ったら「知りませんでした。」は通用しません!
罰則が科せられることになります。
というふうに、税理士も商売ですから、恐怖を煽って客を集めているわけです。
「閉店セール」じゃないですけど、税理士も年々仕事が減っているので、あの手この手で、頭の弱い人を一生懸命集めてビジネスをしているわけですよ。
もちろん、ルールを守るのは正しいことですよ。
でもね、そんな少額で確定申告をしたら税務署の職員の仕事が増えるんです。
かわいそうじゃないですか。
臨時で職員を雇ったりして無駄に税金が使われるわけです。
あなたが申告しなければ、無駄に税金が使われることもないのでWIN-WINでしょ?
税務署の仕事はたくさん税金を集めること。
そして彼らは公務員なので定時で帰りたいんです。
ガッツリ稼いでいる人はしっかり申告して納税。
しょぼい売上の人は、ほったらかし(無申告)でオッケーだと思いすよ。
それを信じて、「ほったらかし(無申告)にしたら税務署が来た!」という場合は、50年に1回くらいの奇跡的な出来事なので喜んでください。
これが、個人的な意見です。
ちなみに、ワタクシ個人の話をすると、もはや時効の20年も前になりますがヤフオクで年間1000万円くらい利益を出したことがありました。
当時、歩合制のフリーターをやっていて、そこで500万円くらい年収があって経費をあげまくった確定申告を出して無税で切り抜けました。
ヤフオクの利益は、確定申告ガン無視。
バレないことはわかっていたので、時効になる2007年になっても税務署からお電話はいただけませんでした。(不特定多数の個人に販売していたのでバレる理由なし。)
今は、おそらく、税務署の電商チーム(電子商品取引専門調査チーム)がネットビジネスを監視しているので1000万も利益を上げていると目をつけられる可能性は高くなると思います。
ただ、運が良かっただけかもしれません。
今は法人(ショップサーブを使ってEC)でガッツリ納税しまくってるので、当時のツケを払っているのかもしれません・・・orz
それにしても毎年2月と8月の、消費税の納税がキツイわ・・・(T_T)
ちなみに、元国税専門官の仕事内容聞いていると、探偵とか刑事とかの仕事に似ていて「めちゃくちゃ楽しそう。\(^o^)」って思いました。
もし、今、自分が大学生だったなら目指していたかも。。。と思えるほどですね。
とばっちりでバレることも!
例えば、あなたが名古屋市に住んでいるとします。
そこで、メルカリで転売をして副収入を得ています。
でも、金額は、100万とか200万とか大した額ではない。
にもかかわらず、岐阜市の税務署から問い合わせが入ったりすることがあるんです。
名古屋市在住なら名古屋税務署が管轄なのですが、管轄外の税務署から連絡が来ることがまれにあります。
これはどういうことかというと、、、
例えば、岐阜市の企業なり個人事業主なりに税務調査が入って、当該企業の銀行口座を調べていると「(たまたま)あなたに振り込んだ口座履歴を見つけて、あなたの口座を見るとメルカリの入金多いよね。確定申告してる?」という軽いツッコミ的な問い合わせです。
まあ、こういったケースは、「おまえ脱税してるだろ!」というお叱りというよりも、外部からの牽制みたいな感じですね。
放置でも大丈夫だと思います。
心配なら税理士に相談に行きましょう。
また、フリーランスで大した額を稼いでいないのに税務署から連絡がある場合もあります。
これも、企業の税務調査をしていて「○月○日振込100万円 ヤマダタロウ」といった入金情報があるのを見つけて、ヤマダタロウさんに問い合わせをするというパターンです。
「ヤマダタロウさん、確定申告していますか?」と。
こういうのを反面調査【はんめんちょうさ】と言います。
厳密には違いますが、相手方からあなたの存在がバレるパターンです。
逆に反面がない場合。
つまり、不特定多数の一般個人に現金でモノを販売する場合は100%バレることはありません。
例えば、公園などに神出鬼没で現れて現金でたこ焼きを売る屋台とかですね
これは税務署も把握しようがありません。
現金商売ができるのは、残り何年でしょうかね。。。
今のうちにやっておいたほうが良いと思いますね。
たこ焼き屋やろうかしらん(*´ω`*)
電商チームにバレる人
以前、税務調査があったとき、税務署職員が教えてくれた話をちょこっと。
おそらく電商チームが見つけたんだと思いますが、ヤフオクでちょっとエロいものを販売して2年くらいで1億円を売り上げていた人。
普通のサラリーマンだったそうです。
2年で1億円。
つまり1年で5000万円。
これがキーワードですね。
つまり、1年で5000万円くらいの売上あたりを目安に、電商チームはターゲットを探しているような印象です。
100万200万とかは眼中にありません。
なぜなら、税務署員も税金の取り立てノルマじゃないですが、数字を上げないといけませんから。
ですから、メルカリでもヤフオクでも5000万に近いような売上を隠している場合は、バレるのは時間の問題でしょう。
バレた後が面倒なんで、お早めに確定申告をしましょう。
高級車買ったらバレるぞ!
余談ですが、税務調査の対象になりやすいパターンの1つは「急に儲かった人」です。
「急に儲かった人が高級車を買う。」というのもよくある話。
高級車といえば1000万とかからでしょうか。
場合によっては800万くらいも含められるかもしれません。
これは国勢調査官や税理士の話を総合して想像した話ですが、高級車といえばヤナセとかが有名ですね。
フェラーリやテスラ(400万くらいのもありますが1000万クラス、2000万クラスもある)なども定番ですね。
おそらく、ですが、ディーラーから税務署に購入者リストみたいなものを、こっそり流しているのではないでしょうか?(「流しなさい。」みたいな裏取引?)
なので、メルカリで売買して利益が上がっているのに無申告。
そして儲かった金で高級車を買う。
バレやすいパターンだと思うので、該当する方は、後が面倒なので、ぜひ確定申告しておきましょう。