2018年からの傾向なんですが、通販システムを借りているショップサーブ(運営はEストアー)が、顧客が不満に思っている機能を通常のアップデートせずに、有料版として売り込むスタイルが見られます。
「それくらいの機能標準でついていて当然だろう?」という機能をそのまま有料版としてリリースして、「お望みの機能が使えますがいかがか?」と言うわけです。
時代が進んで、ショップ運営者が当たり前のように使う機能を、後付で有料にしやがるわけです。(ケシカラン!)
具体的な例のひとつは、ワードプレス(WP)ですかね。他のASP(通販システムのレンタル)と違って、ショップサーブはWPの1個や2個、普通にインストールできて然るべきって思うんですが、月1,000円という有料オプションですわ。ま、月1000円くらいなら100歩譲りましょう。サーバーを変更せずにWPが使えるなら、かろうじて許容範囲とします。
そんな感じで、「何でもかんでもユーザーからむしり取ってやろう」という姿勢に、ほとほと嫌気がさしていたところ、ひょんなことから、メルマガを送信することになりました。
ショップサーブでは、メルマガは標準機能として装備されていますので、顧客データを(CSVファイルで)ぽいっと放り込んで、ドカーンと一括送信ができます。
安心して送信手続きを進めていたところ!
なんと!
メール本文に顧客名が入れられないことに気づきショックを受けてしまいました。
これ↓
「顧客(一度以上ご購入頂いているお客様)」宛にメールを出すのに、文頭に顧客名が入れられないってどういうこと???
これ、メルマガの機能としてダメでしょう・・・
1000件だろうが、2000件だろうが、顧客宛にメルマガを書く場合は、ひとりひとりのお客様に語りかけるように書くわけですが、「名前が入れられない」というのは、その気持を裏切り、まるでスパムメールのようになってしまいます。受信したお客様も、「あ、一斉メールか。(捨てよっと。)」となってしまいます。
これは困った!
メルマガCGIなんかあったっけ???
リサーチすること数分。
ありましたよ。
かつては、いろいろなメルマガCGIが多数配布されていましたが、時代の変化と共に閉鎖されるサイトが多く、どんどん優良なCGIが入手できない状況になってきました。
が、これ、acmailer。
超スグレモノの無料CGIです。もはや、「ヤバイ」レベルです。特大の太鼓判でおすすめします。もう、ネット上に無料のメルマガCGIってこれくらいしかないんじゃないでしょうか・・・(phplistっていうスペシャルなのはありますが、かなり高度)
サーバーによっては使えない場合もありますが、なんと、ショップサーブ、楽勝で使えてしまいます!
お宝情報です。\(^o^)/
標準装備のメルマガ機能よりも2倍、いや5倍は優れています。
繰り返しますが(永遠に)タダです(笑)
ショップサーブ各位、ユーザー申し訳ないm(_ _)m
で、こういった優れたCGIを、自分で見つけて、自前で追加で使えるところが、他社と大きく異なるショップサーブのメリットのひとつです。もちろん、サポートの問題があるので、同社は紹介もしなければ、(「サポート対象外です。」と)質問に答えることもしません(そりゃそうですけどね。)。
さて、ところが、導入はびっくりするほど簡単です。FTPは最低限使えないといけませんが、「install.cgi」というファイルをダウンロードして、適当なフォルダにアップロード、そして、そのファイルにアクセスするだけです。そこからクリック&クリックでCGIがインストールできます。
百聞は一見にしかず!
手抜きの動画ですが紹介しておきます。
その前に、ステップ1「install.cgi」だけを適当に作ったメルマガCGI用フォルダにアップしておきます。そこにアクセスしてからのステップです。
ショップサーブの「docs」フォルダの中に「acmailer3」というフォルダを新規作成して、その中に「install.cgi」をアップロード。そのURLにアクセスします。このときのポイントは1つ。「acmailer3」のフォルダと「install.cgi」のパーミッションを755にすることです。
マニュアルのように、CGIは755、フォルダは777にするのが一般的ですが、サーバーによってはフォルダも755にする点がちょっと意外なパターンとです。これ気づかないと永遠にエラーのループになるのでご注意。
※早すぎてちょっとわかりにくいかも知れませんが、それくらい簡単ってことです。何の専門知識もいらいないですから・・・・あとは、このメルマガCGIの使い方をおぼえるだけでOKです。これ一度使ったら、標準サービスのメルマガや、他のフリー・メルマガサービスなんて、とてもじゃないですが、使えなくなりますよ。