個人的に記憶に残っている名刺
個人的には「東証一部上場」とか名刺に書いていると、それだけでインパクトがあって、その人をおぼえてしまいます。その人の人柄や能力は別にして、「へぇ~上場企業の人ってこんな人なんだ。」という感じです。
それ以外の、個人事業主とか無名の企業の人から「ふつーの名刺」をもらっても、おぼえることはないです。というか、名刺ってみんな、紙、そして同じサイズじゃないですか。
そんな中、記憶に残っているのは、アクリル製かプラスチックか、透明の名刺です。そして、ステンレスでできたメジャー付の名刺です。「こんな素材で名刺ってアリなんだ。(見たことね~)」ということで、すごく記憶に残っています。
ただ、その人のことも業種も忘れましたが・・・(ま、変わった素材の名刺は、それなりにインパクトがありますが、素材だけが記憶に残ってしまうデメリットがありますね。紙で勝負しましょう!)
いずれにせよ、令和時代に入り、ICTやらAIやらIOTやら、そしてキャッシュレス&ペーパレスなど、どんどんデジタル化される世の中ですが、リアルの現場では、名刺は、まだまだビジネス上重要なツールとして残りそうですね。
名刺を重視している人は少なそう・・・
にもかかわらず、この最強の営業ツールであり最強のマーケティングツール、はたまた、個人などはブランディングのための「名刺を軽視してい人多くね?」
というのが、名刺を見るたびに思うことです。
当社のスタッフも名刺をもらってきてデスクに無造作に名刺を置いていることがあって、たまにちらっと見ます。「イラストレーター山田太郎」とか名前を書いているのですが、「フリーランスでイラストレーターをやってる人」くらいの認識で、それ以上の興味がもてないんですよね。
特におしゃれなデザインでもなく、顔写真があるわけでもなく、変わった仕掛けがあるわけでもなく。。。
もったいないなぁ~って思います。
「なんじゃこれはっ!」くらいの名刺は見たことがないです。
ぜひ、「名刺作成をしたい。」って考えいてる方は「名刺は営業ツール、マーケティングツール、ブランディングツール」という認識をあらたにして作ってみてはいかがでしょうか。
名刺は「とりえあず」自分で作る
名刺を作る方法は簡単です。(海外では「business card」とか「name card」とか言われます。)
メジャーなのはパソコン用ソフトの「ラベル屋さん」という無料のソフトを使って作る方法です。今はブラウザから操作できるWeb版もあるようです。
ホームセンターや事務用品店で名刺ラベル(10枚切りx10枚とか)を買ってきて、自宅のインクジェットプリンターを使って印刷することができます。「ラベル屋さんは10年以上お世話にはなっている!」という人も多いと思います。
適当なテンプレートを使って、1枚から必要な枚数印刷できるのが「ラベル屋さん」の最大のメリットのひとつです。名刺以外にも、ステッカーやいろいろなラベルが印刷できるので、わりと重宝できるソフトです。
が、
ラベル屋さんの問題は、ただひとつ。
特に名刺。
それは、デザイン。
もうね、、、、ダサいのなんの(個人的見解です。)・・・提供している企業さんには、申し訳ないのですが、お気軽に自宅で、ラベル印刷ができるのはいいんですが、選びたいデザインがないの・・・(泣)。恥ずかしくて出せるようなものがない・・・(業種にもよる)
かといって、自分でデザインしようと思うと、かなり時間がかかってしまうのです。イラストレーター(adobe)でデザインすればいいのですが、データ作成、入稿から印刷、発送を経て手元に届くまでも時間がかかっちゃうのです。イラストレーターができない人は「使い方」から始めないといけないないしね・・・
そんなお悩みがスパっと解決できるサイトを見つけちゃいました。
(ランサーズで外注する方法もあるけど、個人的には、縁もゆかりもないデザイナーのデザインした名刺は使いたくない。)
デザインGOOD!な名刺が無料で作れるサービス発見!
無料サービスです。名刺作成もちろんのこと、ネットショップ運営者にはうれしい「ロゴ作成」や「バナー作成」までも、ウェブ上で完結できるサービスです。
提供元をチェックしてみましたが、もともとが海外のサービスらしく?、日本ではKDDIウェブコミュニケーションズが運営しているようです。auのKDDIです。メジャーな企業なので安心感はありますね。
さてさて、このキャンバ。
はっきり言ってデザインテンプレートが、
おしゃれでカッコいい!
「こんなの欲しかった!待ってました!」
と言える、デザインテンプレートがたくさんあります。
デザインに関しては、人それぞれ好みがありますからね。「ラベル屋さんのデザインが良い!」って人もいますし、もっとグローバル的な、おしゃれなデザインを求める人たちもいます。
「ラベル屋さんのデザインがイケてないよね~」と思う方は、ぜひ試してみましょう。
Canva(キャンバ)は無料サービスですから(何か有料オプションもあるみたい)、とりあえず、使ってみて確認してみてはいかがでしょうか。
営業ツールにするために
個人事業主やフリーランスなど起業するときは、ブランディングはゼロからのスタートです。だから、そんな時こそ、名刺づくりには集中したほうが良いと思います。どんな名刺をどんな人に渡すかによって、あなたのビジネスの行方が変わってくるといったら言い過ぎですかね。
最近もらった名刺は、「〇〇株式会社 代表取締役社長 〇〇太郎」という名刺です。その人がどんな規模の会社をやっているのか、どんなパーソナリティーを持っているのか知りませんが、「代表取締役」という肩書だけで、かってに「うわっ。シャッチョーだ。」と思ってしまいますよね。
日本人は肩書に弱い・・・笑)
相手に、いかに「すごそう。」「できそう。」「イケてそう。」と思わせるかですね。もちろん、内容が伴っていないと、いずれ化けの皮が剝がれるので、イケてる名刺を渡した後は整合性に注力しましょう。