販売商品の6割くらいがアマゾンで安売りされてしまっている残念なネットショップのオーナーです。どうも。
ネットショップ運営者としてはアマゾンは、商売敵なんてあまちょろい存在ではなくて、こちらのビジネスを破壊しようかという勢いを持つ巨人という感じです。アマゾンが本気になれば、こちらは赤子の手をひねるがごとく簡単に潰されてしまいます。
そんな、規模は違えど、憎きライバルであるはずのアマゾンですが、プライベートでは、「チョーベンリー」とばかりに、頻繁に利用してしまっている実態があります。なんとも不思議な話です。
クリック、ワン・ツース・リーで買い物ができるこのアマゾンのシステムは、当店が出店しているショップサーブなど足元にも及ばないほど、洗練されています。(Eストアーさんごめんね。)
このシステムは真似したいところですが、できないもどかしさも多少はありますが、あまりに先を行き過ぎていて、もはやあきらめの境地です。
さて、アマゾンに売上を奪われるつつある問題児のネットショップですが、指をくわえて終演を待つのも気に食わないので、なんとか延命措置を、あれこれ考える日々を送っています。
そんなときに出会ったのがこの本。
なんとも、ネットショップ運営者の購買意欲をくすぐるタイトルではないですか。まさに求めていた情報です。さすが、豊富なネットショップ運営経験を元にコンサルしている竹内さんです。
まぁ~正直、アマゾン以外のライバル店には教えたくない本ですが、当店の競合店は見ていないと思うので、軽く紹介しておきます。
この本では、「アマゾンにできないこと」に着目していくつかのアイデアを提供してくれています。アマゾンは大企業ですから、ずばり「小回り」がききません。
アマゾンに勝つというより、アマゾンと共存していくために、アマゾンにできないことをやって、消費者に認めてもらうマーケティングや販売戦略を取る必要があるというのです。
「目からウロコです。」と言うのはウソですが、ほんとその通りです。うんうん。と納得する感じです。例えば、アマゾンができないこととして、「サービス業・オーダーメイド事業・レンタル事業・修理事業」などが上げられています。
「そんな、、うちの商品でオーダーメイドなんて、とても不可能(><)」
そんな声も聞こえてきそうですが、本当に「不可能ですか?」と聞きたいですね。当店では、やってしまいましたよ。「その商品でオーダーメードなんて見たことない!、というか、それ、オーダーメードで買う人いるの?(需要はあるの?)」と聞かれることもありますが、
ええ。全然いません(爆)。
でも、それを商品化することに、お金はかかっていません(これネットショップの強み)。つまり、リスクはゼロです。でも、注文が入ればプラスになるから、やって損はないわけです。
いつ注文入るかなぁ~・・・3年後とか?って感じです。
共存がんばろ…orz