Lunascape(ルナスケープ)とは、Chromeやインターネット・エクスプローラーなどと同じ、インターネット閲覧用のアプリです。
古いタブレットで使っていたChromeが遅いわ落ちるわ、早いブラウザはないかと思って、ややマイナーなLunascapeを入れてみました。日経新聞WEBの同じところで何度も落ちていたのですが、同じでしたw
タブレットが悪いんです。
ま、それはさておき、Lunascapeは、2001年に日本人大学生が開発したブラウザです。その学生は、今はLunascape株式会社を設立して、今も、このブラウザのバージョンアップをしています。開発は一人でも、その後ずっと一人でやっているとは思えないので、プログラマーを抱えて会社経営しているのでは、と思います。
現在では、LunacapeのiPad、iPhone、Android版もリリースされていますし、「2015年にはWindows10に対応した」とのニュースリリースが出されています。
まわりで誰も使っていないようなブラウザなのに、会社組織として成り立っているそのヒミツはわかりませんが、昨年の当サイトのデータで見ると、全ブラウザの3%のシェアになっていました。
当然シェア1位はChrome、2位Safari、3位IE、4位Android、5位FireFoxと続きます。ドメスティックな考えで見ると、とても事業として成り立たつとは思えないです。でも、世界で2000万ダウンロードされたと書かれているので、世界で3%のシェアを取ればビジネスとして成り立つということでしょうか。
とてもシェアを奪えないような大手開発のブラウザがあるのに、国産ブラウザで勝負しているって、ストイックな感じがして良いですね。応援したいところですが、同時に2つのブラウザを操作することは不可能なので、とりあえずはChromeを使います。
あと、Lunascapeというネーミングが良いですね。Lunaと言えば「月」を意味します。それに対し「Firefox」は「キツネを焼け」かと思ったら、レッサーパンダの意味だそうな。焼き狐では、ちょっと品がないですね。