ランディングページを作るのは、ほんと難しいですね(泣)。
もう、効果的なランディングページを作れる人助けてください・・・orz。
とお願いしたいくらいです。
「ホームページが作れる(HTMLやCSSを理解している)」レベルの人は、今は掃いて捨てるほどいますし、その程度では仕事にならないです。雇われても時給850円とかでしょう。世知辛いWEBの中ですな。
ウェブの現場で求められているのは、直帰率が低く転換率の高いページの作成スキルです。これができる人は、良い給料もらえます。そして、自分で稼ぐこともできます。だから、雇われない。そして、人材枯渇。
さて、せっかくランディングページを作ったので、復習したいと思います。ただ、通販の場合、あまりに長いランディングページは向かないので、ショートバージョンが良いですね。
1.つかみはファーストビュー
ファーストビューで「あ!このページは自分が探している商品がある!」と3秒以内でわかるキャッチコピーやバナーを用意します。ただし、前提として、検索ワードと一致する内容である必要があります。「マンゴー 通販」と検索してきたユーザーには、「マンゴーありまっせ」が最初に来るのが必須です。
これは悪い写真の例ですね。マンゴーでやってくるからマンゴーの写真なら何でも良いかというとそうじゃないです。コノマンゴーの写真をみても「おいしそう」とは思えません。だから、切って食べる寸前のマンゴーの写真などをキャッチコピーを載せたアイキャッチ画像を用意します。(作成1時間)。キーワードはお馴染みシズル感。
2.使用後のイメージさせるキャッチコピー
普通のマンゴーなのか、特別なマンゴーなのか、それともまずいのか。これを食べたときに感じる感情を想起させるようなキャッチピーが良いですね。商品名に該当します。「固くて切りにくく、食べると舌が超絶しびれる悶絶マンゴー」とか。ま、よくあるのは、「○○県□□さんの手作りマンゴー」とかですかね。(考えるのに1時間)
3.商品情報
ここまで読んで欲しい人は普通に買いますから、このセクションに商品情報をすべて掲載して購入できるようにします。「購入しようと考えている人が、次に気になるのは、送料や支払い方法、納期などです。これらはヘッダーに入っているので、省略しても良いですが、送料無料の場合はしっかりアピールです。(説明文等1時間)
できれば、このあたりで2とかぶりますが、ベネフィットを列挙しておくのが良さそうです。ベネフィットとは、それを使って得られる体験のことです。「お客さんはマンゴーが欲しいのではない、マンゴーを食べたときの幸せを得たいのだ。」というあれです。マンゴーを売るな幸せを売れ、ですね。
4.証拠や共感
「でも食べたらまずかったらどうしよう。」という不安を持っているユーザーは、このセクションまでやってきます。ここで、本当においしい証拠を突きつけます。1つの例がお客様の声です。「いかにおいしかったか。」というお客様の声を、実名と共に掲載します。できれば、テキストではなく、手書きフォントを使ったイメージ画像のほうが効果的です。
5.信頼
そこまで証拠を突きつけられても信用しない疑い深い人のためのセクションとでも言いましょうか。「有名パティシエも絶賛」「○○のランキングで1番」などとどめを刺すイメージです。
6.差別化
「マンゴー農家はいろいろあるけれど、俺のマンゴーこそ最高だ。」という差別化です。どこがどのように最高なのか、小学生にでもわかるように説明します。初回購入は特典をつけるとか、商品の中身ではないところで差別化する方法もあります。
7.ストーリー
後は、商品の開発ストーリーなど感情に訴えるセクションを設けるなどもあります。自家製の商品ならストーリーは簡単にできますが、メーカー市販品などを売る場合は、勝手にストーリーを捏造するわけにはいかないんで、メーカーサイトや担当者に開発秘話なんかを聞くというのもありですね。
ちなみに、お客さんの視線は、あっちこっち飛ぶので、至る所に「信頼」「差別化」の隠れキャラを仕込んでおくと、よりコンバージョン率は高まると思います。
追伸
本日は、ショップサーブのセミナーに刺激を受けてランディングページ作成に取り組みました。3時間半でなんとか納得のいくランディングページができました。人間集中力は90分などと言いますが、やればできる子です。