“面白法人”カヤック社長の柳沢大輔氏の名言です。
なるほど!と思いますね。
アプリ系やウェブ開発中心のIT企業だと思います。同社のウェブサイトは他とは一線を画している点は参考になります。特に、オモシロイなと思ったのは、「撤退事業」をあえて紹介している点です。最速で失敗して、失敗点などを振り返って次に進むというのはネットショップと共通しています。(失敗したサイト残しておけば良かった・・・でも、今後は保存!)
撤退事情の「撤退理由」が、とても勉強になったり笑えたり。
『わざわざサービスにするまでもないサービスでした。』(簡単!便利♪おひらきNAVI)
『合コンにいくリア充が社内に少なかったため。』(合コンの王様)
『萌え声でガイド案内をするというのがだめだと、鎌倉の某有名観光名所に怒られてしまいました。』(もえナビ -鎌倉執事-)
『「チンポイ拳」というネーミングが完全にアウトです。』 (チンポイ拳~不動の型~)
あと、「撤退」がすべて失敗作かというとそうではなくて、「作った人が退部した(辞めた?)」とか期間限定だったとかもあります。「SOLD OUT」という文字が入っているサービスやアプリは、文字通りどこかの企業に売却したパターンのようです。
例えば、「総務の森」。訪問した経験がある人も多いと思いますが、月間350万PVを誇る人気サイトです。2006年にローンチ(立ち上げ)して、翌年の2007年6月、株式会社カウネットに管理権を譲渡したようです。サイトも大きくなると管理が大変になりますからね。管理のために人材などの資源を増やすと会社の中心コンセプトからずれるからでしょうか。
ネットショップも売却できますよ。自分がずっと運営するんじゃなくて、売却を目指して開業するのもアリですね。そんな場合、システムは自社オリジナルだと、いろいろと問題があるので、ショップサーブなど、システム屋のシステムを使っておくほうが良いですね。
撤退事情一覧、アイデアの宝庫かもしれません。
百聞は一見にしかずで、どうぞ。
http://www.kayac.com/service/closed_and_soldout