気づけばまた確定申告の時期ですね。
もう慣れっこ、でも、ありますが、正直飽きました。
辟易です。
「面倒くさいし、確定申告なんかやって意味あんの?→ないよねぇ~。」という領域に足を踏み入れつつあります。
とは言うものの、個人事業主としてウン十年。(21年くらい?)
毎年、欠かさず申告してます。(面倒くさすぎて提出が送れたこともありましたが。)
スマホやパソコンからの電子申告にしても良いんですが、申告書作ってる感を味わいたいので、あえて紙でやってます(わらい)。
確定申告のやり方
確定申告って難しそう。
確かに。
でも、確定申告って、別の言い方をするなら小学生レベルのことをやる、ということです。
具体的には、足し算と引き算です。
「入ってきたお金」ー「出ていったお金」=「残りおいくら?」
その数字を記録して税務署に提出してやるだけです。
2022年は1,000万円入ってきた。
「でも、仕入れもしたし出張もいった。あ、そう言えばiPadも買ったぞ。」
このように、個人の一年間のお金活動は「入る」と「出る」だけで構成されています。
それを、福利厚生だの消耗品だの難しい言葉をつかって、国がややこしくしているだけの話です。
もはや悪意を感じざるをえません。
意外に親切なお国
確定申告は「入ってきたお金」ー「出ていったお金」=「残りおいくら?」で計算します。
おいくらが、思いの外残ったとします。
例えば、300万円残った。
そこに税金がかかってくるわけですが、まんま税金を書けちゃかわいそうだとの国のお情けで「控除【こうじょ】」という仕組みが仕込まれています。
例えば、「シングルマザーでいろいろ大変ですよね。300万円残ったかもしれませんが、そこから苦労した分35万円引いていいです。」と言うのです。
となると、「残りおいくら?」=265万円になります。
そこに税金がかかってきますので、とうぜん35万円を引く前より税額は安くなります。
「ちょっとまって、お子さんいるの?そりゃ大変だ。洋服やら塾やらお金もかかるだろから1人あたり38万割引しちゃうよ!」
めっちゃ親切じゃないですか。
すると「残りおいくら?」=227万円になります。
このように、「普通に生活してたら色々大変だよね~。」ということで各種控除、つまり割引制度が用意されているのです。
確定申告は、この割引制度をマックスに活用して、最終的な「残りおいくら?」の金額をミニマムにすることで、税金はもちろん、各種保険料を安くして、豊かな生活を送るための便利な制度なのです。
動画にコメントが・・・
このサイトのテーマ(起業や経営など)でユーチューバーをやってはいません。
ブログを書く中で必要なときに動画を使ったりします。
そのひとつがこれ。
どこのタイミングで動画を作ったかわすれましたが、要するに個人事業主の確定申告サンプル的な、シミュレーション的な内容になっています。
そこにコメントが・・・
公開して1年くらいでしょうか。
500人以上が閲覧して、初めてコメントが付きました。
その内容は「音声はないんですか。」
確かに、音声の解説つきだと親切ですね。
親切じゃないんです。
いや、面倒くさがり屋であり恥ずかしがり屋なんで音声はつけていないんです。
「見りゃわかるだろ。」なんてもちょっと思っていたりします。
何れにせよ、この動画で言いたいことは、「個人事業主で500万程度の売上なら税金なんか2万パーセント0円になるぜ。」ってことです。
これが1,000万とか3,000とかになってくると、また事情が違ってくるから面白いですね。
個人事業主で5,000万売り上げたところ
もう時効なんで、こっそり告白しますが、その昔、個人事業主で5,000万売り上げたことがあるんです。
実力でもなく、たまたま当たったやつです。
とてつもない労働付きの宝くじ一等の前後賞が当たった感じです。
まじめに確定申告を書きました。
税金がとんでもないことになったので、売り上げの半分以上はなかったことにしました。
「記録はありますが記憶にございません。」ということにしたんです。
ちょっとビクつきましたが、おとがめなしでした。
今の時代であれば、もしかすると税務署から電話がかかってくるかもしれません。
いや、でも、周りを見るとそうでもないかもしれません。
税務署も個人事業主にゆるいのは、昔も今も、ほぼ変わってないですね。
その後、事業も順調だったので法人化して、まともに決算、確定申告をするようになりました。
法人は金がかかる・・・orz。もう嫌・・・
設問に答えよ
受験には現代文という科目があります。
文章を論理的に読んで設問に答えていきます。
受験生ならおなじみの科目ですね。
個人的には学生時代、現代文が一番好きでしたね。(古文は嫌いすぎて一切やらなかった。)
こういった参考書が大好物でした。
ただ、今回のブログは、ただの日記なので、評論家の書くように論理的に話を展開しているわけもなく、ポジショントークで主観の塊のようなものです。
にもかかわらず、唯一、強引に設問を作るとしたら「著者が最も言いたいことを表している一文の最初と最後の5文字を書け。(句読点含む)」ですかね。
答えは、「税務署も個人」ですね。
今回の記事では、それが言いたいがために余計な肉付けをしております。
動画で言いたいのもそれ。
特に、税理士も納得する経費のバランスなどは見どころではないかと自負しております。
それがわかれば確定申告なんてちょー簡単になりません?