オズボーンのチェックリスト「大きくしてみたらどうか?(拡大)」「大きくしてみてらどうか。」以外では、「強くしてみたらどうか?」「高くしてみたらどうか?」「長くしてみたらどうか?」「分厚くしてみたらどうか?」などがあります。
大きくしてみるのは、物理的な大きさのほか頻度や付加価値、時間を長くする、というのもありますね。個人的には、さらに、量や数を「増やしてみてはどうか?」なんてのも一応考えます。
ま、このアイデアを生むための視点は、わりとポピュラーですよね。
大きくなった商品
みんな大好きポッキーの特大バージョンです。写真で見ると大きさはわかりませんが、箱の高さは28cmです。通常のポッキーが16cmほどなので、ほぼ2倍ということになりそうです。
長くしてみた
「一人用の縄跳びが先か大縄跳びが先か」は知りませんが、個人用を団体用に長くした例と言えます。また、商品の事例で言えば、女性がご存知のやつがありますが、この場での画像提供は差し控えさせていただきます。サービスについても「長くしてみてはどうか?」という視点もアリです。
強くしてみたらどうか
通常は3%や5%くらいの度数のものを10%弱まで強くしたドリンク。靴は靴でも、衝撃に強くした安全靴。接着剤や両面テープも強力なやつあります。
量を増やしてみた
最近よく見かけるのが、洗剤の大容量です。「どうせずっと使うんだからもっと容量が欲しい。」という消費者の要望に応えたであろう洗剤や柔軟剤、消臭剤などの大容量バージョンはもやは定番です。
商品名やキャッチコピーで使えるキーワード
キャッチコピーや商品名に使える大きい系をイメージできる言葉は、「ビッグ」「ラージ」「ジャイアント」「ジャンボ」「特大」「超特大」「2倍、3倍」など。
また、容量に関しては「増量」、強いは「ストロング」「パワフル」、長いは「ロング」、高いは「ハイ(HIGH)」「スカイ」「ノッポ」、分厚いは「ヘビー」、「厚い」は、英語で「thick」と言いますが日本人には馴染みがないですね。