最近、ヤフー知恵袋を見るのがちょっとしたマイブーム。
「釣り的な、意味のない質問などで荒れ果ててサービス終了も間近じゃね?」なんて思ってたけど、ジャンルによっては全然現役で稼働中のご様子。
しかも、親切に回答する人もそこそこ健在。
ちょうど20年前くらいが、ネットショップ開業の大ブーム。
今は?どんな感じだろうか。
ということで、2024年の質問に限定してあれこれ見てみた。
ハンドメイドでネットショップ開業
専門学校を出た20歳(自称)が「ネットショップを始めたい。」という。
「わからないことがあるので教えてくれ。」
「自分で調べろ」とかは回答するな、と念押し(笑)
で、その質問内容は、「経費とはなんですか?」「開業届けを出すタイミングは?」「税金はどうする?」「確定申告とはなんぞや。」など。
なんか、かわいいよね。
20年前も、この手の質問はド定番で、すでに、その回答はあふれるほどあるのに、あえて知恵袋で質問してくるとは、もはや知恵袋の熱狂的ファンなのかも。
特商法の住所問題
別の質問で、「ネットショップをやる場合住所を書かないと行けないけど、女性なんかだとストーカーなどのリスクがあると思うけど、みんなどうしてるの?」的な。
そして、ご丁寧な回答が。
自宅以外を表記する選択肢は2つ提供していた
1.事務所を借りる
2.ヴァーチャルオフィス
回答者はEC素人というのがすぐにわかるよね。
「3.住所を書かない。」という選択肢があることを知らない。
的を得た親切な回答に巡り会えたらラッキーだけど、門外漢の適当な回答を鵜呑みにした人はちょっと気の毒だ。
ネットショップ開業詐欺
「SNSで知り合った女性からネットショップ開業のお誘いがあり77万円投資。気がついたら元金も引き出せない。」
まんまと騙された悲しき質問。
EC(ネットショップ)は単なる名目で、実質的には投資詐欺かな。
詐欺のスキームを考える人たちも大したもんだわ。
77万円でいい勉強になったんじゃないかな。
「もっと大きな金額をやられている人もいるので、大した額じゃねーな。」と自分で自分を慰めよう。
いずれにせよ、詐欺の世界も結局のところ需要と供給でしょ。
騙されたい需要に騙す供給。
まさにマーケットインだ。
EC立ち上げの支援金はあるか?
「ネットショップを開業したいが支援金などはあるか?」的な質問。
おそらく補助金や助成金などのことを言っているのだろう。
「できれば返済がないものが良い。」と。
笑。
「そんなものあれば、オレ(アタシ)がもらいたいわ!」
この質問を見た人は、そう思ったことだろう。
なんとも、おめでたい発想。
それも無知がなせるわざ。
おっと、そう言えば「親ローン」というのがあったわ。
これは場合によっては返済不要の支援金になる可能性が高いぞ。
ちなみに「親ローン」は死語なのか、通常の検索で上位に出てこない・・・
GPTさんに聞くと下記の回答。
親ローンとは、主に日本で使われる言葉で、親が子供に対して貸し付けを行うことを指します。通常は、子供が住宅を購入する際に、親が資金を貸す形でサポートする場合が多いです。親ローンは銀行などの金融機関からのローンとは異なり、金利や返済条件が柔軟であることが一般的です。親子間での信頼関係に基づくものなので、返済スケジュールや利子の有無などは親と子供の間で自由に決めることができます。
ただし、親ローンを利用する場合は、贈与税に関する規定に注意する必要があります。親からの貸付金が贈与とみなされる場合があるため、適切な書面を作成し、貸付金の扱いについて明確にすることが重要です。