「ネットで売っていないものはない。」と言えるくらい、どんなものでも売っている、と思えるネット市場ですが、実は、そうでもなさそうです。というのも、世界には約190カ国があるわけですが、ネットを使えば、どこの国のどんな物でも買えてしまうか?というと、そんなことないんですよねぇ~。
ネットをいくら駆使しても買えない他国のモノがあったり、そもそも、存在自体を知らない商品もあります。英語や他国の言語が理解できないと買えないモノもたくさんあります。日本は島国ですし、英語が苦手な人が多いので、実は、意外に海外情報にうといと言えると思います。
というのも、海外商品で目をつけたものがあるんですが日本未上陸。ネット検索をしても、「この商品が欲しいのですが、どこで入手できますか?」とか、知恵袋のページなどがヒットする程度です。売れるかどうかは売ってみないとわからないんですが、そもそも入手のためのハードルが高いんです。
輸入です。
国内の商品なら、ネットなり、電話なり、FAXなり、あるいは直接訪問で、簡単に取引ができるのですが、海外商品となると、英語は必須だし、行くとなればウン十万の交通費と少なくとも2、3日の時間がかかってしまいます。さらに、関税とか検疫とか難しそうな問題が絡んできます。
裏を返せば、日本未上陸の商品を入手するのは、ごく一部の人間しかできないってことです。そのような商品こそ、これからネットで売れるチャンスが高いのではないかと思います。「国内で簡単に入手できるような商品は売れない」くらいの意識を持ったほうが良いかもしません。
ここ1、2年よく海外在住の日本人の方からお問い合わせを受けます。「某国に住んでいますが、この国の民族衣装を販売したいと思います。」とか「某国のオーガニック商品を販売したいと思っています。」、「某国のブランド品のアウトレットを卸として販売したいと思います。」など、海外からの問い合わせが、とにかく多いです。
ぜひ海外在住の日本人の方は、「こんな商品あるんだけど?」といった提案をどんどんしてほしいと思います。とにかく、日本人は海と言語の壁があるので海外情報を知らないです。
「ネット検索で出てこない。(国内で売られていない。)」というのが第一関門ですかね。すでに売られているものなら、価格で圧倒的に勝てそうならアリかもしれません。第二関門からは、潜在需要やらマーケティングやらちょい難しい話になりますが、まずは、表に出すことですね。
ちなみに、展示会などへ行くと、海外商品を探してライセンス契約などをして国内販売を展開する企業などをよく見かけますが、まぁ~ヒットする商品は少ないですね。最初は、勢いで全国のホームセンターなどに並びますが、1年もすると撤去されていたり・・・
海外在住のあなたからの情報待ってます(^o^)