ネット通販の受注管理スタイルは大きく分けて3タイプあります。
(1) レンタルネットショップのシステムで管理(ネット上)
(2) 専用受注ソフト(パソコンソフト)
(3) 受注管理専用サービス(ネット上)
(1) ショップサーブなどの、いわゆるASPを借りた場合、受注管理(納品書の印刷等)はもちろん、サイト作成やメルマガなど、ほとんどすべてをブラウザ上から行います。パソコンに頼らないシステムなので、PCをトイレに落としたり、雷でパソコンがクラッシュしても安心です。いつでも、どこからでも受注管理が在庫管理が可能です。恐らく、もっとも低コストな受注管理方法だと思われます。
(2) ネットショップ専用受注ソフトを購入(30万円~数百万円)して、PCにインストールして利用します。数人のスタッフで受注管理を行う場合、それぞれのパソコンのソフトをLANでつないで利用します。仕組みは、受注メールを受信して、メールの内容をデータベース化していきます。ソフト代やメンテナンス料などがかかるので、やや割高ですが、パソコンの性能が良ければ良いほど処理速度も早くなります。
(3) これは(1)と(2)を足したような仕組みです。WEB上に管理ソフトがあって、それを操作するイメージです。例えば、あるサービスでは、商品点数3000点まで、1サイトで月額14000円です。5サイトを管理しようと思えば月額70,000円にも登ります。(1)のレンタル料(月額4800円~)に比べるとかなり高額になります。大手企業など、複数の在宅スタッフによる運営などの場合は最適でしょう。
ちなみに、「月に数件程度の注文・・・・」なんて場合は、メール受信だけ十分対応可能です。メールを元にコピペで納品書や送り状を作成します。超旧式ですが、この程度のことに30万も40万もするソフトはいらないでしょう。
↓ショップサーブの受注管理画面(注文明細》