ジモティー・フランチャイズ実店舗

クラシファイド・サイト(classifieds site)であるジモティー。

利用した経験がある人も多いと思いますが店舗ができているらしい。(見たことないけど。)

現在は、関東に5拠点のみ。

今後フランチャイズで数百店へと増やす予定があるらしい。

起業の選択のひとつとしてフランチャイズがあるけど、その可能性を勝手に想像してみた。

※クラシファイド・サイト
目的や地域によって分類された募集広告や告知を、一覧形式で掲載する広告媒体。(wiki)

一般的なフランチャイズと異質

ジモティーのフランチャイズの内容ついては詳しくわからないけど(リリースされていない?)、コンビニやクリーニングなどの、一般的なFCとはかなり異質になるのではないかと思います。

というのも、ジモティーの収益源は広告収入がメイン。

ユーザー間の取引では、有料販売のときの手数料(5%)が多少引かれるくらいで、「あげます・ください」や「仲間募集」などでの利用は完全無料。

なのでフランチャイズで店舗のオーナーになった人は何を収益源にすりゃいいの?って話になりますよね。

なので、「加盟金300万円、ロイヤリティーは売上の15%」といった、FCらしいしくみはちょっと考えにくい。

収益モデル一部を考えてみた

ジモティを使ったことがある人「あるある」ですが手渡しの面倒くささ。(民度の低い層が多いということは一旦置いておく。)

個人的には「この場所に置いておくんで勝手に持って行ってください。」ってやるようにしてますが、そういう拠点があると助かる人も多いでしょう。

ただ、それを無料でやっちゃうとスペースは一気になくなるから、受け渡し場所として使う場合は500円。とか。

月にどれくらいの利用があるかわからないけど、100件で5万円、200件で10万円、300件で15万円・・・(ん~ワンコインでは厳しいな)

ちなみに、無料で譲る人の場合は、場所代500円は持ち出しになるけど、500円程度で売れるものなら、その程度の金額で売って相殺する方法もありじゃないですかね。
(ジモティーの安心決済は手数料5%、売上金の振込手数料は150円)

場所代500円として1回分を相殺したい場合は約600円。

売れたモノを暇な時にジモティー店舗にあずけておいて、勝手に引き取ってもらう。

FCオーナーになれば、引取人の本人確認とか事務作業も業務のひとつになりそうですね。(想像ですよ。)

社会起業

ジモティーの理念の中に「地域情報」と言う文字があるので、売上至上主義とは違って、地域になんらかの貢献ができるような要素を持った店舗がテーマになるかもしれません。

となると、営利目的のみの起業というよりは社会起業的な、多少なりとも社会の問題の解決の一助になるようなビジネスモデルが考えられそう。

なのでNPO法人とか、そっち系の事業をやっているところと相性がいいかもしれません。

「地域の人が集まる。」というところから発想を広げると、いろいろありそうですね。

地域独占エリア制

ガッツレンタカーのFCは、1エリア1社独占のエリア制。

ジモティーがFCを本格的にスタートさせた場合も、1エリア1店舗とかエリア制的しくみになるでしょう。

まあ、そんなに儲かりそうにないんで、やりたがる人も少ないでしょうが。

都会ともなると、交差点の角に2箇所も3箇所もコンビニがあるのを見かけたことがありますが、そんなことには絶対にならないはず。

なので、個人でもFC加盟できるかどうかはわからないけど、もし一般募集が開始されたなら、早いもの勝ちになるかも。

ただ、ジモティーの店舗を持つことがどんな強みになるのか、収益モデルはどのようになるのか。

ただ、ジモティーってある程度知名度あるので、料金とは別に、店舗を持つ場合には、多少の集客効果はあるかもしれません。

気になる人は、詳しい情報をウォッチしていきましょう。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。