本来であれば年末に、大掃除だの断捨離だのをすることが多かったんですが、今年は年が明けてから断捨離スイッチがオン!
ついでに大掃除スイッチまでオン。
ことあるたびに断捨離は進めてきたんですが、それでも、家電が壊れたり、模様替えした時に余る家具など不要品が目につきます。
で、重宝するのがジモティー。
ジモティートラブル3件
ジモティーはかれこれ何年使ってるかわかりませんが、取引回数も100を超えているんで、けっこう長いんじゃないでしょうか。
そんな数ある取引のなかで、残念ながらトラブルと言えるようなトラブルは経験していないんです。
すごいトラブルなんかがあればネタになって面白いと思いますが、印象に残っているのは3件くらい。
1つ目と2つ目は、ただのドタキャン。
こちらは無料で出品していたんですが、当日になって「子供が熱を出した。」とか「借りる予定の車が借りられなくなった。」とか、ウソっぽい理由でキャンセルされました。
まぁ、ブッチに比べると連絡をくれるだけましですけどね。
にしても、こちらは時間作ってモノを用意して待機しているわけで、「その時間を無駄にさせてしまった。」みたいな感覚があるなら、後日、「なんとしてでも引き取る。」くらいの誠意は欲しいところですが、しょせん無料ですからね。
ユーザーの意識もそのレベルです。
メッセージで「すみません。」で済ませられてしまいます。
3つ目は、ドタキャンではなくて「引き取りに来てキャンセル」という超おバカさん。
オフィス用の書類棚を無料で出品して「重いので絶対に車が必要。」って目立つように書いていたんです。
にもかかわらず、電車と徒歩で来たんです。
腰がくだけましたよ。
「明日、改めて車借りて取りにきます。」とかなら、優秀ですが、あくまでタダでもらうのが彼らのテーマですから、「そこで金をかけたら負け」と思っているかどうかは知りませんが、「無かったことで」ということでお帰り。
ジモティーの利用層
ジモティーは、もっぱら不用品処分がメインです。
ひたすら不用品の処分をして、毎回手渡しなんで取りに来る人と顔を合わせるんですよね。
これがまた実に楽しい。
99%の人は約束を守るし、対面時も常識的なので、直接会って不快な思いをしたことは1回もないです。
みなさん喜んでくれますし、時間も守るしマナーもいいし、なんら問題なしです。
1件だけアジア系外国人がいました。
おそらく不用品を持って帰って売るんだろうな、みたいな。
それも、コミュケーション時にちょっと「?」と思うことこそありましたが、約束の時間通りに取りにきましたから国籍は関係ないですね。
あと、ワンボックスカーで家電を取りにきた中年の女性がいたんですが、運ぶのを手伝って、トランクを開けると犬!
車に犬がいてもなんの不思議もないんですが、明らかそこに住んでる感満載。ボロボロの毛布とかが敷いてあって、犬臭がぶわーっと。
おそらくですが、家を持たず、犬と一緒に車で生活している人じゃないかな。
ほんと、いろんな人がいます。
トラブルを避ける方法
実は、ジモティーを使い始めた最初の頃に気づいたことがあります。
「普通にやるとしんどいな。」ということです。
というのも、ジモティー利用ユーザーはピンキリで、どちらかというとキリが多い印象です。
だから、ジモティー利用層でも、本当にクズのような低レベルな人に絡まれないように対策を考えました。
具体的にはテンプレート使わせない。
ジモティーには、気になるモノ、欲しいモノを見つけたら、「ぜひ譲ってください。」とか「まだありますか?」というテンプレートをポチっと送信できるんです。
受付終了でなれば、まだ募集しているのに「まだありますか?」みたいなのを送ってくるわけです。
そこでいちいち対応してもいいんですが、無料で出品すると100件、200件とメッセージがきます。
全部読めるか!
です。
だから、テンプレートを送る人は100%除外して、しっかり説明を読んで、本当に欲しい人が、自分の言葉でメッセージをせざるを得ない説明文にしてしまったわけです。
これが効果絶大で、これまでドタキャンこそ数回ありましたが、スピーディーに不用品を処分できた秘訣だと思っています。
ジモティーのビジネスモデル
古くからネットやっている人には懐かしい「あげます&ください」掲示板の延長です。
リクルートがやっていたネットフリマもそうですね。(名前忘れたけど。
当時の掲示板もリクルートのフリマも続かなかった理由は、収益化できなかったということに尽きるでしょう。
個人で、CGIを使ったCGI掲示板であれば運用コストなど、サーバー代の100円、200円で済みますが、組織としてシステムを運営するとなると、そりゃ、人件費「が」すごいことになりますよね。
撤退して当然です。
アイデアは良かったけど、ちょっとタイミングが早すぎたって。
その点、メルカリもそうですが、ジモティは、昔で言う、ただの「あげます&ください」掲示板ですがマザーズに上場するレベルまで来ています。
もっとも、売買の手数料(フリマ的に売買もできる)や広告収入など、利用ユーザーの所得が高いサービスに比べると、それほどではないのかな?と思いますが。
話は逸れましたが、アイデアは別に新しいモノでも斬新なものでも、なんでもないんです。
20年以上前にネット上に普通にあった無料サービスと同じ。
大事なのはタイミングと技術力。
「今これやったら儲かる!」みたいなアイデアがあっても、確かにそれが高確率で当たりそうでも、それを実現する技術力がないとゼロですからね。