売れる商品が簡単にわかるとイイですよね~<(^o^)>
長年ネット通販をやってきて、本当に苦労した、というか、今も苦労しているのが「売れる商品を見極める力」
の不足・・・
「「これは売れる!」と思って仕入れたけど全然売れなかった。」というのが、ユニクロの柳井さんの著書「一勝九敗」じゃないですが9割くらい(泣)。
何が辛いかって、在庫の山。見るだけで萎えるし、オフィスに行きたくない原因。
筋力をつけるのに筋トレをするように、商材の見極めも、ある意味トレーニングではないかと思います。
いろいろ見てきたので、今は「目利き」もマシになってきました。
というわけで、昨年の展示会で「これ気になる!」と思った、あまり関係のない業界の商品について、1年経って、あれこれ考える回。
コンパクト・ガーメント・プリンター
紙にイラストを印刷する要領で、Tシャツ(衣類)に簡単にインクでプリントができるガーメントプリンター。
でも、普通のガーメントプリンターは、そもそも玄関通るのか?というくらいバカでかい。
そこに、リコーさんが、コンパクトなガーメント・プリンターを発売しました。
ちなみに、「ガーメントプリンター」と聞いて、知っている人が思い浮かべるのは、こんなやつでしょう(^^)。
リコーさんのと比べると、6倍以上はあるのでは?と思えるほどのデカさです。
リコーさんのウェブサイトでは5つの導入事例がありますが、「バリバリTシャツ販売をやっているお店さん」というのは、なさそうですね。
ま、今はオリジナルTシャツ作るならオンデマンドが主流ですから、こういった機械モノの販売は若干、時代に逆行しているのかもしれません。
ちなみに、オンデマンドTシャツの業者は、ガーメントプリンターが主流ですね。
癒しロボット
「ただのぬいぐるみじゃん。」って思えますが、癒しのロボットですね。
タカトミーのダッキーちゃん。
しゃべったり、自分の名前を呼んでくれたりするみたいです。
ぬいぐるみはもとより、この種のロボットを購入する人の心理はまったく理解できませんが、あきらかに、好んで買う層が一定数いるのは間違いんですね。
アマゾンを見てみたら、「思ったほど売れてなさそう」な感じもしないではないですが、仕入れサイトのトップセラー(topseller)でも、同じようなロボットが、常に売れ筋に入ってますから、そこそこ売れているのでしょう。
最近は、ベンチャー発の「LOVOT(ラボット)」ってロボットも発売されています。
こちらは、「買っておしまい」の買取式ではなく、なんと、サブスクです。
月額約2万円~
「え?そんなの買う人いるの?」って思いますが、おそらくいるのでしょう。
LAVOTが、これまでの癒し系ロボットと違うのは、超ハイテクということらしいです。
ロボットの全身にセンサーが埋め込まれ、内部もIoTだのM2Mだの、よくわかりませんが、「パソコン2台分くらいの電子部品やセンサーが入っている。」といった話を何かで見ました(うろ覚え)。
ん~、ついていけないわ。
ロボットよりパソコン買い換えたい。
無重力リュックサック
手提げかばんやショルダーバックより、リュックのほうが楽ですが、たくさん詰め込むと重いですよね。
そんな、小さな悩みにソリューションをぶつけてきたのが「無重力」というキャッチフレーズを枕詞にしたリュック。
もちろん、無重力はイメージで事実ではありませんが。
このリュックに「無重力」という言葉を使っているところに「わお」と思ったので、チェックしていました。
どこのメーカーかはメモしてなかったのでわかりませんが、「おそらくこれじゃね?」というのが以下の商品。アメリカの特許もとっているみたいですね。
レビュー数を見る限り、爆発的に売れている感じはないですね。
その原因ではなかろうか?と思えるレビューがありました。
気に入ったことはしょった感じの軽さ。気に入らないのは価格。
amazon.co.jp
うまいこと言いますね。
一般的に無名ブランドに期待する価格は、3000円から、高くて9980円くらいでしょうか。主観ですが。
ブランドがつけば、1万でも2万でも10万でもいきますが、「アメリカ特許」訴求でこの価格設定になったのかもしれませんね。
日本人はブランド好きですからねぇ。ちょっと、ベネフィットと価格にずれがあったのかもしれません。
と、ここまで書いておきながら、メーカー名(ブランド名)をメモっていたのに、うっかり見落としてました。
baten(バテン)。
こちらのメーカーさんのブースを見たのでした。アマゾンで売ってなさそうです。
ウェブサイトはWix。ネットショップはBASE株式会社。
楽天やヤフーでも、 直売ではなさそうですが、 販売されているようです。
ただ、あまり評価もなく、ちょっと厳しい(売れてない)のかな・・・?という印象。
まぁ、リュックだのカバンだの、財布だのって超レッドオーシャンですからね。
知っているカバンメーカーも風前の灯ですし・・・
洗剤がいらないクロス
こちらは、イギリス発、洗剤なしで、水だけで除菌までできてしまうという「イークロス」。エコ派にとっては気になる商品です。
アマゾンのレビューも上々。結構売れている感じですね。
世界的に「2030年代半ばにはガソリン車廃止」みたいな流れにありますから、もしかすると、「界面活性剤廃止」みたいな流れも出てくるかもしれませんよね。
ガソリン車廃止もふくめ、SDGsとか、世界的にエコや「持続可能な」に向かってますから、地球環境に害を及ぼすような産業にかかわる人は、ちょっと考えたほうが良いかも?なんて思いました。
エコやらロハスやら、まだまだニッチな感じがしますが、何かの拍子に一気にブレークするかもしれませんからね。
昨年のCOVID-19のように。
あ、クロスは、欲しいとは思わないですね。
「洗わなかったら臭くなった。」というレビューを見て、布ふきんと同じじゃんって思っちゃいました(一般人の思考ってそんなもんっしょ)。
「永遠に、臭くならない菌のわかないクロス」なら欲しいですね。
プリマレックス
個人的に、「これまでにない機能」を売りにした商品が好きなので、メモっていたうちの1つ。
リネン系の山甚(やまじん)物産株式会社が販売する「プリマレックス」は、要するに「クッション」の一種。
ウェブサイトによると、
プリマレックスは特殊ポリエチレン樹脂をバネ状にし、融着させて仕上げました。へたりにくく通気性、透水性、体圧分散に優れたクッション材です。
https://www.yamajin.co.jp/product/details.php?eid=00032&id=1
なるほど。「へたりにくい」というのは魅力的だ。
サイトには、さらに具体的に6つの特徴が書かれています。
(1)通気性が良い
(2)熱を逃がさず冬や暖か
(3)洗える
(4)寝返りが楽
(5)体圧分散
(6)体を支える
(7)ダブルクッション構造
参考:https://www.yamajin.co.jp/product/details.php?eid=00032&id=1
一般消費者として、飛びつきたくなるような訴求店があるとは感じないですね。通気性が良いとか洗えるとか、よく聞きますもんね・・・
では、アマゾンチェック!
見た目、普通のマットですが、その価格:66,000円也!
庶民としては、マットに66,000円は「ない」ですよね。ニトリで5,000円くらいのマットレス買いますよね。
というわけでアマゾンレビューはゼロ。
ただ、こんな価格なので、「もしかすると、このマットで寝ると、驚くような体験ができるのかも?」と、ちょっと気にはなります。