「ハミングバード」と聞いて「何それ?」というあなたは相当遅れていまよ。
本日学んだ専門用語、英語で言うならテクニカル・ターム(technical term)をブログで復習します。
結論から言うと、ハミングバードとは検索アルゴリズムの名称です。
検索アルゴリズムとはグーグルが「どのように検索結果を出しているか」という仕組みの部分のことです。
アメリカではハリケーンに「カトリーナ(Katrina)」や「アイバン(Ivan)」と人の名前をつけるように、無形のものまで人名や動物の名前をつける文化があるようです。
日本人は頭が硬いのか、台風は13号だとか15号だとかのままです。
だからと言って、「大型の台風ギルバートが小笠原諸島付近を北西に進んでおります。」と聞いてもピンとこないですね。
「史上最強の台風ポチが関東に上陸。」とやってしまうと、安全そうで逆に危険です。
さて、ハミングバードは検索アルゴリズムですが、今までの何が違うかというと、簡単に言うと「会話式検索に対応」という感じです。
本来、「渋谷 飲み放題 居酒屋」といった検索方法がポピュラーですが、最近は「居酒屋で飲み放題が渋谷なお店は?」なんて音声で検索するユーザーが増えてきたように、アルゴリズムのそういった方向に向かっているようです。
スマートフォンを使ってる場合は、音声検索がしやすいですが、パソコンの場合は、まだまだ文字検索です。
でも、アクセス解析を見ると会話型検索ワード、というかセンテンスがあるんですよね。
こんな感じ。
「会社でコピーしてやりコピー代をもらった場合の仕分け」(「コピーしてやり」ってw)
「会社でどれぐらいヤフーストアを申し込むことができますか」(!?)
「hpを自社で作製かショップサーブに依頼かどちらが良いでしょうか」
(当然ショップサーブでしょ!)
「ネットショップをするにあたって運送業者との契約とクレジットや銀行等の契約どちらがいいですか?」
「ネットショップ 勝手に買ってきた物 売っていいの?」
「ネットで販売する雑貨の買い付けをするのはどこがいい?」
そこで、「じゃ、これからは、会話式で検索されたことを考えてページを作ればいいんだ。」と思ってしまいそうです。
そうではなく、ハミングバードは、このような会話式の検索センテンスからキーワードを拾って、それにマッチするサイトを探してくれるということのようです。
特に、キーワードにマッチするよ言うより意味がマッチするサイトを選ぶという感じです。AIですね(人工知能/Artificial Intelligence)。