日経新聞のWEBを見ていたら次のような広告が出ていました。
PR『星野リゾート、星野佳路代表が経営者として常に目標にしていることは/HUBLOT』
ひと目でタイアップ広告ということがわかります。HUBLOTは、腕時計が好きな人はよくご存知のスイスの高級腕時計メーカーです。150万円くらいのものから3000万くらいのものまで、なかなかのラインナップです。
広告をクリックした後は、星野氏のインタビュー記事です。「フラットな組織文化を作りそれを守っていく」という経営理念です。2ページほどのインタビュー記事の1ページ目には、星野氏が愛用しているというHUBLOTの写真があります。
これで、星野氏ファンの人は、この腕時計ブランドに興味を持つことになりそうです。女性が「ファッションモデルが着ているブランドの服を買う」というのと同じですね。
さてさて、それはさておき、この記事中のこの広告。1週間で150万円です。トップページ以外のWeb刊各面や速報ページなどに掲載されて、期間中700万ページビューが望めるポジションです。クリック率までは公開されていないですね。
腕時計の単価や客層を考えると、かなりお得なような気がします。ただ、広告料金以外、取材費、ランディングページの制作費もあるので、トータルの予算は、勝手な想像ですが、多く見積もって約200万円程度でしょうか。
ランディングページが、外部サイトではなく、nikkei.co.jpのサブドメインに置かれていることを考えると、広告と取材、LP制作のパック商品なのかもしれません。日経ですから、ウェブ制作の専門部署があっても不思議はないですからね。
広告を出稿するHUBLOTが、「取材の手配をして、自社や外注でランディングページを用意して日経に納品」というパターンも考えられますが、前者の可能性が高いように思います。
取材やインタビューと聞くと「取材陣がやって来る!?」と思ってしまいます。でも、ネット系は、メールや電話だけで済まされることが多いですが、この記事の場合は、写真もあるので、ちゃんと取材に行っているのではないでしょうか。取材楽しそう。