当社はネット通販(Shopify利用)や他の事業も行ってますが名実ともに完全ホワイト企業。
でも、人の不幸は蜜の味。
他人の不幸を面白がり喜ぶ。
これは人間の性。
「私はそんなことはない。」という人も、不幸な事故や事件のニュースを興味津々で見るでしょう。
有名人が不倫や不祥事でドロドロ状態にっているニュースも、エンターテインメントして喜んでみる。
そして会話のネタにする。
人とはそういうものですな。
同じく!ブラック企業を辞めた話など、甘くおいしいじゃないですか。
「で、それで?それで!?」と興味津々で根掘り葉掘り聞いてしまいます。
ですよね?
今日は、某ユーチューブチャンネルからブラック企業を辞めた人の声を見て「これはおもしろ!」と思った話などを取り上げて、勝手に学び楽しんでしまうという記事でございます。
ブラック企業の定義
厚労省によるブラック企業の定義ぽい三原則は次の通り。
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
など。
ただ、これは、厚労省も「などと言われています。」と書いてあるように、学術的な定義があるわけでもなく、極めて曖昧な言葉であることは否めないでしょう。
「あの会社ブラックだから辞めた。」なんてよく聞きますが、何があったかしらないけど「嫌になったから辞めた。」ということを、わかりやすく「ブラックだから」と表現したのであって、必ずしも厚労省の3原則に当てはまるとは限らない。
要するに、ブラックかブラックでないかは、働き手の認識によりけり、といった感じでしょう。
ダイソー
ご存知百均の代名詞のダイソーさん。
辞めた人の声の例としては『バイトだけど出張が多くいろいろ手当がついて月収30万程度稼ぐことができる。』
え?バイトなのに出張があるの?楽しそうですね。
そう言えば、若い頃派遣のバイトしてたけど、確かに普通に出張があったな。
だから、バイトが出張ってのもおかしくないですね。
『正社員だけど重い商品を運ぶなどの重労働がある。担当エリアの店舗管理もあるので頭も体も大変。』
いやぁ、ダイソーは物販ですからね。
しかも薄利多売で物が多いので体力は使いそうですね。
「体力づくり(筋トレ)と思ってやればいいじゃないか。」なーんて思っちゃいました。
『休みの日でも平気で店舗や上司から電話がかかってくる。』
それだけでブラックと言われるとね、、、割りとどこの会社でも普通というか、こういうことを言う人は、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と割り切るタイプの人ですね。
うちの社員にもいますが、ストレスをためやすいと言う特徴があるように思えます。
電話がかかってきて「返答するだけ」で済むけですから、返答してやればいいじゃないか。なんて思っちゃいますね。
お医者さんなんて休みの日、いきなり呼び出しとかあるわけですから、あ、病院もかなりブラックだなw
JX金属
無知でございました。
「JX金属」なる企業があるなんて、生まれてこのかた19年全く存じ上げませんでした。
かなり優良企業のようです、リクナビによると30歳で年収630万円、40歳では860万円(賞与含む)だそうです。
わー雇って雇って(完全在宅で)
さて、『送迎会や部内交流会などの飲み会の費用は会社が全額負担』
まじか!完全在宅で飲み会だけ呼んでくれ。
本社は完全フレックス制でホワイト体質だそうですが、『工場などの現場は24時間かどうしているのでハードワークになる』とのこと。
大きな企業になると分業が進むので部署も多岐にわたり、部署間による負担の格差が生まれるのは当然っちゃ当然ですね。
経理とかめちゃくちゃ楽じゃないですかね。
ま、そのかわり、今後確実に人がいらない部署にはなっていきますが。
あと、おもしろかったのは『少数精鋭と言えば聞こえは良いけど、要は人手不足。』
物は言いようですね(^^)
大塚家具
ゴタゴタがニュースでも騒がれた大塚家具。
ただのゴタゴタだけならいいけど、業績も急降下ですから、そりゃ働いている人にとっちゃヒヤヒヤものでしょう。
結果、『新卒同期は3年以内に8割が辞めた』と。
ゴタゴタがあっても、労働環境が整っており、しっかり給料が支払われいれば、そんなこともないんだろうけど、明らか衰退モードですからね。
『集客キャンペーンが値引き一辺倒。もっと他にあるだろ。』
マーケティング部なり経営層の知識やスキルがないか、やる気がないかどっちかでしょう。
昔から、「値上げする企業は生き残り値下げする企業は潰れていく。」という法則があります。
その通りですね。
もちろん例外はありますが。
伊藤園
『ルート営業の仕事は自販機の補充が中心。営業らしい営業のしごとはほぼない。』
まじか。
あれは正社員の仕事だったのか。
ただのバイトだと思ってたぞ。
街で見かけるあの『ドリンクを大量に積んだトラック。会社はこれを営業車と言う。』
おもれーwww
そんな実情にありながら『伊藤園という肩書があれば、以外に転職はうまくいった。』らしい。
世の中の人は、伊藤園の営業車の意味を知らない人がほとんどですから、「伊藤園(東証一部上場(今はプライム))」ですから、「すげー」ってなりますよね。
伊藤園じゃないですが、プライム企業に努めている部長さんか課長さんかしらないけど、状況企業って聞いただけで「勝手にすごい」って思っちゃいますもんね。
まぁその人は、仕事ができるのかできないのかしらないけど、プライベートはただの飲んだくれですが。
楽天
メイン事業は、ネット通販(Shopify)という関係上、個人的には大好きな(ウソ)の企業。
『繁忙期はほとんどプライベートがなく』
楽天に限らず、お勤めの方は、よく「忙しくてプライベートがない。」という表現をしますね。
「プライベートがない。」なんて聞くと、三木谷さんはじめ上司や同僚が自宅まで押しかけてきて、何なら「トイレや風呂にまでつきまとってくる。」みたいなイメージしちゃいますね(笑)。
「一緒に寝ちゃう?」みたな。(それはヤバいか)
企業に勤めたことがことがないので、そういう感覚がわかりませんが、要するに「プライベートを楽しめる時間や体力、気持ちの余裕がなかい。」ということでしょう。
自分で事業をやってると「プライベート=仕事」のようになって、その境界線はなくなります。
オンオフの切り替えもいらないんで楽なんですけどね。
まぁ、エコじゃなくて環境に悪いかもしれませんが、ずっとONのつけっぱです。
『古参お執行役員は「寝袋を机の下に置いていた」と自慢。』
創業グループですかね。
武勇伝かなんか知りませんが、自慢したい気持ちはわかりますよ。
でも、ただ給料をもらいに来ている人に、そんな話をしてもバカにされて終わるのが関の山。
「そんな自慢されても草www。給料上げろやボケ。(内心)」で終わり。
それが、逆に、起業を目指してギラギラしている人だと「わぁ~すげ~、俺もそんな体験してみてぇ~。」なんてピュアな反応をしてくれます。
言う相手を選ばないと・・・
『スピード重視の会社。遅い100%の提案より早い60%の提案が評価される。』
これは企業経営としては正解ですね。
うちも仕事が遅い人がいるんですよね。遅い=損失ですから、「完璧じゃなくても良いから早く出せ」です。
なんでスピードが大事かという理由は、経営者側になるとすぐに理解できると思います。
パナソニック
『「モノを作る前に人を作る」という理念が形骸化。』
そりゃそうでしょうよ。
松下電器は今から100年以上前に創業したわけで、その時に比べ、人も環境も社会も全部まるまる変化しているんですから、そんな大昔の理念なんて役にたたんでしょう。普通に考えて。
モノ作りニッポンとは言え、家電(家電好きなんで(コスモスベリーズで仕入れて家電を売っていた!))を見ていると、国内メーカーのアイデアのなさやスピード感のなさ、デザイン力なさ、もはや時代にそぐわなくなっています。
企業体質がそうさせているのでしょうね。
企業は時代に合わせて変化するのが本来の姿でしょうが、旧態依然というか古い体質のまま、来てしまったんでしょう。
いまや家電の多くは、山善やアイリスオーヤマなどのジェネリック家電メーカーやANKERなど、中華系に完全に侵食されていますもんね。(中華をバカにするなよ!いい商品「も」作ってんだから。)
家電好きから言わせると、パナソニック製品で、使ったことあるもののなかで優秀だと思ったのはモバイルパソコンのLET’S NOTEくらいですね。
ただ、これも、『値段ばかり吊り上げてダサい筐体は変化なし。』なので、世界で勝負できるような「デザイン」とかに移行しないと「今後厳しいんじゃね?」なんて、個人的には思います。
『社員なんてロボット。壊れたら替えりゃいいんだよ。』
この言葉は、ユーチューブチャンネルのコメントについていて「上層部がそう言ってと聞いたことがある」という伝聞中の伝聞の言葉なので信憑性はゼロです。
でっち上げ、捏造かもしれません。
でも、多くの会社は、口が避けても言いませんが「そう思っている」ことが大半です。
いや、思っているというか「会計上は」そうなっているんです。
役員でも社員でも、バイトでもパートでも、働く人の給料は全部「経費」なんです。
経費とは、会計の分類上、パソコンやコピー機に始まり、石鹸やトイレットペーパー、ダンボールなどの梱包資材などの消耗品と同じカテゴリで処理されます。
「今月トイレットペーパーや社員の費用だいぶかんかさんだな。来月はもっとおさえるようがんばろ。戦力にならん美木谷のシフトは減らそう。」みたいな。
「人間」という仕訳科目もカテゴリも存在しません。
つまり、「社員なんてロボット(機械)」という言い方は、会計の視点から見た場合、あながち間違った表現でもないんです。
そもそも、働く側も「いくら貰える?」「何日休める?」「ボーナス何ヶ月分?」という風に、会社側に求めるのは数字が基本じゃないですか。
会社は社員を数字として扱い、働く側も会社を数字として見ているわけですからお互いさまですね。(*´∀`)