「長年カラーミーでやってたけど、そろそろもっとスペックの高い ショップサーブ に乗り換えようかしら?」
そんなお店さん多いですね。
逆に、「カラーミーからショップサーブ」というのは、あまり聞きません。
業者に頼めば5万~30万円!?
さくっと調べて出てきたのが、サーバーの移行、引っ越しを代行してくれるサービスを提供する業者さん。
基本料金1万円に、1商品あたりの移行費100円ほど。1000点の引っ越しなら、少なくとも税込み11,8000円になります。
当社のように1万点近く扱う場合は100万円!?
いやいや、バカげてます。
セルフ移行なら0円ですが、何か?
これ、実は、データベースCGIを使えば0円でさくっとできてしまいます。
仕組みはこうです。
カラーミーから商品データのCSVファイルを取り出して、それを適当なサーバーにアップロードして、1クリックでショップサーブ用のCSV配列に組み替えるだけ。
組み換えが完了したCSVファイルをダウンロードして、データのお引っ越し完了。
これは、カラーミーの商品データをダウンロードしているところ↓
こちらは、ショップサーブの商品データのダウンロード↓
残念ながら、商品画像はサーバー側から一括ダウンロードはできないので、パソコン上に必ず保管しておきましょう。
テンプレートの移行はどうする?
ショップサーブ のデフォルトテンプレートをカラーミー同様のコーディングにしたいところですが、はっきり言って、その必要なしです。
というか、そんなことをしようと思うと、HTML+CSSと格闘して、気が付けば大阪万博も終わってしまってるでしょう。
SEOを意識してのことだと思いますが、ショップサーブのコーディングはよくできていて検索に、とっても馴染みやすいので、カラーミーのテンプレートやコーディングは忘れても良いです。
ショップサーブのテンプレートで新たに、同じコンテンツを組み立てて行けば問題ないでしょう。
データベースCGIでさくっとデータ変換
CGIなど扱える人のために、もうちょっと具体的に書いておくと、「coolandcool.net」さんのデータベースCGIを使うと良いです。
データのコンバート用にカスタマイズするのはCGI付属のHTMLテンプレートです。
CGIに付属してくるテンプレートはHTMLなんですが、この表示を「,」区切りで表示させるだけです。商品ページ用のHTMLファイルを作るよりはるかに簡単ですよ。
(例)<body>~</body>の間に、「■1■,■5■,■4■,■2■,■3■・・・・」と書き換えるだけです。数字は、アップロードしたカラーミーのファイルの列を、ショップサーブの対応する列に配置換えするイメージす。
超簡単に書くとこんな感じ。
カラーミーが 1:品名 2:価格 3:品番
ショップサーブが、1:品番 2:品名、3:価格
このような配列の違いがあるとします。
このような場合、カラーミーの3.品番を先頭に持ってきたいので、テンプレートは■3■から始めて、■1■,■2■と続きます。「■1■,■2■,■3■・・・」と書いてしまうと、カラーミーのデータファイルをそのまま書き出してしまうことになるので無意味です。
書きだしたデータをコピーしてメモ帳に貼り付けて「.csv」で保存して完了。
ん~~~データベースCGIは超絶便利です。
CGI配布終了の悲劇→実はエクセルで行けた
追記です。上記「coolandcool.net」さんのデータベースCGIが、2015年11月(HTMLファイルの更新日より推測)で配布を終了しているじゃないですか。
嗚呼、、、なんと寂しい悲しい。
もう商品データの一発変換ができないじゃないか!(泣)と思ったのもつかの間、「これってエクセルで簡単にできるんじゃね?」と思いつきました。
普通にできるじゃん。CGIなんて使わなくても(爆)
難しく考えすぎてました。
エクセルでかんたん変換
エクセルで数式を使って簡単に変換することができます。
数式と言っても「=A3」という、とてつもなくシンプルな式です。小学生でも入力できるレベルですね。
こんな感じ(変換イメージ)。
カラーミーではABCと並んでいたデータを、ショップサーブ用にACBと並べかえるための数式です。
参考画像は3行目を使っていますが、1行(A1)から始めてもかまいません。どこでも良いです。
では、実際にABCをACBと並べかえるエクセルの動きをご覧ください。
これだけでわからなかった人のために、サンプル商品データを使って、一気に変換する動画も作ってみました。(ヒマか!)
エクセルで「=〇」を使って列を入れ替える方法は理解できましたでしょうか。
※後半、できたデータをコピペしていますが、これは無視してください(笑)
この後の手順としては、カラーミーのデータ(動画ではA列からD列)を削除します。するとショップサーブ用のデータになるので、これをCSV形式で保存して完了です。
うまくいけば、おめでとうございます。
です(^^)
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