カルチャースクールって!
久々に聞きましたね。
というか、数年前に英語系の1日だけのカルチャースクールに行ったことがあったのを思い出しました。
そう、カルチャースクールを自宅でやるって副業とかにもってこいなんですよね。
実際に、語学とかの習い事の自宅教室をやっている人は知らないだけで相当数いますよ。
個人的に知っているだけで4、5人もいますから。
全員女性で主婦が多いですが。(彼女たちが開業届けを出しているかどうかまでは知らない。)
開業届けは必要か?
開業届けと言えば個人事業主ですが、これもよく質問を受けますね。(個人事業主歴20年以上です。)
いつもお答えするのは、こんな感じ。
「すでにお客さんがついていて、ある程度の収入が見込める場合は、開業届けを出して確定申告をしたほうが良いですよ。ただし、これからスタートするにあたりお客さん集めから始める場合は、ある程度の収入が入るようになってからでも遅くないです。」
例えば、自宅教室を初めて半年とかは結構いろいろやることがあって大変です。
そこに開業届けとか帳簿とかプラスされると、いくら時間があっても足りなくなるものです。
まじめに一生懸命開業届を書こうが帳簿をつけようがお客さんが増えるわけでもなく売り上げが増えるわけでもないですから、教室を始めてからのスタートダッシュは事業を作ることに専念するのが「賢い」選択です。
もちろん、「開業届けを出さないと気がすまない!」なんて場合は出せばよいです。
開業届けを出さず、自宅教室を始めて売り上げもない状態で税務署が何か言ってくることは100%ないですから安心してください。
税務署が何か言ってくるようなパターンは、「生徒さんがめっちゃいて明らか事業をやっている。めっちゃ羽振りがよい。(儲かってそう。)」と思った近所の人が税務署に密告するようなときです。
そこで無届けだと「開業届け出して確定申告してくださいよ~」って言われる程度です。(税務署も暇じゃないんで、いや、むしろ忙しいんで、うん千万円とか売り上げてないかぎりスルーされます。
お客さん集めの方法
カルチャースクール系の自宅教室は、はるばる飛行機に乗って通う生徒は、まずいません。
ほぼ100%近所の人か、電車で通える距離の人です。
逆を言えば、商圏はご近所。
ご近所で生徒さんを集める時は、インスタやフェイスブックなどSNSとかよりも「紙」が効果的です。
ひとつはポスティングですね。
チラシを作ってコンビニでカラーコピーなんかをして近所に配りまくる。
1000枚配って3人の生徒さんが見つかれば大成功です。
「そんな時間はない。」と言う場合は、有料になりますが地域のフリーペーパーに数行の広告を出すのが良いですね。
文字だけの広告は2~3,000円からと割と安く出せます。
新聞折込チラシも地域を絞って出せるので1~2万円も出せば相当数くばることができます。
あとは戸建てなら、道路から見えるところに「リトミック教室」とか「ハンドメイド教室」といった手作り看板でも設置しておけば、問い合わせて来る人もいます。
お月謝制はもう古い?
現金お月謝制のメリットは「ニコニコ現金」というのが一番です。
後は、「生徒さんがいつでもやめれる。」というのも大きいです。
スポーツジムのように半年契約とか年間契約とかにしてしまうと、敷居が高くなるので生徒さんも来づらくなります。
ただ、現金はどんどん利用機会が減ってきているのでPayPayとかクレジットカード払いを取り入れていたほうが良いでしょう。
「生徒さんが全員お年寄り。」なんて場合は、全力で現金です。
でも、若い人もターゲットにするならカード払いなどができたほうが生徒さんは集まりやすくなります。
今では個人でもクレジットカードが簡単に扱えます。
固定費も無料で、売り上げに対する手数料が3~4%程度です。
有名なのはsquare(スクエアー)ですね。
STORES(ストアーズ)決済も使っている人を知っていますが、まあ、どこを使っても大差はないです。
手数料だけ気にすれば良いでしょう。
あ、楽天だけはあまり良い話を聞かないので、オススメはできないかも。(実際どうなのかは知らないけど。)
予約システム
予約システムもITの力を借りると業務の手間が省けて楽です。
これも生徒さん全員がお年寄りの場合は、電話と手書きノートですね。
「スマホから予約してください。」と言っても、できませんから。
でも、若い人がターゲットならスマホで予約できるシステムは取り入れておいたほうが良いでしょう。
「友達以外に電話しない。」という若い人も多いですから。
スマホでちゃちゃっと予約できて決済もできれば、教室運営のシステムとしてはパーフェクトになります。
予約システムはいろいろありますが、結構高いですね。
無料でやる場合は、フォームメール+ブログですね。
「スマホから予約メールを入れてもらって、予約状況をアメブロとかの無料サービスで公開する。」
生徒さんはブログで空き情報を確認できる。
ただ、これは在庫管理ができないので、ダブルブッキングのようなミスが起きがちなので注意が必要です。