今日人づてに相談を受けたというか、いや、相談ではないです。
『知り合いが「ネット販売を始めたい。」って言ってるんです。でも、おれ、興味ないし詳しくないから、てきとーに聞き流しただけだけど・・・。「売りたいモノはない。」って。』
という感じ。
もう、ネット販売始めたいけど売りたいものがない・・・
「なにがしたいの?」って感じですよね。
売れるモノを売れ!
売りたいモノがない人は、ネット販売したけりゃ「売れるモノを売る」に限りますね。
おそらく、彼は「ネット販売」という体験に興味があるのでしょう。
まさか「いまどき、ネット販売が簡単に儲かる。」と思っているとは考えられないですが、基本、「ネット販売」は、(やったことのない人にとっては)楽しいですからね。
で、売りたいものがなければ「売れるモノを売る。」これが大原則になります。
当たり前っちゃ当たり前ですけどネ。
売れないモノはいくら努力しても売れませんから。
じゃ、「売れるモノって何なのよ?」という話ですが、それが簡単にわかれば、ワタクシも苦労しません。
「ネットで売ってないものはない!?」と思われるほど、何でも売っているネットショッピング。
しかし、それはフェイク。
売っていないモノは、探せばいくらでもあります。
「探せば」です。
自ら行動して探してなんぼです。
お風呂入りながら祈っても見つかりません。
売れるモノ探しは消去法で
定価1万円の商品がアマゾンで3,000円で売られている。
同じモノを仕入れて5,000円で売って売れるでしょうか?
普通に考えれば売れませんし、実際売れません。
もちろん、安値を探さない人が、たまたま買うことはありますが、売れ続けることはありません。
つまり、アマゾンで売っているようなモノで価格で勝負できないようなものは、販売商品としては不適格なので除外します。
何か商品を見つけたときネット検索して、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなど、大手モールに出品がなければ、「お?」という感じです。
「出品がないから売れる」とは限りませんが、その後、「可能性を精査する」というステップに入ります。
「ネット通販」と聞けば「インターネットを通じてモノを販売する。」という印象だと思いますが、必ずしもそうではありません。
例えば、「修理」とか。
サービスの提供ですね。
これは、下記の竹内さんの著書にもヒントがもりだくさんですが、今後、アマゾンなど大手が参入することがなさそうな(ニッチな)ジャンルを狙うのがポイントでしょう。
年商1億とかバカ!
猫も杓子も「ネット販売」というブームが来る前は、年商1億とかは、わりと簡単に達成できた時代がありました。
でも、今は、さすがに無理っす。
飛び抜けた、斬新な、誰も気づかなかったような、よほどのアイデアでないかぎり数千万円や数億円って売り上げを作るのは難しいです。
もちろん、不可能ではないですよ。
でも、今は、月に10万円、すなわち月商10万円でも作れたらプチ成功といえる時代です。
最近、知人で食品販売を始めた人がいるんですが月商20万~30万円です。
月商20万とか「しょぼ」とか、思っちゃいますが、この時代にその金額の売り上げを作れるのは、天才とは言いませんが、かなり幸運の持ち主と言えます。
今後、彼は月商20万とか30万クラスで収まるつもりもなく「通販のセオリーどおりやって月商100万円を目指したい。」と言っています。
月商100万も行けば、「ネット販売で月商100万円を達成した方法」とか、そういったセミナー講師ができるレベルです。
「先生」と言われるランクになりますね。
ネット通販成功のセオリー
ネット通販にかぎらず、ほとんどのビジネスに共通するセオリーがあります。
それは、「新規客を集めてリピーターを作る。」
シンプルですが、それだけ。
「リピーターをいかにつくるか。」というのが、安定的な売り上げを作るための肝です。
リピーターで成り立つビジネスです。
そうじゃないパターンもありますが、リピーター(顧客)をもったビジネスは長期的な運用ができるので強いですね。
「新規客を集めてリピーターを作る。」と言っても、どうやって?
それを説明しだすと本1冊になります。
というか、そういった類の本はいくらでも出ているので読むことをおすすめします。
新規客を集める数々の施策を行いながら、かつ、リピーターを作るための施策をどんどん行う。
1つ商品が売れたからといって安心するヒマはないです。
次また買ってもらうために日々自分のビジネスをブラッシュアップしていきます。
それが実に楽しいです。
ぜひチャレンジしてみてください。