「日本の教育」という場合は2つ意味があると思います。
1つ目は学校教育。
2つ目は家庭での教育。
どちらも基本的におかしい。
ですよね?
学校教育がおかしい理由
日本の学校教育を詳しく見ていくと「歴史」が絡んでいて難しい話になるので、そこはいったん除外します。
「そもそも」で考えると、なぜ日本の教育がおかしなことになっているのか?
それは、日本の学校教育システムを作る人たちに原因があると思います。
つまり、文科省をはじめ政治家や役人ですね。
彼らは、そもそも勉強ばかりして一流の大学を出て一般的な国民の気持ちや感覚など、わからない人間が多いから。
コロナ騒ぎでも、ゴミにしかならないマスクを配った根拠なく飲食店を悪者にしたり。
滑稽【こっけいな】な政策ばかりをやっています。(もちろん、まともな政策もあるし、まともな人もいるでしょう。)
つまり、日本の教育システムを作って来たやつらは、現場を知らず机の上で考えることしかできない人たちだからです。
そんな彼らに国民が幸せになれるような教育システムなど作れるはずもないでしょう。
100%無理です。
自分の利益だけ、保身することだけしか考えていない役人などが作る教育システムが、優れたものになろうはずもないです。(そこ気づかないと!)
「学校の勉強だけ」はできるかもしれないけど、人を幸せに導けるほど「高尚な人間なんていない。」ってことです。
と思うのは私だけではないでしょう。
家庭教育がおかしい
家庭教育もおかしなことが多いですね。
ま、これは先祖代々受け継がれたものなので、おかしな家庭に生まれ育った人は「残念でした。」としか言いようがないですけど。
教育方針は遺伝子のように代々受け継がれるので学校教育とは別です。
社員やアルバイトなど、今の若い人たちを見ていてるかぎり、特別おかしな家庭環境の人はいません。
でも、たまに変な家庭教育で育った人もいました。
若い時バイトで知り合った警察官の息子・・・
さすがに、警察官の息子なのでゴリゴリにクソ真面目でしたね。
せっかく友達になったと思ったんですが、こちらが、「過去の違法行為の武勇伝」を語ると、「そんなことしちゃダメだよ。」と一瞬で縁を切られました(爆)
まあ、警察官の子供はマジメな場合とボンクラの場合と2パターンあるみたいですが。(刑事の娘曰く・・・)
「日本の教育がおかしい」の議論はムダ
一国民として「日本の学校教育がおかしい。」など不満を言ったり議論したりしてもムダです。
議論するのは教育システムを作る人だけで良いでしょう。
1年2年で教育システムがかわるわけもなく、議論するだけムダです。
日本の学校教育では、生きていくために大切なことは教えてくれません。
学校の先生も、勉強を頑張って教員免許を取っただけなので「人生とはなにか?」「生きる意味とはなにか?」といった問に答えは出せるほどのレベルではありません。
また、「学校」という閉鎖的な社会に生きる人達なので、「民間」の事情がわかりません。
国民として生きていく上で必須の知識であるはずの、税金や年金、保険についても教えてくれることはありません。
学校の先生は学問を教えるのが専門です。
「安定した収入だから」という理由で教員になっている人も多いですね。
だから、学校の先生に多くを期待しないほうがよいでしょう。
もちろん、人格的に素晴らしい先生方もたくさんいるのは、間違いありません。
気づいた者勝ち(その1)
今の日本の学校教育は時代遅れの欠陥商品になっています。
腰の重い、仕事の遅い政治家や役人に期待できることは何ひとつありません。
要するに、国は何も頼ることができないので、自分で何とかしないといけない時代です。
親なら「自分の子に最適な教育とはなにか?」を考えることから始める。
学生なら「果たしてこの勉強は意味があるのか?」と考えて、やることの取捨選択をする。
「成績優秀だったヤツが必ずしも幸せな人生を送っていない。」というのは、この歳になってたくさんエビデンスが取れました。
学年でトップクラスの成績だったTが親の事業を引き継ぎ苦労していたり、東京の一流大学を出たAは銀行の平社員のままだったり。
一流大学の法学部を出たけど弁護士試験に落ち続け、50代なのに独身でアイドルを追っかけているようなヤツなど。(ま、こいつは幸せかも。)
学校の勉強など落第しない程度にこなしておけば十分。
しっかり遊ぶこと。
社会経験を積むこと。
これが最善の自分教育じゃないでしょうか。
気づいた者勝ち(その2)
実は、日本の学校教育で、個人的に「正解」という部分があります。
それは大学受験。
暗記や詰め込み式など批判はありますが、一流大学に受かるためには、かなり頭を鍛える必要があります。
筋トレすればするほど力がつくように、一流大学に受かるための勉強をすればするほど脳の筋力がつきます。
普通の人が持てない50kgもあるような荷物も、筋トレした人なら軽々と持ち上げられます。
同じように、大学受験の脳の筋トレをした人は、普通の人ができないようなことを考えたり、できたりします。
今のベンチャー起業の創業者やネットで人気になって(稼いでる)人たちの出身大学を調べてみてください。
みんな、ことごとく一流大学出身者です。
「一流大学出身だからできている」のではなくて、大学に入るときに鍛えた脳が活躍の源になっているのです。
受験番号と名前を書けば受かるような二流大学以下は、行くだけムダです。
高卒と変わらないです。
18、19歳のときの脳の筋トレが人生を左右します。
いや20代は徹底的に脳を鍛えることをおすすめしますね。
成功する人はこれをやらない
学校では成績がつけられアホからカシコまでいました。
当然、アホは「ダメ」「クズ」「落ちこぼれ」というレッテルを貼られました。
要するに勉強ができない人の評価は低いということです。
別の言い方をすると原点式です。
「彼はこれができない。」
「彼女はここがダメだ。」
と原点式なのが、日本教育のおかしい点です。
でも、成功する人は原点式は採用しません。
加点式です。
人の良いところを見出すクセがあります。
うちの会社に入って働いていた27歳の女性。
仕事はできなくて、まわりからボロカスに言われていました。
でも、彼女はアイデア豊富で、他人をどうこうジャッジするクセはありませんでした。
結果、独立してうまくやっています。
他人を比較する人、他人を批判する人、あら探しをする人、は幸せになれないです。
これは、りんごが重力で地面に落ちるのと同じく人間界の法則と言っても良いでしょう。
「日本の教育がおかしい。」と思う人が読むべき1冊
残念な事実ですが、日本人には「かしこい人」と「あほ」の2種類の人種がいます。
「かしこい」とうのは学校の勉強ができるという意味ではないです。
「かしこい」とは、自分の人生を上手にコントロールできる人です。
逆に「あほ」は、テレビ情報を鵜呑みにしたり、常にまわりの意見に流されて地に足のついていないふらふらした人たちです。
昨今のコロナ騒ぎでも、「なんか、おかしくね?」と思った人は「かしこい」人の部類ですね。
そんな人は、ぜひ、次の1冊を読んで見てください。
個人的に尊敬できる人のひとりです。
この本は、教える側の立場の人に「日本人として何を教えるべきか。」といういうことを説いてます。
教える立場にない場合でも、読めば、「あ、そんなこと教えられたことないよね・・・」と気づくと思います。
この日本という変な国で、幸せに生きていくためのヒント、いや、答えが書かれていると言っても過言ではないです。
学校ではお金のことは教えてくれませんが、社会に出てからはお金に関する知識が非常に重要になります。
その点について、わかりやすく説いてくれているのがこの1冊と言えます。
ぜひ手にとって読んでみてください。