毎年2月と9月に東京ビッグサイトで開催される東京インターナショナルギフトショー。2020年春バージョンが2月5日(水)、6日(木),7(金)と開催されます。
ほぼ毎回足を運んでいるんですが、ここ最近1日目の感想は「来るんじゃなかった・・・。何にも面白いことがないわ・・・くだらね。」です。ガッカリ感100%です。
そんなガッカリ感でもって帰宅するのは嫌なので、いやいやながら2日目に参戦します。すると、不思議なことに素敵な発見や素敵な出会いがあるんですよね。なんなんですかね。
初日には見えてこなかったことが2日目以降には目に入ったり気づいたりするってことでしょうか。ま、わかりませんが、とりあえず、商材探し中の方は、ギフトショー参戦をお勧めします。(交通の便はめんどーですけどね。)
とりあえず2019年9月の動画で
とりあえず、公式の動画あるので紹介します。って思ったらyoutubeじゃないんですよね。だから埋め込みができない。なぜ、そんな選択をするのか意味が分かりませんが、とりあえずこちら↓
出店事情はイロイロ
何千もの出展者が一堂に会するギフトショーですが、出店理由は各企業様々です。そのパターンは4つに分かれます。
ギフトショーは、基本は「生活雑貨の国際見本市」です。国内外から生活雑貨を製造したり輸入したりする、メーカーや商社が取引先を見つけるための展示会です。
「基本は」です。というのも、20年前と今とでは、少々事情が違ってきています。20年位前は、文字通り、取引先を見つける商談会的色合いが濃かったのですが、今は、薄い。
どういうことかというと、出展している企業の姿勢に違いがあります。おおむね4パターンに分かれます。知っている、あるいは、知り合った出展者に色々話を聞く中で、主観的にカテゴライズしてみました。
リアルに取引企業を探しに来ている
1つ目は、リアルに取引先(卸先)を探すのを目的に出展するパターンです。来場者が、オープン前から入口で待機して、オープンと同時に目当てのブースに突っ走るような名物メーカーもあります。
また、ここ最近はニュースでも話題になったことがあるのですが、中小企業の初出展です。普段、新規顧客と接することがないような、ういういしいメーカーの営業マンなどがブースに立って商品を一生懸命アピールしています。
仕事の一環しゃーなし
「取引企業を探しに来ている。」と言えばそうなんですが、「ここ最近はね~…出展する意味あるのかしら?とは思うんですが、一応仕事ですからね~」と言ったノリで、しゃーなし的に出展している企業も多くあります。
毎回お会いするメーカーさんなどは、いつ見ても、もう「暇そうでお気の毒」です。目が合うと、すぐにつかまります(笑)・・・
一生懸命来場者に声をかけるわけでもなく、手持無沙汰なまま突っ立っているだけ。というと聞こえは悪いですが、ヒマそうです。キツイ仕事だな・・・
ギフト以外の出展者
「生活雑貨の国際見本市」だから、そーいう雑貨を扱っていないと出展できないのか?というとそうではなくて、多少関連するような企業も出展しています。
例えば、Eストアー。ネット販売のシステムを提供する企業です。モノはは提供していません。でも、モノを仕入れて販売する人のためのツールを提供しているという点で大いに関連があります。
そういった関連の企業なんかも、ちらりと出展しているので、モノに飽きてときのスパイス的に一息付けます。
存在感のアピールだけ?
これは個人的印象です。とても勢いのある人気のメーカーってあるんです。別にギフトショーに出展して取引を探さなくても全然困っていないようなケースです。
でも、毎回、豪華なブースで存在感を見せつけます。ある意味、彼らにとってはお祭りであって、アイデンティティの確認。ではないか?なんて思っちゃいます。
ま、そういったド派手な豪華なブースあってそこのギフトショーも彩られるわけですから、それはそれでよい役割になっているのかな、って思います。
ポイントはこれ
そんな感じで、ギフトショーは楽しみに行くところです。「何が何でもヒット商品を見つけてやる!」と意気込んでも、だいたい期待は外れるので、「見学」程度に考えるのが楽です。
冒頭にも書きましたが、1日目、2日目、3日目と歩いて回ると、初日に目に入らなかったブースが目に入ってきたり、3日目に「え?こんなところあったっけ?」といった発見があったり。
とにかく、何千社という企業が様々な商品を展示しています。それを、散歩しながら見れるので楽しいと思います。
また、何か目的を持ってネット検索するのではなく、自然と目に入ってくる検索状態で歩くので、また違ったモノの味方ができるのもポイントでしょう。リアルは面白いですよ。
ギフトショーへの潜入方法
ギフトショーは「企業向け商談目的の展示会です。一般の方のご入場はお断りします。」という基本スタンスはあるんですが、年々入場者数が減っているのでしょう。
バリケードはゆるいです。
「名刺を用意するだけ。」それだけで入場できてしまいます。別に会社をやってなくても、個人事業主として開業してなくても、自宅のプリンターで印刷した名刺だけで入場できちゃいます。
何のチェックもありません。こんなにセキュリティー甘いとウィルス感染しまくるんじゃないか?と思えるほど、誰でもウェルカム状態です。
実際、明らか一般人が多数入場して粗品をもらいながら楽しく見て回っていますから。「まだ、参加したことない!」って方は、ぜひ名刺を作って参加してみてください。
同時開催のイベントがおいしい
ちなみに、同時にビッグサイトでは、グルメ&ダイニングスタイルショーも開催されています。食はみんな大好き。エリア的には狭いですが、ま~人だかりです。試食あり試飲ありで、一息つけます。
2019年のイメージ動画があったので貼り付けておきます。楽しみですね。
服装について
初めての方の参考のため。ギフトショーに出展してる企業の担当者は「スーツ」+「革靴」が多いですうあけ。メーカー系の企業は作業服だったり制服だったり。
でも、バイヤーとし参戦する場合、フォーマル的でないといけないか?NO。私服でオッケー。Tシャツ短パンでもなんら問題なしです。ただし、2月にTシャツ短パンだと確実に目立てるのは間違いなし。
そして重要なのが靴。ビッグサイトはちょっと離れたところにある青梅会場を含めてめちゃくちゃ広いです。青梅会場へは無料シャトルバスで移動。
だからスニーカー基本です。長時間歩いても疲れないような靴はもちろん、服装で参加するのが基本です。
最近は減りつつありますが、カタログやパンフレット、粗品などを配る企業が多いです。そういったモノを持ち帰りたい人は、リュックやキャリーケース(少数派)を用意するといいですね。
あと、食事ですが、コンビニにスタバに開場内レストランに。選択肢はかなり多いです。昼時はやはり混むので、その時間帯さえさければスムーズに入れます。