最近起業したという若い人と話ていると「ゲーミフィケーション」という言葉が出てきました。「ゲームとコミュニケーション?エデュケーション?」聞はっきりと知らない言葉ながら、会話は成立してたので、詳しくは触れることはありませんでした。
別れてから早速、調べてみたところ、2011年~2012年頃にちょっとしたブームというか話題になっていたことが判明。当時は、ショップサーブでネットショップ運営することに夢中になっていて、業界のことしか見てなかったことが、今になってよくわかります。
おそらく、「仕事や勉強などにゲームの要素を入れて、楽しみながら成果を出そう」といった意味合いだと思います。まだ本を数冊買っただけで、語れるほど知らないですが、めちゃくちゃ興味をそそられますし楽しそうです。
wikiによると「課題の解決や顧客ロイヤリティの向上に、ゲームデザインの技術やメカニズムを利用する活動全般」となっているので、間違ってはなさそうです。
話は逸れて、アマゾンで「ゲーミフィケーション」と検索しても、ほんの数冊しか出てこないんですね。あまり研究がなされていないのでしょうか。レビューを見ながら2冊ほど選びましたが、購入を見送った本のレビューで役に立ったのが「ただの広告本ではないか。自社の商品を販売するための広告目的の本である。」というやつです。
この種のレビューは結構ありますよね。というか、広告本が多く出版されるようになったのも、その背景にあるとは思います。ま、広告本でもそれなりに役に立つ本も多いとは思いますが、「こんな話題ネット検索で出てくる程度ではないか。」とまで書かれると読む気失せますね。
話は戻って、例えば、仕事にゲームの要素を取り入れるとして、そもそもゲームといってもプレステやスマホでやるゲームもあれば、野球やサッカー、将棋やオセロ、ダーツにビリヤードなんかもあります。どの仕事にどんなゲームを応用すれば良いのか、その辺のことが知りたいですね。ま、ゲームの種類は多いですが仕組みというか本質は数種類でしょう。
レビューにもありましたが、営業成績を棒グラフで公開するなどすれば、「得点を稼いでトップを取るゲーム」というふうに解釈できます。学校の成績も同じですね。でも、このやり方を楽しめるのは上位を狙える人とか、そもそも競争が好きな人だけでしょう。
ゲーマーでも「シューティング・ゲームしかしない。」なんて人もいますから、生徒とか、団体にひとつのルールのゲームだけを適用するのは限界があるのかもしれませんね。なかなか奥は深そうです。
それにしても、「ゲーミフィケイション」言いにくいですね・・・この考え方は広まるかもしれませんが、言葉は変わるかもしれないですね。「ユビキタス」が広まっていないように。