「今の会社の給料が少ない。」「もっと小遣いが欲しい。」「副収入が欲しい。」あるいは「不労所得を得たい。」そんな思いを持っているサラリーマンや主婦、学生は多いと思います。
でも、そんな方々に副業はおすすめできない、と思います。
なんとなく3つの理由をあげてみた。
1.「考える」のが趣味
今の収入などに不満があって、なんとなぁ~く「もっと収入が欲しいな。」と思っているだけ。
本当に、切羽詰まって収入を増やしたいなら、「何か、ネット系の楽な副業ないかなぁ~」なんて探していません。
確実に収入が得られるアルバイトなりを、本業以外の時間でやっています。本気の人は思ったら即日行動に移しているわけです。切実ですから。
ひるがえって、自分のことを考えてみると、やはり「あれやりたい。」「これやりたい。」と「頭」では考えているものの、気づけばそれを考え始めたころから2年も3年も経っていて、現状変化なしです。
人は変化を嫌いますからね。不安や不満があっても現状を維持することが心地よいわけです。
「考える前に行動しろ。」とは、若干荒っぽい名言ですが、「それなりに考えたら、次は行動に移そう。」くらいがちょうどよいですかね。
2.そもそもハングリー精神ゼロ
最近、日本で働く外国人と出会ったのですが、彼はメーカーでフルタイム働く(9時~18時だそうで)かたわら、個人的に日本製品を外国に輸出しています。
詳しくは聞いていませんがディーラー的な仕事だと思われます。副業ですね。本業以外の時間でネットを使って海外とやり取りしながら収入を得ています。(いくら儲けているかは次回聞くことにする。)
そんな彼ですが、睡眠時間は1日2、3時間が当たり前だそうです。
まじか・・・(゚∀゚)です。
不眠症であったり、忙しすぎて寝る暇がなかたり、というワケではなく、自分のやりたいことをやっていると気が付いたら朝になっていて、慌てて本業に出かける・・・。そんな生活を送っていると言います。
仕事大好き人間。
そして、ハングリー精神の塊ですね。初めて起業したような人は同じような感じですね。寝ても覚めて仕事のことを考え、あれこれ試行錯誤しながら目の前の仕事をガシガシこなしていきます。
それに比べ、我々、なんとなーく、のほほ~んと「もっと欲しい。」という欲はあるものの身体は一切動いていない。頭でっかちですな。
これは結局のところ、ハングリー精神がゼロと言ってよいかと思われます。別にハングリー精神ゼロが悪いことだとは思いませんが、そもそも日本が平和で、いくら収入が低くても生きていける状況にあるからでしょう。
3.本音では「別に儲からなくても困らない」と思っている
例えば、ネット販売の副業を始める場合。ショップサーブなどの通販システムを借り、トップセラー(topseller)を使ってオンライン仕入の体制を整える。
ありがちな副業スタイルですが、多くの人は、形を整えたが後が続かない・・・
形ができあがったら満足してしまうんですよね。持ち出しばかりで、1円にもなっていないのになぜか達成感がある。
もちろん、販売サイトの形を作るまではそれなりに時間がかかりますから、その達成感もわかります。
(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)ウンウン♪
でも、本番はそこから。ショップサーブのセミナーなどで教えてもらえる通販の基本など、やるべきことは盛沢山あるのに、そこから先へ進もうとする意欲なし。この部分、共感できる人たくさんいると思いますが、いかがでしょう(^o^;)
個人的には、ある商品の販売ページ(ランディングページ)を作るために、商品写真や動画を用意し、コンテンツを考えるまではするのですが、そこで変に満足してページは完成することなくフェイドアウト。
アウトソーシングすることもありますが、そうなると自分がディレクションしないといけないので、これも面倒。
「今は完成しなくても、ま、いっか!そのうちやろう。」の本音の心理としては、「別にこれ以上儲からなくてもいいや。」という感情があることに気づきます。
その商品をアップしてもしなくても、今はそんなに困っていない。ワケですから。
そうです。今切実な収入問題がない人には副業はおすすめしないです。本当に困ったときは、気づけば身体が動いてますから。副業なんて考えるのもやめよう。