以前、今後間違いなく熱くなるビジネスは「事業承継」の続き。
起業するなら「問題解決型」「お悩み解決」を狙え、ですね。つまり、誰かの問題を解決することがお金になる。
もうこれも基本中の基本!
ワンルームマンション退去時
実店舗のビジネスをやっている人、あるいはやったことのある人なら知っていますが、「廃業します。」と、店舗を手放す場合「現状回復」をしなければいけません。
賃貸マンションでもありますよね。「入居したときの状態に戻して解約せよ。」という契約です。
ワンルームマンションなら、壁紙を傷めることもなく、ガラスも割れていない、故障させたモノもない。そんなときは特に費用はかからないです。
でも、個人的苦い経験のように、賃貸ワンルームを退去するとき「地震で亀裂の入ったガラス」があったのですが、しっかりチェックされ数万円請求されました。
3万円くらいだったかな?
廃業には金がかかる!
実店舗の廃業の場合2万3万で済みません。
造作と言って、アパレルショップなら壁から陳列棚、レジ周りなど、大工さんが木材を使って作ったようなものも退去前には、きれいに「片付けてね。」という契約があります。
撤去費用がかかるんです。「立つ鳥後はにごすな。」です。
造作の撤去は、自分でやっても良いのですが、広さに比例して大変度もアップします。体力もいるし産廃業者にゴミを運ぶ代金も払わなければいけない。
3坪4坪の小さい店なら数十万で済みますが、10坪30坪、50坪と、広くなれば広くなるほどお金がかかります。
知人のお店など、聞くと200万はかかるといいます。
赤字続きで、「今すぐ廃業しないと傷口がどんどん広がる。」そんな場合は、お金をかけてでも廃業する(損切り)のも賢い選択。
でも、営業は問題なく続いているけど廃業を考えている、問いう場合は、美しく去りたいものですね。
WinWinのソリューション
逆に、ビジネスとしては成り立っている。でも、「体力的にしんどいので廃業しようか。」なんて高齢の経営者。
廃業するには200万300万かかる。
そりゃ悩みますよね。
「え~?辞めるのにお金がかかるの?」と。
そこで、「200万プレゼントするので引退してください。あとはおまかせください。(あなたのお店買います。)」という提案。
廃業しようと思っていた高齢の経営者にとっては渡りに船でしょう。
「出費して廃業」で悩んでいたところ、「お金あげるから隠居してください。」と提案されるわけですから。
ネットショップなんかは、ポチポチっとやるだけで即開店、即廃業ができますから、リアルはほんとお金がかかります。
ネットで売りに出てるのは割高!?
そんなこんなで、「お店(ネット・実店舗)売ります。」って、ネット上にマッチングサイトもあります。
TRANBIとか有名ですかね。
見ていたんですが、1000万とか5000万希望とか、けっこうな値段で売り出されているんです。
BS(貸借対照表)やPL(損益計算書)は公開されていないんで、まったく価値がわかりませんが、簡単なプロフィールを読むかぎり、「そんなビジネスでその値段!?ありえねーわ。」って思います。
実際はわかりませんよ。もしかすると、ダイヤの原石のような案件も売り出されているかもしれんから。
今こそ足
事業承継黎明期の真っ只中、やはり一発当てるには「足」でしょう。
ネットに乗ってくるものは、すでに、利益がたっぷり上乗せされた案件ばかり(たぶん)。買う側のうまみは少ないかも。
「高齢で廃業しようと思っている創業者に200万円払うんで店継がせてください。」と直接言えるようなパターンが良いですね。
場合によっては、足繁く通わなければいけないかも知れません。
事業承継、最終的に必要なスキルは経営や財務会計、マーケティングでしょうか。
おもしろいと思いますが。
「副業で買え。」なんて書きましたが、副業でできるレベルじゃないかもですね。ごめんなさい。