「youtube見だすと止まらない。オススメを見てそのまたオススメを見る。永遠に見続けられます。おかげで仕事が進まない。」そんなループにハマったことがある人も多いと思います。
ご多分に漏れず、ここ最近youtubeループにハマっております。
そんな中、ビジネス系の動画で「友人(仲間)と起業するのはやめておけ。」的なものがいくつか出てきて見ていました。
仲間と起業すると失敗する理由
そのような動画で言われている、「仲間と起業したら必ず失敗する理由」はいくつかあります。
大きな理由の1つが「必ずもめる」
例えば、2人で動画制作業を始める。1人は仕事を取る営業担当。もう1人は動画を作る担当。2人なら、たいていは給料は折半でしょう。
最初のころは、お互いやる気満々なので、細かいことは気にしないけど、事業が軌道に乗って落ち着いてきたころ、、、
営業担当「おれはこんなに汗水たらして仕事取ってきているのに、相方はエアコンの効いた部屋のなかでのんびりしているし、好きに休みとって旅行なんかに行っている。(なのに同じ給料・・・)」
こんなことが積み重なって「友人関係」にひびが入る。
他にもいろいろありますけど、1つ挙げるならこんな感じですね。
友人関係をとるか、キャリアをとるか
上記の例だと、ビジネスはうまく行っています。
でも、友人関係が破綻しそうです。
「だからやめておけ」と言う人は、この「友人関係が破綻するから。」ということを言いたいわけです。
でも、そういうことを知っているなら、どっちが重要か天秤にかけることができます。
「友人関係の破綻」か「キャリア(スキル)・アップ」か。
「友人関係が何にもまして大事だ。」と思うならやめておけばいいし、「どんどん、自分のスキルやキャリアを伸ばしていきたい。」と思う人は、むしろ、やったほうが良い場合もあるし。
どこに価値を置くかですね。
交友関係に変化がない人はヤバい!?
「女性が結婚して子供ができると、独身の友人とは疎遠になる。」という話はよくあります。
同じように、「起業すると、かつての仕事仲間とは疎遠になる。」というのもおなじみ。
自分の人生が変化すると、並行して交友関係や人脈も変わるのが普通。
そういうことを考えると、起業して人生に変化をつけようとしているのに、「交友関係だけは維持したい。」というのは、 アクセルとブレーキじゃないですが、 難しいのかも知れないですね。
とある有名コンサルタントさんも同じようなことを言っていたのを思い出しました。
「1年前と人間関係が変わってないってヤバいですよね~」と。
つまり、ビジネスの実力をつけていく上で、1年前の人間関係と今の人間関係が同じだと「実力に変化なし」と同じ、みたいな。そんな感じのことを言っていました。
ま、疎遠になった友人なども、人生が2,3周りする60代、70代ともなると意外に仲良くできることもあるみたいです。
夫婦で起業するな!?
飲食店の開業でよく見られる夫婦で開業。
焼き鳥屋や居酒屋とかであるある。
これも「失敗するから、やめておけ」という意見があります。
「必ず喧嘩する。」「揉める。」などなど。
「ビジネスが必ず失敗する」というより、「めんどうなことがたくさん起きるからやめておけば?」といった感じですね。
実際、夫婦で経営しているお店はたくさんあるので、ビジネスが100%失敗するとは限らないですね。
夫婦での起業の場合、どちらかが完全に主導権を持っていたら、少なくとも喧嘩はないでしょう。
例えば、夫が主導権を持っている場合。
夫「これはこうしてくれ。」
婦「いや、私はこうしたい。」
このように、「従」が「主」に意見を言った場合、受け入れてくれるような大きな器の「主」ならうまくいくでしょうが、だいたいは「お前の意見は聞きたくない。」ってなるんですよね。
そして喧嘩になる(笑)
結果、「従」がストレスを抱える日々。
これを乗り越えて(「婦」はうつ寸前とかまで・・)繁盛しているお店もあるので、長くやれるかどうかは、「そこを乗り越えられるかどうか。」といったところでしょうか。
ネット通販も例外ではない
コロナ騒ぎからネット通販が急激に伸びていて、新規参入も増えています。
まずは1人で始めて、「忙しくなったら妻に手伝ってもらおう。」なんて考えている人もいるかも知れません。
この場合、「一緒に起業」ではないですが、「夫婦で仕事」をするという点では同じなんで、いろいろ注意したほうが良いでしょうね。
ちなみに、個人事業主として開業していて、奥さんに給料を出す場合は、「青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書」に記入して税務署に提出していないと、経費として認められなくなるのでお忘れなく。
参考
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1224511662