クレジットカードを仕事やプライベートで利用したり、利用してもらう側(ショップサーブで通販ショップ運営)になったり。
何十年もクレジットカードを利用していますが、不正利用など身近ではなかったのですが、ついに1名直接の知人が被害に遭ってしまいました。
というわけで、クレジットカードの不正利用について。
不正利用される人はここが同じ
「クレジットカード情報を専用の機会で抜き取るスキミングという違法行為で逮捕された。」といったニュースが過去にありました。
でも、最近はまったく聞かないですね。
そもそも、スキミングはクレジットカードを直接扱うわけですからリアル店舗でないと難しい。
となると、抜き取る側もかなりのリスクがあるので、そんなリスクをおってまで犯罪をするやつらがいなくなったのではないでしょうか。
今は、なんと言ってもネットショッピングですね。
「ネットショッピングからカード情報が抜かれる。」のがほとんだそうです(クレジットカード会社によると)。
つまり、怪しいサイトとそうでないサイトの見分けがつかない人が不正利用の被害に遭いやすいというわけ。
ネットリテラシーが低い人たちが不正利用の被害に遭いやすいと言えます。
ここでのショッピングは(一応)安心
ネットショップは、どこのお店も「通販システム」を使っています。
有名なのは楽天やアマゾン、ヤフーショッピング。
それぞれが、独自の通販システムを提供していて、販売店が、そのシステムを利用してモノやサービスを売っています。
そういった大手のショッピングサイトでは、出店者として怪しいことをすると速攻締め出されます。
結果、健全なお店しかないので不正利用の心配は99%ないです。
また、ショップサーブでおなじみの(株)Eストアーなども20年以上前から通販システムを提供していますが、楽天やアマゾンなどの「ショッピングモール」ではないので、一般の人にはわかりにくい。
つまり、楽天やアマゾン以外のお店がどこの通販システムを使っているか、業界人しか見分けられないんですよね。
なので、ネットショッピングで不正利用の被害を避けたいなら有名どころを使っておけば安心です。
インスタが意外にヤバい!?
カード会社によると、インスタなどの広告で出てくるショッピングサイトに詐欺サイトが紛れていることもあるそうな。
広告の審査が甘いのか、そうでないのかは、わかりませんが、たまに変な広告は見ますね。
詐欺とまではいかないまでも、明らかにリテラシーの低い人を「引っかけよう」という悪意のニオイのする広告を見かけることがあります。
例えば「お金が貯まる無料セミナー」といった広告なら、いくらリテラシーが低い人と言っても、そう簡単に引っかからないでしょう。
でも、単に、おしゃれで、かわいい洋服やらバッグの宣伝ならどうでしょう。
女性なら反応しますよね。
「え~、こんなかわいい服が、この値段!やす~い。」とか。
ついポチッとやってしまって「クレジットカード情報を抜かれる。」
そんなパターンもゼロとは言えないですね。
「特定のお店でしかかわない。」人は、不正利用のリスクは低いですが、その都度「今、自分がどこの店で買っているかわかっていない。」ようなショッピングスタイル人は、かなりリスクが高いです。
不正被害防止はメールをGmailへ切り替える
ネットビジネス(ネット販売)をやっていると、一般の人より、何百倍も多くのメールの送受信をします。
メールから詐欺サイトに誘導してクレジットカード情報を抜き取る詐欺も多いですが、そういった詐欺は水際で防ぐのが基本です。
届いたメールをいちいち目視で確認していたら、それだけで1日潰れるくらいです。
今どき、ケータイメール(@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jp)やプロバイダーのメールを使っていたりする人は、迷惑メールの被害に遭いやすいです。
というのも、これらの古風なメールは迷惑メールのブロック機能が弱いから。
例えば、下記のようなメールが普通に受信トレイに入ってきます。
JCBを使っている人なら、何の疑いもなくメールを開いてしまうでしょう。
どこからどう見ても、「JCBからメールが来た。」としか思えませんからね。
VISAバージョンもありました↓
でも、Gmailを使っていれば、開くまでもなく迷惑フォルダに自動で捨てられます。
Googleの迷惑メールに関する膨大なデータからAI(人工知能)が、「そのメールは迷惑、怪しい」と判断しているわけです。
その精度が、ほぼ100%と言っていいくらい高いんです。
だから、迷惑メールが普通に受信トレイに入って、それをいちいち見ている人は、今すぐGmailに変更すべきですね。
迷惑メールを開いても、何の知識もないと、文面からはVISAとしか思えないでしょう。
でも、Gmailなら、このように「不審なリンクが含まれている」と警告してくれています。
不正利用の場合は警察ではなくカード会社
「いつも行く居酒屋の店主にクレジットカードを勝手に使われた。」と不正利用の犯人がわかっている場合は警察です。
でも、今のネット社会では不正利用の犯人など、素人には特定できません。
まずは、カード会社に電話してカードを止める。
そして、不正利用が判明したなら再発行。
不正利用が確定したらお金は返ってきます。
そして、番号の違うカードを再発行。
クレジットカード不正利用の被害にあった場合は、このような流れになります。
再発行をすると、各方面への支払い関係の再手続きが必要になるので面倒ですが、仕方ないですね・・・それも被害の副産物。