外国人観光客をよく見かけるようになって久しいですが、その理由を説明できるかというと、否。「円安?」くらいしか思い当たりません。
というのも、外国人観光客が増えたと言ってもネット販売のお客様は、ほぼ100%日本人です。つまり、外国人観光客特需の蚊帳の外であり、置いてけぼりを食らっている状態だからです。知ったところで何の役にもたちませんが。
ま、そうは言わず、ネットの世界もリアルの世界も把握しておくことで、今後の販売に行きてくると信じて、少し調べて、個人的に3つの理由に絞ってみました。
1.円安
確かに、2012年の12月あたりから円安の流れになっています。輸入品メーカーから値上げの通知ラッシュがあったのは2013年頃~2014年頃だったと思います。輸入関係はちょっと厳しい時期ですね。
ちなみに、円安ですが、文字通り「円が安い」という意味です。国際市場で「円」という商品が値下がりしていると考えるとわかりやすいでしょう。「今まで、1万円だった商品が7000円になった」という理屈と同じです。
2.ビザ緩和
調べると、ビザ発行の緩和が関係しているようです。パスポートは国際身分証ですが、他国に入国する場合「ビザ」という許可をもらわないと入国できないことになっています。
それが、友好国や特定の国はビザなしでも入国できるルールを作っているのですが、その枠が広がったことも影響しているようです。
例えば、2013年7月にタイやマレーシアから、日本に来る観光客はビザなしでもOKになったそうです。つまり、それまでは、日本に来るためには審査が合ったというわけです。それがなくなったので、簡単に遊びにいけるようになったと言うわけです。
また、中国に関しては、以前は年収約450万円以上に限り入国を許可する」といった条件だったのが、2009年7月には年収約340万円以上に緩和され、2010年7月には、約130万円)へと大幅に引き下げられたそうです。
中国では年収340万円以上で富裕層と言われるそうです。日本では、富裕層には程遠いですが、物価の安い中国では、自由に使える可処分所得がかなり多いそうす。
3.国の政策
2013年の外国人観光客は1000万人だったそうです。2020年は東京オリンピックだそうですが、その年には2000万人に増やすような目標だそうです。ビザの緩和などもその一環なのかもしれません。