ホーソン効果、ブルックスの法則、ダニングクルーガー

経営者はじめ各種リーダーや先生が心理学知るって大事だよね~。

心理学を勉強する」というほどではなく、「それって人間心理としてよくあることで、昔の学者さんが命名済み。」といった法則や効果を知るだけでずいぶんと違うと思う。

というわけで今日は5つほど。

ホーソン効果

プラシーボ効果に似ているので、合わせて知っておきたい。

Wikiの説明によると次の通り。

治療を受ける者が信頼する治療者(医師など)に期待されていると感じることで、行動の変化を起すなどして、結果的に病気が良くなる(良くなったように感じる、良くなったと治療者に告げる)現象をいう

wiki

これって子供の頃に、似たような経験ある人多いんじゃないかな。

例えば、大好きな先生が「応援してくれる。」「期待してくれている。」その感覚のおかげで、普段の実力以上の力を発揮するといった感じで。

逆に、「担当の教科の先生が嫌いな場合、成績も芳しくない。」といったように。

プロスポーツの世界でも、観客やファン有無でパフォーマンスが変わるのも、ホーソン効果なのかもしれない。

ブルックスの法則

wikiから引用すると「遅れているソフトウェア・への要員追加は、プロジェクトをさらに遅らせるだけである」

普通に考えたらそうだよね。

でも、これがソフトウェアの開発じゃなくて、火災現場の消火活動におけるバケツリレーなら、追加要因は「目標達成を早める。」と言えそうだ。

ダニングクルーガー効果

「特定の領域で能力が低い者は自分の能力を過大評価するという認知バイアスの仮説」wiki

これは日常的によく見かけるやつだな。

能力の低い人に限って、その傾向が強いらしい。

自分の能力を過大評価して、それが過大であることに気づいていない人は、わんさかいるんじゃね。

まともに仕事ができていないのに、なぜか「給料を上げてくれ」なんて言うタイプの人だね。

謙遜して、これは自分も当てはまるとしておこう。

給料上げてくれ!

逆に、自分の能力を過小評価する人も多く見かける。

「私が、そんなことするなんて無理。(とてもできる能力はない。)」と言っていた人が、気づけば、マスターしていた。

やればできる子ちゃんたち。

ダンバー数の法則

イギリスの進化人類学者のロビン・ダンバーちゃんが提唱した法則。

「友達だ」「恋人だ」「人脈だ」とか言うけど、人ひとりが、まともに付き合えるのは、せいぜい150人が限度だぜ。

という話。

まあ、普通はそうでしょう。

でも、例えば、ボスザルを教祖に、モンモンモン教という教団を作り、そこで150人が共同生活をするという前提があったなら、おそらく、その狭い世界である程度の親密な関係を維持できる人数の限界値は、ダンバー数を超えるかもしれない。

もし、これも150人となれば、人間のコミュニケーション対応人数の容量制限が遺伝子にプログラミングサれているのかもしれない。

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ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。