最近よくyahooニュースを見ることが多いのですが、「見出しよく考えられてるよね~」と思っていたところ、おもしろい記事がありました。ヤフーのニュース記事編集部の話です。
見出しはほぼすべて13文字!
へぇ~~~気づかなかった!
ですよね。
この記事では、その見出し13文字ルールにしているものの、ホイットニーヒューストン(これだけで12文字)などの見出しを作るときに、とても悩んだそうです。
そこで、考えた末言い換えた言葉が「米歌姫」
いやぁ~素晴らしい発想ですね。というか、その仕事楽しそうなんですけど?
また、『【WeezerのVo.なぜ紅白目指す】という見出しを、【米人気歌手 なぜJ-POPに挑戦】』と変更したところクリック率が3倍になったといったエピソードも紹介されています。
これもオモシロイですね~
Weezerと具体的なバンド名を出すより、「米人気歌手」と具体名を隠すことで好奇心を刺激されます。隠されると見たい知りたいって思いますから。チラリのあれと同じです。禁止されるとやってみたくなるカリギュラ効果も同系統の心理効果です。
さらに、おいしいのは、ヤフーニュース20年のノウハウの一部として、ユーザーにクリックしてもらうための言葉が紹介されています。これ言っちゃっていいの?って感じですよね。
そのクリックを誘う言葉として紹介されていたのは、「なぜ」「理由」「訳」「真相」「○○の正体」、読み手の感情を揺さぶる「激怒」「謎の」「珍事」「批判殺到」、ニュースへの反応「場内あ然」「まさか」「衝撃」です。
今ではブログなど、いろいろな記事で見かける言葉ばかりので、驚きはないですが、確かにこれらの言葉を使われると、興味をそそられますよね。
もうひとつ。
【三木谷氏 けがで短パン会見】など、ユーザーにとって非日常的な言葉と身近さを感じる言葉の組み合わせによる意外性も反応は良かったそうです。「あのITトップ企業の社長が短パンで会見!?」認知的不協和の心理効果を感じますね。
編集部の仕事って楽しそう。転職できないかな~。できれば、ショップサーブのEストアーとダブルワークで。
参考・引用
https://news.yahoo.co.jp/newshack/inside/yahoonews_topics_heading.html