楽天を退店して本店サイトを立ち上げる。
ネット通販を新規事業として始める。
そういった企業向けの通販システムショップサーブのオンラインセミナーが明日開催されます。
と思って今見たら、満員御礼!
オンラインセミナーなのに満員!?
セミナー終了後、質問がある場合は電話で聞くことができるので、参加者が多すぎても困る?のでちょっと制限しているのでしょうか。
乗り遅れた方は、次回6月17日(水)ですね。
楽天も新規募集をやめた
ちょうど、このタイミングで、楽天がアフィリエイトASPを使った出店者募集をやめました。
ですよね。
今から「ネットショップを始める」という個人や企業が楽天を選ぶのは、よほどの商材や企業規模でないと、あり得ないですからね。
そういえば、一時期、業務妨害レベルに勧誘の電話がかかってきていましたが、ピタっとやんでますね。
楽天と言えば、毎回思い出すのが人づてに聞いた某楽天ショップの話。
「スタッフ3、4人でフル稼働でめちゃくちゃ忙しい。」とのこと。
それを聞いて「うらやましいなぁ~、当店なんてフル稼働どころか、週休3日でも働きすぎな感じで・・・ひまあ~・・・」と。
でも、話をよく聞くと「毎日、忙しく売り上げはあるけど、スタッフに給料を払うとほとんど残らない。」とのことでした。
「そっか、当店は一見ヒマには見えるけど、スタッフにも給料払っても利益が十分残るし、こっちのスタイルのほうがいいや。」と安心したものです。
物販業は利益率2~3割は確保したい
物販の仕入れの掛け率は一般的に4~6掛けです。
利益率は60%~40%くらいですね。
「一般的に」です。(2掛けという恐ろしい掛け率もある。)
通常、1万円売れると50%の利益率だと5000円。
でも、広告費、人件費等を引いていくと最終的には20%~30%残ります。
これくらい残ると、企業活動は継続しやすいですね。
でも、某楽天ショップは、どうなんでしょう。
詳しく聞いてませんが、5%も残ってないんじゃないでしょうか。
5%どころか赤字や自転車操業のお店も多いと聞きますから、超高額な出店料に膨大な広告費、こまごました機能にかかる手数料等。
もし、楽天ではなく本店サイトでECをやっていたら自社ビルが建ったようなお店さんもいっぱいあるでしょうね。
ま、「楽天の集客力あっての話。」というのはありますが・・・
個人で始めるなら最安値を狙う
明日のセミナーのショップサーブは、昔は個人や副業も積極的に契約をとっていましたが、今は企業だけです。
もちろん、個人でも規模の大きな事業主なら歓迎ですね。
「月商は最低100万くらいとらないと話になんねーよ。」と考えている事業者向けですね。
相変わらず副業ブームは熱いですが、個人で新規でスタートするなら月額5000円以上かけるのは、失礼な言い方で申し訳ないですがバカ。
「元取れますか?」って話です。
「自粛でお金が貯まって貯まって・・」という人もたくさんいますが、出費したいなら止めませんが。
今は、まずは、Shopifyをチェックですよね。
カナダから上陸した、グローバル対応の通販システム。
もちろん、国内だけでも楽勝対応。
何と言っても月額3000円(29米ドル)。
この中にシステム代はもちろんのこと、クレジットカード決済までついてくるんですから、もう国内のASPさんは太刀打ちできないですね。
フランスから日本に商品を販売したい
ちょうど今日、このタイトルのようなお問合せをもらったんですが、 Shopifyを使って販売するってのもアリですね。
国内の通販システムサービスって、国境を超えいにくい仕様ばかりです。
でも、Shopifyは楽々国境を越えてくれます。
個人で、フランスからイタリアから日本向けに物販をするってのは、難しいとは思いませんが、骨の折れる作業になるでしょうね。
「インスタでフォロワーを増やして、ショッピファイで販売」とか、あるいは、わざわざ自分が小売りしなくても、「売りたいと思っている商品に近いテイストの商品を販売している通販店に卸す。」とか。
アマゾンに出品して、日本ではなく欧米諸国向けに販売するほうほうもあります。
つい、「自分で在庫を持って販売」という考えにとらわれる人が多いと思いますが、販売はそれだけじゃないんで、いろいろ調べてみると良いかと思います。