eラーニング、訳すと動画学習。つまり、動画を通じて学習するということ。
目新しいことではなくて、おそらく10年以上前からある言葉です。
社員研修などでわりと使われていることも多いですが・・・
とある大企業の社員研修ビデオ(の1つ)は「中途半端な役者が出てきて、わざとらしい演技が繰り広げられて滑稽なだけ。」なんて聞きました。
おそらく使い方を間違っているのでしょう。
そうではなく、本当の意味での、教育や学習に特化した動画配信eラーニングは、まだまだ数は少ない印象です。
よって、5G時代になりますし、個人でもかんたんに動画が編集できるようになってきたので、今後はeラーニングが流行る、と言いたいのですが、やめておきます。
そうではなく、今は全盛じゃないので、稼げるジャンルがわりと見つけやすいんじゃないかと思います。
分類的には「起業」に相当します。
動画が学習に向く理由
普段、本やブログを読んだり、youtubeをみたりすると思います。
文字情報より、動画で見た内容のほうが記憶に残っていませんか?
ブログ主も、youtubeやNetflixなど、毎日25時間以上見てるんじゃないかってくらい見てます。(冗)
そして、「動画」というより、特定の個人が表情を交えて喋っている内容って、かなり鮮明に記憶に残っています。
で、「動画のほうが記憶に残りやすくね?(おれ気づいちゃった!)」って思ったら、今から約70年前に、すでに研究結果が出てました。
アメリカ国立訓練研究所の提唱した「ラーニング・ピラミッド」という理論です。
「そんな当たり前のこと、今さら騒ぐなよ。」と言われそうですが。
例えば、100個の情報を学習したとき、「文字情報の学習だけだと翌日には20%しかおぼえていないところ、動画学習だと40%をおぼえている」ということです。
ラーニングピラミッドで丸わかり
これがラーニングミラミッド。即席で作った画像なので見にくかったらすまぬ。
大昔の研究結果なので「視聴覚教材」という言葉が使われてますが、要するに、今で言う動画のことですね。
興味深いのは、「体験を通した学習」が75%。
つまり、「本当に学ぼう」と思えば、料理学校だったりゴルフ教室だったり、リアルの体験型スクールが有効というのがわかります。
さらに、「他人に教えると、より深く学習できる(90%)」ってのは昔から言われていますが、このラーニング・ピラミッドが根拠だったのかも知れません。
店舗を構えてオフラインのスクールをやるなると、生徒にとって学習効率は抜群によいけど、経営側は場所も時間も制約を受けるしコストもかかるので、「儲ける」という観点ではちょっと弱いですね。
そんなわけで、eラーニングが狙い目!
英会話をやりなおそうとして挫折
英会話をやりなおそうとして、ユーチューブ見てたことがあります。
バイ*ンガールさんとか。いろいろ人気ユーチューバーがいて、一応は見てみるのですが、どれもこれも「学習する」という観点では、とてもじゃないけど使えないんですよね。
理由は、動画の時間に対して得られる内容量が少なすぎる・・・
お笑い番組のような娯楽番組としてはよくできていると思います。
でも、「学習効率は?」と考えると、とっても非効率。
10分か20分見て得られる情報は2、3個、多く見積もって10個くらいでしょうか。
それなら読んだほうがダンゼン早い。
動画は学習内容の記憶保持に優れいるのに、中身スッカスカではもったいないですよね。
24時間ヒマならのんびり学習できますが、黄金のスキマ時間を使う人にとっては効率第一ですからね。
まぁ、ユーチューバーさんは、「再生回数を増やして稼ぐこと」が優先事項ですし、レベルの違う大勢の視聴者を相手にしてますから、仕方ない面はあります。
そこで「短時間でいかに多くを学習できるか。」という視点で作った本気の学習動画は今後ウケるんじゃないの?というわけ。
つまり、「視聴ユーザーが本当に学習できるかどうか。」「上達できるかどうか。」「身に付けられるかどうか。」という点に集中した動画です。
「教材作ってほったらかしで儲ける」は楽で良いんですけど、あえて、ユーザーの実力向上にコミットする、みたいな。
音声だけでもGOOD
有名コンサルの音声配信をよく聞きますが、10分程度の会話に重要なコンテンツがギュッと凝縮されているんです。
だから、通勤とかで聞く分には最高。
一瞬で本1冊読むくらい、あるいは、他の業界の人との会話して新しい知識をゲットするくらいのレベルです。
ユーチューバーでも、しゃべりが上手な人がたくさんいますが、よく聞くと無駄があまりにも多いんですよね(学習系やビジネス系)。
衣だけのエビフライみたいな。
また、毎日のように聞いている、とある方(70歳オーバー)の話は無駄がない。
骨も頭も食べられる魚みたいな感じです。
おそらく、学習効率を気にしている人は、学習効率を重要テーマにおいた学習動画には反応してくれるんじゃないかなって思います。
eラーニングは、英語にかぎらず、ありとあらゆるジャンルで適用できるので、しっかり探せばいくらでもネタは見つかりそうです。
少なくとも、ネット物販業のように「モノ余りで売る商品がない!(泣)」状態ではないでしょう。
オンラインコーチング付きで最強!?
そんなわけで、「学習効率」に焦点をしぼった動画を配信したり、パッケージ販売をしたり。
まだ、王者のいないジャンルなら一気にトップを取れる可能性は大いにありそうです。
「売りっぱなし」にはせず、ユーザーひとりひとりに責任をもって、何なら、オンラインコーチングをつけて販売すれば、より信頼度は上がりそうです。
変なコンサルが、高額料金を取って「儲かる系教材販売」と「コーチングや電話相談」なんかをやっている場合もありますが、99%はそもそも「無理な人(教材買っても相談してもできない人)」ですからね。
ぶっちゃけ、そもそもビジネスができる人は、ある一定ラインを超えた資質と後天的に身に着けた能力を持っていますから、それ以下の人がいくら頑張ろうが無理なものは無理。
でも、英会話に始まり、料理やスポーツなど、「儲ける」が目的ではなく「上達」が目的の場合は、かなりの確率で顧客満足は獲得できるのではないでしょうか。
「ワードプレス作成講座」とかやってみようか・・・
だめだ、テック・アカデミーがすてにやってたわ。
あ、そそ、要するに、このテックアカデミーがやっているようなことを、「個人レベルで、しかもニッチなジャンルでやる」ってことです。
料理レシピなど、youtube見ればで完結してしまうようなジャンルは難しいでしょう。
ネット通販よりはるかに大変!
ネット上にはいろんなビジネスもでるがありますが、その中でもシンプルで簡単なのがネットショップ・ビジネス。
ビジネスモデルがイージーなので、つまり、始めるのが簡単なので多くの人が始めたがります。
でも、今回のようなeラーニング商材を1つ作ろうと思うと、「ネットショップ借りました。商品載せました。広告出しました。売れました。\(^o^)/」と、そんなに簡単にはいかなさそうです。(ネットショップなんて、単品なら最低1日もあればスタートできますからね・・・)
まず、第一にコンテンツを作るのに膨大な時間がかかります。
頭も使いますね~(@o@;)
そして、集客のためのユーチューブ・コンテンツを作ったり、インスタなどのSNS投稿をしたり。
まぁ、内容にもよりますが制作の部分だけで最低「1年みっちり」くらいのスパンは覚悟が必要でしょうね。
だからこそ、参入障壁が高い(参入者が少ない)とも言えますが。
チャンス!
個人でサブスクも簡単(おまけ)
以前までは、個人がネットでサブスク(月額課金)をしようと思うと、クレジットカード会社と契約して月額3000円や5000円の固定費。
さらに、継続課金設定で数万円や、業者によっては、毎月数千円~数万円という高額な費用がかかっていました。
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