屋号の決め方ページにランディングのキーワード「堂」。
メジャーなところでは、ジュンク堂書店、キリン堂(ドラッグストア)、マイナーなところでは*麻堂等。
書店や出版社、薬局などに多いイメージですね。
堂の意味
堂の意味は、辞書によると「多くの人を入れる建物」という意味が1番目に来ますが、「 屋号・雅号、または建物の名などにつけて用いる。 」という説明も見られます。
https://kotobank.jp/word/%E5%A0%82-579421
要するに体育館みたいな大きなホールのイメージですかね。
「そのハコにたくさんの人が集まってくる。」
そんな思いを込めたのが堂なのかもしれません。
商店が逆にかっこいい
屋号や社名に「商店」をつけるのも古くからの定番ですよね。
昭和時代でしょうか。
平成に入ってからは「商店」を含めたネーミングはイケてないイメージになったのか、あまり見かけません。
だからこそ、逆に今、あえて、IT系企業が英語のかっこいい名前ではなくて「商店」をつけると差別化できそうです。
実際、最近知り合った会社の創業社長は30代。
社名は、「やまーだ商店株式会社」といった名前です。ITではなくメーカー系です。
おじいさんやお父さんから事業承継(引き継いだ)した会社ってワケではなく10年位前の設立です。
ただ、言葉って年代によって感じ方が違うので、ターゲットによって使い分けたほうが良いかもしれませんね。
「商店」なら「昔ながら」といったイメージがあるので、中年以降のターゲットの場合に向いてそうです。
他にも屋号に面白いかもしれない漢字
他には、館や亭、軒、家、庵、舎、所、本舗、百貨店、工房などがつく屋号もよく見かけます。
「サンプル百貨店」も上手いネーミングだと思います。
「百貨店」には、「いろいろ扱っている」というイメージがありますから、ノスタルジックな印象にプラスして、内容までわかってしまうので一石二鳥です。
「支店」「本店」を付けるという発想も面白いです。
支店がなくても「本店」を名乗れば支店がありそうな、大きな会社のような印象を受けます。
ニトリかどこかの有名企業が、1店舗目に「札幌支店」のような名前を付けて信用を得た(本店のある大きな会社と誤認させる)。」といった話もありました。
ちなみに、屋号とは、「商売をするための家の称号」とのことです。
家名とも言うそうです。
昔は店舗商売が主流で無店舗ビジネスはあまりなかったことから「屋」号になったのかもしれませんね。
新会社のネーミングにしようかしら
休眠状態の会社を社名変更して使おうかなって考えています。
候補は「商店」ですね。
「何商店にするか?」という部分も悩みますが、「商店」を付けってしまって後悔しないか?」というところでも悩んでいます。
ただ、過去に英語や漢字、ひらがな、カタカナを使った会社を作りましたが、正直、全部後悔しているんですよね。
つけるときは、「かっこいい!」と思っているんですが、時間が経つにつれて「うぅ~ん、、、ださくね?」みたいな。
そういうことを考えると、「どうせ後悔するなら商店とか堂とか、アホな社名でもいっか?」なんて考えも頭をよぎります。
まだ決まってません。
でも、絶対に外れないのが日本国内に1社しかないネーミングですね。これは絶対外したらいかんやつです。
理由は、検索で埋もれてしまうから。
ネットショップ名も同じですが、検索で埋もれてしまう言葉を使ってしまっては「マイナスからのスタート」を覚悟しないといけないです。
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