いや~困った・・・ (・´ω・`)ゞ ・・・
当ブログ内の、とある記事について批判され、揶揄され、さらには、ご丁寧に、削除をアドバイスされる匿名のメールが入りました\(^o^)/
こんなメールが入るのは実に珍しいので、最初はドキっとしたけど、すぐ嬉しいって思いました。
普段は、ネット販売にや起業に関する相談、HTMLやCGI、jQueryに関する質問などが多いんです。
ま、当該記事はそれらとは全然関係がない日記で、かつ、そこそこPVがあるので、むしろ「今ごろ?」なのかもしれません。
ネガティブ記事に解釈された
当該記事は、ほぼ日記。
アマゾンで購入を検討していた商品に「ネガティブレビュー」がついていたのを取り上げて、「その商品はその程度のもの。それを文句を言うな。」的に書いていました。
恐らくこの部分でしょう。
「あなたこそネガティブな記事を書いて満足ですかw」みたいな。
ただ、この部分は全体の10%もないんですよね。
記事は全体として、ダラダラのジャンクな日記。
まぁ~、老若男女、不特定多数が読むので解釈も様々になるでしょう。
まいったのは「良い大人」
さて、本題。
困ったのは、とある言葉。
匿名メールは以下のように書いていました。
「そもそも良い大人は、ネガティブなレビューは書きませんからw」的な内容でした。
ちょっと待った!
「良い大人」ってなんだ?
定義は?
「いい大人」で検索すると、「年齢にふさわしい品格を備えた大人(weblio.jp)」「成人していて、実年齢に即した正しい行動ができる人。(sugoren.com)」
そんなとこですか。
それらを定義とするなら、果たして「良い大人」とされる人々はネガティブなレビューを書かないものなのか。
悪い評価を書くのは「品格のない」ことなのか?「正しくない行動」なのか?
帰納法で論理的に推論
例えば、業者は別にして、ネガティブレビューを書く一般個人1000人程度を選んで、その人格を調べる。すると、90%がいわゆるDQ*ン層だった。
ならば、帰納法で、ネガティブレビューを書く人たちは「良い大人ではない。」と推論できる。
そういった「傾向がある」とは言えそう。
逆もしかり。
「良いレビューを書いている1000人を抽出して調査してみると、教育レベルの高い人たちだった。」など。
このようなリサーチが存在するのであれば、「その傾向がある」とは言えそうです。
演繹法は成り立たない?
帰納法と言えば、セットで演繹法。
「牛は哺乳類である」
「哺乳類は子供を産む」
よって「牛は子供を産む。」
このような推論に至ります。
「良い大人は品格があり正しい行動をする。」
「品格があり正しい行動をする人はネガティブなレビューを書かない。」
よって「良い大人はネガティブなレビューを書かない。」
?
一見、もっともな推論のように思えます。
前提は、「一般的に当てはまる」と言えそうな感じ。
でも、後の前提。
普段「品格があって正しい行動をしている人」が、必ずしも「悪い評価を書かない。」とは言えるかどうか。
それが普遍的な事実(寄り)かどうかは確かめようがない・・・
結果、論理は破綻というか、無理がある。
まとめ
ちょっと論理的に考える練習をしてみました。
普段も社員はもちろん、取引先にメールでメッセージを送る時は、言葉選びますからね。
別の解釈をされる恐れのある言葉は使わなかったり、曖昧な言葉はしっかり定義も添えたり。
若い人だと、なおさらです。
最近は「Web会議で顔を見ながら」ってのが増えてきたので、打ち合わせ等は楽になりましたけどね。