ド素人でも海外仕入れを簡単にできる方法(輸入が熱い!?)

海外仕入れ

普段は迷惑メールフォルダに仕分けられるであろうメールが受信トレイに入っていました。見てみるとメールは英語は英語でもウェールズ語⁉(普通に英語ですけどね)。しかも送信者は、なんとオランダから。

迷惑メールを含め、問い合わせのメールは中国や韓国などが多いですが、久々の英語圏からのメールなんでチェックしてみました。

要約すると、今月27日から30日にトルコで開催されるエコな?オーガニックな?農業関係の「展示会にぜひお越しください。」との招待メールでした。

メールを送ってきたオランダの会社は、最高品質のオーガニック肥料のメーカーのようです。翻訳すると「ミネラル」だの「生物学的」だのといった言葉が出てきます。

あのぉ~農業やってないですけど・・・というか、急に言われても月末にトルコに行くとか・・・無理でしょう・・・

いやいや、実は、そんなことはないんですよ!今の時代!英語ができなくても、トルコ語ができなくても、パスポートと時間さえあれば、即現地に飛んでビジネスができる便利なサービスがあります。

海外在住日本人を簡単に雇える!

トラベロコです。海外在住の日本人が登録していて、今回の場合のように「急にトルコに行く!でも、行ったことない国だし英語もトルコ語も全くダメ。」

そんな時に、トルコ在住の日本人の方にサポートを依頼できるサービスです。トルコに限らず、本日現在、全世界で5万人の海外在住の日本人が登録しています。

これ、20年前に欲しかった!当時、あの手この手でアメリカ在住の日本人を探して、その人の素性もスキルも、わからないまま仕事を頼んだりしていました。(それなりにうまくいきましたけど!)

トラベロコでは、登録日本人それぞれ、多くの情報を開示しています。

例えば、「今回、このトルコで開催される展示会に行くことになった。」となった場合。トラベロコで「トルコ」をクリックします。すると、トルコ在住の登録日本人がずら~っと出てきます。

見ると、トルコ在住15年でトルコ大使館勤務歴があり、英語はもちろん、トルコ語もできる女性から、「トルコ歴5年、トルコ語はかたこと」といった女性まで顔写真付きで情報が出てきます。

今回は「ビジネス」ということを考えれば、誰を選んだらよいかは明白ですよね。

安心感が別次元

現地での居住歴が長く、現地を良く知っている日本人にコーディネーターや通訳をしてもらって言えることはただひとつ。「不安がない。安心しきれる。」という点ですね。必要なこと、重要なことだけに集中できます。

費用をケチりたいがために、自分自身のカタコトの英語や諸外国の言語だけで何とかしようと単独で行く場合の不安やストレスに比べると、現地日本人コーディーネーターが神に思えるほどです(と言っても、彼らは、いたって普通の人なんですけどね)。

気になる料金体系は?

登録日本人のプロフィールは、選ぶには十分なボリュームがあるのですが、料金に関しては一律料金もなく基準もなく、サンプル、目安があるだけです。要するに個別で交渉する仕組みです。

おおむねロコさんが、ある程度の料金の提示はしています。通訳1時間5,000円等。

トラベロコが示しているサンプル料金体系としては、時給換算で3,500円~6,000円。と、現地の物価とは全く関係のない、日本国内レベルの水準になっています。これは、まさに付加価値ですね!

さらに、このサービスを提供しているトラベロコの手数料が加算されます。その額10%です。わりとリーズナブルですね。でも、 サービス提供者(ロコ)からは20%の手数料を取ります。

つまり、現地案内3時間を1万円で依頼した場合、ユーザーは11,000円の支払いになり、案内する現地日本人には8,000円の現金が入るということです。

余計なお世話ですが、トラベロコの手数料は結果的に27%ですね。このパーセンテージが高いのか低いのかはわかりませんが、自分で直接現地コーディネーターを見つけたときは発生しない費用です。

余計なお世話ですが、トラベロコの手数料は結果的に27%ですね。このパーセンテージが高いのか低いのかはわかりませんが、自分で直接現地コーディネーターを見つけたときは発生しない費用です。

色々なメニューがある

トルコ在住15年の日本人がいる。そして彼、彼女の提供するサービスは多岐に渡ります。

例えば、今回の例のようなビジネスの通訳や商談のサポートに始まり、観光案内や食事同行、また、ネットだけのやり取りで、現地で買い付けして発送してもらうなどの依頼もできます。(ほんと20年前に欲しかった・・・)

ビジネス利用はもちろんなんですが、「ちょっと危ないと言われる国に遊びに行きたい。でも、できるだけ安全に過ごしたい。」なんて場合は、トラベロコは最強に使えそうですね。

個人的には南米あたりに行くときには、ぜひ使いたいですね。怖いもの知らずの若者なら、リスクなんて考えなくても良いと思いますが、一応帰国したいですからね。

最終的には算数の問題

この時代、トラベロコを使えば、世界中どこへ行っても不自由することもなく、不安を感じることなく目的を達成できそうです。

あと、必要なのは、算数ですね。

足し算、引き算、掛け算、割り算。展示会に出かけて、旅費交通費で〇〇円、現地日本人のコーディネーターを雇い〇〇円。商品の仕入れ代金〇〇円、輸入にかかるコスト〇〇円。

すべて合計して販売原価を計算します。それに、お好きなだけ利益を乗せて販売するに至るわけです。

輸入に関しても、「輸入のイロハから学ぼう」なんてダメですよ。現地在住日本人に、「日本にこの商品を輸入したいのだけど、実務的なこと手伝ってくれるような人いませんか?」と紹介してもらうわけです。

不得意分野は全部外注です。そうすることで、出費はありますが自分の時間や労力は限りなくゼロにできます。

それ以外の方法もアリ

ちなみに、個人的にトラベロコは使ったことがございません(ないんかーい!)。だって、結構高いでしょう?手数料取られるし。もちろん、知らない国に行くときはお世話になりますよ。

仲介者(トラベロコ)が入っている限り、コストは盛られているのは、いつの時代、どの業界でも同じです。

一番安いのは「ダイレクト」です。

トラベロコのような仲介プラットフォームを使わず、現地でビジネスの通訳や商談のサポートをしてくれる人を自力で見つけて交渉すれば割安で済ませられますね。また、トラベロコに出す費用レベルで出せばクオリティーも高くなるかもしれません。

ちなみに、輸出業者が現地コーディーネーターを兼ねている場合は、案内や商談サポートは無料でやってくれる場合もあります。輸出で利益をもらってるからです。

いろいろなパターンがあるので、いろいろ見て回りたいですね。

今のところ、ショップサーブで、オーガニック肥料の通販をする予定はありませんが、もしかするとトルコに行って何か仕入れてくるかも。(ないない)。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。