「これはヒット商品になるかも?」
「化けるかも?」
というアイデアが浮かんだとき、しっかり考えてやらないと面倒なことになるのでちょっと頭の整理。
自分用のメモ。
型番商品のリスク
新商品のアイデアは、メーカーが販売している、いわゆる型番製品。
特許があるわけでもなく誰でも仕入れて販売することができる商品。
それをちょっと切り口を変えて売るだけ。
商品名を変えて販売。
だから、簡単にマネされるリスク大。
参入障壁が低い。
製品のライフサイクルとしては1~2年くらいと予想。
ライフサイクルとは、(1)少し売れだして(2)めちゃくちゃ売れて(3)だんだん売れなくなる。という流れのこと。
これまで販売してきた商品全部に当てはまります。
どんな商品も、だいたいこのような運命をたどります。
だから、「ちょい売れ」から「めちゃ売れ」までの期間しっかり稼ぐこと。
そういうアイデア商品。
ちなみに、メーカー商品の名前を変えて販売するのは、メーカーが許可してくれれば完全合法。
ネーミング鉄板3条件
アイデアが浮かぶのと同時に商品名もバッチリ。自画自賛。
特定のターゲット層を狙って、おそらく「突き刺さる」ネーミング。
ターゲット層に突き刺さるネーミングと同時に、検索したときに「オンリーワン」で出てくることが重要。
かつ、「一撃で記憶できる」
ドメインを取得してペライチの商品ページを作る。
ロングセラーになる可能性もありそうだけど、とりあえず商標登録はしない。
金がかかるので。
「キター」というタイミングがあれば、急いで商標登録。
もちろん、商標権を侵害していないかどうかは最低限チェック。
ネーミングのお勉強には下記の書籍が役立ちます。
価格設定
完全なオリジナル商品ではないので、メーカー希望小売価格を守る。
仕入れ5掛けの定価販売。
競合は1社もないので割引する必要なし。
送料もしっかり取る。
100%オリジナルじゃないんで、どうしても原価は高くなりますね・・・
そこは仕方がないとあきらめる。
5000円仕入れ(売価1万円)の型番商品を、オリジナル商品として2万円とかで売った。
バレたら炎上でしょう。
「1万円の商品を2万円で売っている!悪徳商法だ!」と騒ぐ奴らは必ずいますからね。
実際、「雑貨店で2000円で売っているのに5000円で売るとは詐欺だ!ケシカラン!」なんてメールが入ったことがあります。
結局、お客さんの勘違い。
当店:「それ、粗悪な類似品ですわ。」
オリジナリティーを付加
型番商品とは言え、名前を変えて売るのでオリジナリティーは出したい。
ワンポイントでなにかデザインする。
具体的にはちょっとした加工。
無地のソックスに、オリジナルデザインをちょこっと加えるような感じ。
デザインはもちろん自分。
デザイナーに頼むと金がかかるから。
起業もそうですがミニマムからのスタートですね。
販売チャンネルはインスタ
狙いたいターゲットにもっともリーチしやすいチャンネルは、まずはインスタ。
インスタから探って行く感じ。
後はLINE広告。
リスティング広告やディスプレイ広告はちょっと相性が微妙。
最近は、creemaでテスト販売するのもありかな、っと。
売れそうならたっぷり在庫
これまでも、同じ手法でオリジナル商品を出したんですが、ちょい売れが1年くらい。
なので、注文が入るたびにメーカーに発注する「受注発注式」。
ま、これは全くプロモーションしていないんで、仕方ないですが。
ただ、今回はアツいマーケットへの参入なので、もしかすると、爆発する可能性がある。
その兆しが見えたらたっぷり在庫して自社発送。
自社発送がもっとも利益率が高いので。
発送業務が追いつかない場合は、臨時でアルバイトを雇う。
出荷数が増えてきたらゆうパック呼んで料金の交渉。
それでも、スペース的、人材的に、限界がきたらAmazonに丸投げ。
多少利益率は下がっても数売る戦略へ。
通販システムは何を選ぶか?
利益率によって販売サイトは変える必要がある。
仕入れは5掛けなので、できるだけ無駄なコストはかけたくない。
各種手数料やロイヤリティーが発生するような通販システムは除外。
楽天なんて超絶論外。
アマゾンもなし。
baseもなし。
すでに出店しているショップサーブの通販サイトの中の1ページを使って販売ページを作る。
エース(売れ筋)商品になりそうなら、この商品だけをShopifyに切り替えて単品販売。
そうすることで、専門店のイメージが高まるし、より売れやすくなる。(はず)
というわけで、メーカーにサンプルを3つほど発注。
サンプルと言っても、自社がサンプルにするだけであって、メーカー側からすると普通の卸。
よって有料。