カラーミーショップでECサイトを始めたけど売れない。
1ヶ月目とかは普通に売れません。
なので、例えば6ヶ月以上経つ、とか、中には1年以上売れないまま継続しているケースがあるかもしれません。
カラーミーショップは、通販システムとしてはよくできてはいるんですが、若干集客力(SEO)が弱いんですよね。
まあ、これは感覚的な経験則なんで根拠はありませんが。
そんなときは切り替え!
どうにもこうにも売れない。成果がでない。アクセス数が伸びない。
そんなときは、通販システムまるまる切り替える勇気も必要だと思います。
要するに通販開業サービスの引っ越しです。「リプレイス」や「乗り換え」ということもあります。
楽天を解約してショップサーブに切り替えたり、逆に、ショップサーブを解約してフューチャーショップに切り替えたり。
EC業界では、このようなシステムの切り替えはわりと頻繁に行われています。
切り替えたとたんに売上増
先日聞いたのは フューチャーショップの事例。
どこかの通販システムから「フューチャーショップに切り替えた。」
それだけでアクセスが急増して売上も上がったという話でした。
この手の裏話は、ブログなどには書かれずクローズドも(参加者だけの)オンラインセミナー(無料)などで紹介されることが多いです。
興味あれば積極的に話を聞いて観てください。
ショップサーブでも無料のオンラインセミナー を行っているのでチェックしてみてください。
先日は、食品関係で売上を伸ばしているお店が「何をやっているのか。」ということを紹介してくれました。
切り替えでアクセス増になる理由
エンジニアじゃないんで、細かいことはわかりませんが、1つこれは確実じゃないかな?って思うのがコーディングです。
カラーミーにしろショップサーブにしろ、それらを使っている店舗はテンプレートを使いますよね。
テンプレートの中身には、HTMLやCSS、Java Scriptなどプログラム的なことが書かれています。
この書き方が、通販開業サービスによってバラバラなんです。
検索エンジンに馴染みやすいコーディングになっているサービスもあれば、ちょっとまずいコーディングがなされているサービスもあります。
ですから、「まずいコーディング」→「検索に馴染むコーディング」へと切り替えるだけで自然にアクセス増になると考えられます。
ショップサーブやフューチャーショップのコーディングは定評があります。
カラーミーについては聞いたことがないので、なんとも言えませんが、アクセスが増えない原因がコーディングにある可能性もあります。
コーディングは全店舗共通でユーザーが変更することはできません。
だから、「コーディングに原因がある。」と思ったらサクッと乗り換えすると良いかもしれません。
「無料だから。」とbase(ベイス)を検討することもあると思いますが、正直あまりおすすめはできないですね・・・
同じ無料なら集客力のあるヤフーストアをまず検討すべきだと思います。
切り替えは簡単(概要)
初めての切り替えだと、戸惑うことも多いかもしれませんが、基本3ステップです。
1.新サービスを申し込む
2.旧サービスからデータを取り出す(エクスポート)
3.新サービスにデータを移植する(インポート)
新サービスを申し込む
ショップサーブなりShopifyなり、切り替え先を選定して申し込みます。
ヤフーショッピングなど集客力があるうえ無料で出店できるので、かなりおすすめです。
ただし、HTMLが理解できないと店作りができないので、無料のヤフーストア作成講座などで学びながら作っていくのも良いでしょう。
旧サービスからデータを取り出す(エクスポート)
旧サービスから取り出すデータは、主に「顧客情報」「商品情報」「商品画像データ」の3種類です。
この中でも、新サービスへの切り替えで重要なのは「商品情報」と「画像データ。」
この2つがあれば、通販サイトまるまる引っ越しができます。
表に見えない顧客データは後回しでも差し支えないです。
新サービスにデータを移植する(インポート)
旧サービスから取り出したデータを、新サービスの仕様に合わせて加工したうえで移植します。
例えば、カラミーショップの場合、次のような商品データの並びになっています。
そして、次の画像はShopify。
カラーミーの商品名は「E列」ですが、Shopifyは「B」列です。
このように、商品を一括で登録するときの列や行の使い方が若干違うので、それをパソコン上で調整してインポートします。
エクセルを使いますが、初歩的な機能とコピペくらいしか使わないので、あまり難しく感じる必要はないです。
新サービスはURLの転送ができるところ必須!
大事なことを忘れるところだった・・・
URLとはこれ↓カラーミーショップは「?pid=0000000」という形式ですね。
https://hogehoge-shop.com/?pid=123123123
これが引越し先では、次のように変わるのが一般的です。
https://hogehoge-shop.com/hinban123/
https://hogehoge-shop.com/category/hinban123/
このように引っ越しするとURLが変更になりますので、検索エンジンに対して「変更届け」じゃないですが「変わったよ。」ということを伝えます。
それをしておかないと、検索エンジンからやってきたお客さんには、「ページがありません。」という表示になってしまいます↓
となると、新規のお客さんはどこかに行ってしまいますし、常連さんは「お店が閉店したんだ。」と勘違いする場合もあります。
だから、乗り換え用の通販開業サービスを選ぶとき「その(転送)設定ができるサービスかどうか?」というのは、必ず押さえておかなければいけません。
もし、URLの変更届け(リダイレクト」と言う)ができない通販サービスを選んでしまったら、SEO対策は1からやり直しです。
Shopifyやショップサーブはちゃんと設定できることを確認していますが、他のサービスは未確認です。
ヤフーストアに出店する場合も一応リダイレクト(ページ転送)はできますが、かなりの情報量になるので、またの機会に。