お店の常連になったことはありますか?
常連になると、一見(いちげん)さんとは違う対応をしてくれます場合がありますよね。
特別な割引をしてくれたり裏メニューを出してくれたり。
また、同じ頼みごとをしても、一見さんなら断るようなことも快諾してくれることもある。
常連であることに気持ち良さや、ある意味ステータスを感じるので、ますますリピートする。
常連優遇の現場で
先日、よく行くお店で「1杯につきスクラッチカード1枚、当たりが出たら粗品!」というキャンペーンをやっていました。
数杯飲んでスクラッチするも全部ハズレ。
でも、顔なじみの店長さんが、帰り際に粗品を袋に入れてこっそり渡してくれました。
なんて計らい!これはうれしい。(粗品は、たいしたモノじゃないですけどね。/そういうことを言わない!w)
さて、ECサイトとは言え、顔の見えないお客さんを相手にしていても、このような特別感を味わってもらうことは、ファンづくりに欠かせない事です。
それが、ショップサーブ標準で実装されている会員ランク分け機能。
お店にとって良いお客さんはmどんどん優遇し、たいして買わない客は塩対応。
あるいは、ファンへと育てる。ランク分け機能を使ってファンを増やしましょう。
ランク分けは3~5くらい
マジカルナンバー7という心理学があるように、あまり多くの階層を作るとお客さんにとってわかりにくくなり、ランクの有り難みも薄れます。
3段階~5段階が適切な分け方にあんるでしょう。
ランク名を自由につけられる
顧客ランクを普通に考えると、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナなど。
あるいは、高齢者がターゲットなら松竹梅なんてのもありですね。
車好きなら、ベンツにちなんでローマ字で分けても良いですよね。
「Aクラス」「Cクラス」「Eクラス」「Sクラス」といったふうに。
ショップサーブのユーザーさんで成功している某ホビー系のECサイトさんは、こんな感じで分けているんです(はっきり覚えていないので正確ではない)。
「少佐」「中佐」「大佐」「中将」「大将」
どういったホビー系のお店かバレバレですけどね。
でも、これが大ウケらしい。すばらしい会員ランクのアイデアですね。
購入金額や回数で分ける
ランク分けは、購入金額の総計や回数などでわけることができます。
実店舗の場合「美人」というだけで優遇されるのとは違って、EC業界はすべてデジタル処理。
美人も不細工も、一切差別なし。
もちろん、独自で「顔写真提供で最大5割引!最強美人は5割り引き、最恐ブスなら罰金5000円!」なんて、独自のサービスを付けるのも自由です。 (ま、こんなのは炎上の素になりかねないですが。)
ランク別特典の自動計算
例えば、「最高ランクのプラチナ会員になったお客様はいつでも20%オフ!」といったサービスや、「シルバー会員様はポイント5倍!」というように、ランク別に特典がつけられます。
特典は3種類で、
(1)割引
(2)ポイント加算
(3)送料無料
この3種類を自由に組み合わせることができます。
ランクごとにメール送信
ランク別に対応する具体的手段はメールです。「今回入荷した極上のマグロは、プラチナ会員さま限定で販売させていただきます。」というように、的を絞ってメルマガを送信することができます。
もちろん、顧客情報を抽出できるので、上得意様だけに手紙を出すこともできます。
納品書文面変えられるように
楽天のショップで、かれこれ100回以上リピートしているお店があるんですが、毎回、味気のない、事務的で、気持ちの入っていない納品書しか入っていないんです。
100回以上ですよ。金額も50万円くらいは行っているはずです。
常連中の常連ですよ。よその店ならプラチナ会員です。
にもかかわらず、毎回、「塩」同梱物。
がっかりです。
そこでEストアーにお願い。
リピーターさんには、納品書の文面も変えられるコードを挿入できるようにしてほしい。
簡単なもので良いんです。
新規のお客さんには「ありがとうございます。」で良いですが、リピーターさんには「いつもいつもお引き立てありがとうございます!!」とか。
クエリーも良いですけど、アナログ系でCS(顧客満足)を上げられるような工夫があると良いです。
常連さんに毎回手書きするなんてのも避けたいし。
ま、こんなことお願いしても、そんな機能が実装されるかどうかはわかりませんから、各店舗で工夫したほうが良いかもしれません。
顧客ランク別に納品書の色を変えたり、何かハンコのようなものを押したり、ノベルティーを付けたり、いろいろできそうなことはありますね。