外注するときのフリーランス選定基準4つ

できるフリーランス

ココナラ で外注先を探していたら、「Shopifyで通販サイトを制作します。」といった出品を多数見かけました。

Shopifyは、2、3年前?にカナダから日本に上陸した通販システムです。

今年の3月にクライアントさんの1店舗をお世話しましたが、腰を抜かすほど洗練された使いやすさと、既存の国内サービスを全滅させるほどの料金の安さ。

やばいっすよね。

国内サービス各社は戦々恐々じゃないでしょうか。

さて、そんな話は関係なく、当店でも、たびたび、なにかと外注に頼っています。

基本、すごくいいフリーランスの人ばかりですが、過去には大ハズレを引いてしまったこともあります。

と言うわけで、良いフリーランス、悪いフリーランスを見極めるためのポイントについて考えてみました。

スキルとクオリティー

スキルとは技術レベルです。

クオリティーとは品質のこと。

例えば、バナー1個頼んだとき、ホームページビルダーなど、制作ソフトについているサンプルを使ったようモノがあがってくると自責の念に駆られてしまいます。

「なってこった・・・ババを引いちまったぜ。」と。

最悪バナー
※開いた口がふさがらないクオリティーの例

さすがに、最近はこういったレベルのものは見かけないけど。

クオリティーについては、過去の作品などのポートフォリオを見せらせる人でないと、とてもじゃないけど依頼はできない。

文字だけで「実績があります。」とか「自信があります。」とか言われても、その実績を見せられないと、ただの自称でしかないですからね。

ポートフォリオがあれば、スキルレベルもある程度わかります。

スピード感

納品までのスピード感があるかどうか。」というのも重要ですが、コミュニケーションのスピード感も求められます。

メールの返信が翌日・・・

は?

通販サイトの問い合わせは、翌日返信でも許される世界ですが、アウトソーシングってBtoBですよね。

それで「メールの返信が翌日」なんてのはあり得ないです。

せめて1時間以内でしょう。

おそらく副業でやっている人が多いのもあって、「本業中にメールが見られない。」、「回答ができない。」といった事情があるのかもしれません。

でも、ビジネスの現場で「副業だから。」という理由でハンデが貰えるような親切なルールはございません。

「メールの返信が遅い。」=「仕事が遅い人(やる気のない人)」と判断されるだけですね。

提案能力

提案能力の高いフリーランサーは、基本的に経験豊富で、顧客視点にたけていると言えます。

以前、プログラムを外注したとき、プログラマーの提案能力に感動したことがありました。

こちらはプログラミングのことはわからない素人なので、「AとBとCの機能を持ったプログラムをお願いします。」と依頼しました。

ところが、先方から返ってきた返事は次のような感じです。

「 この手のプログラムは過去に多く制作しております。 御社の場合、ABCの機能だけをご希望とのことですが、通常はDとEも標準で装備するのが一般的です。そのほうが業務も効率化されます。お付けしておきましょうか? 追加料金等は必要ありません。」

「なるほど、今の時代、DとEを付けるのは当たり前なのか・・・、じゃお願いします。」

といった感じです。

単なる親切というより、顧客の身になって考えた時「DとEがないと困る」というのが見えているからこその提案なのでしょう。

そのフリーランスさんは、その後会社を設立して、現在では20人以上のプログラマーを抱える規模になっています。

スキルやクオリティーが良い人はいくらでもいますが、この提案能力や顧客視点に立った人間的コミュニケーション力のある人は、なかなかお目にかかりませんね。

信頼性

単発の仕事依頼をする場合、そのフリーランスさんがどこに住んでようと、どんな顔や正確だろうと、仕事さえしてくれたらそれでOKです。

でも、プログラムなど長期的にメンテナンスが必要なものを外注する場合は、信頼性のチェックは必須ですね。

過去に10万円か30万円ほどかけて、ネットショップ運営で使うプログラム(CGI)を作ってもらったことがありました。

納品されてプログラムを設置、動作確認をしたところ動作不良の箇所があって修正を依頼ました。

わりとすぐに直してくれてほっとしました。

その後、運用していましたが、数か月後にまた不具合、そのまた翌日に不具合発見。

半年くらいでしょうか。

修正を繰り返したのは。

フリーランスさん、もう飽きてしまったのか、ある日突然音信不通になってしまいました。

フリーランスはプロ寄りの人なのか素人寄りの人なのかを、総合的に判断しないとムダ金とムダな時間を捨ててしまうことになりそうです。

ショップサーブ経由ならクオリティーはOK、しかし

通販サイトをショップサーブ(Eストアー)を使って運営しているところも多いですね。

Eストアーでは、通販システムの提供はもちろん、運営代行や各種制作代行、物流代行までやっています。

制作代行を頼んだ例をいくつかみましたが、クオリティーは合格です。

でも、金がそれなりにかかる・・・

金に糸目をつけない場合は、安定のEストアーの外注で良いと思いますが、我々節約系ショップ運営者は、ランサーズココナラ で安くハイクオリティーなフリーランサーを見つけたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。