ChatGPTの何がスゴイのか?使ってみたが・・・

話題になっているChatGPT数ヶ月あれこれ使っています。

というのも、テレビはもちろん、Youtuberなどもスゴイスゴイを口を揃えて説明してくれていたりするんですが、どれを見ても「ふぅ~ん・・・それのどこがすごいの?(何ひとりで盛り上がってるの?)」なんて薄い反応を持っていました。

百聞は一見にしかず。

ユーザー登録順位1億位以下で遅ればせながらバリ使うようになりました。

時代が追いついた!?

まず、個人的な感覚としては、「時代が追いついた?」という感想ですね。

AI搭載のコンピューターが自然な会話をする映画などは、ずいぶんと前からあって好んで見ていました。

AIがテーマになっている「her 世界でひとつの彼女」とか「エクスマキナ」とか。

古くは、自動車がしゃべって自動運転をする「ナイトライダー(1982年)」も、「AIが喋っている」とは言ってないと思いますが、要するにAIを表現したものですよね。

SF系の映画で、人間と自然な会話をするコンピューターやらロボットが登場するのは定番中の定番です。

だから、またChatGPTは文字だけですが、使っていて、フィクションだったことが、ようやく現実の世界に反映されてきた感覚に襲われて不思議な感じです。

極めて自然な返答(正確性も高いらしい)が返ってきますし、単なる質問に対する回答ではなく、「詩を書いて」にも、わりと本格的なそれっぽい詩を作ってくれます。

Siriとかは、不自然でしかないですからね。

ロボット掃除機も、以前使ってたやつは、ただランダムに騒音を立ててうろうろするだけで、かなりポンコツでしたし、ChatGPTの登場は新しい時代の幕開け的な印象です。

ポジティブに捉えたいですね。

世界の情報に瞬時に「日本語で」アクセス

普段日本人として情報を調べる場合は日本語圏内の情報になります。

英語ができる人は英語圏の情報も入手できますが、読めない言語の情報にはアクセスできません。

でも、ChatGPTは、日本語で質問したとしても、言語関係なく世界中の情報の中から正確性の高い回答を出してくれるわけです。

これはChatGPTに直接聞きました(笑)

下記は2回目に聞いたときの回答ですが1回目のときとは、質問文も微妙に違っていたので回答も微妙に違います。

例えば、「フランスの流通について、メーカーや卸、小売などの事情も含めて簡単に説明して。」なんて入れると自然な日本語で返事が返ってきます。

あれこれネット上の記事を探さなくても「なるほど、そういう事情なのか。」と瞬時に把握できます。

もちろん、その回答が、どれだけ正確なのかについては、実情を知っている人に聞いたり、ある程度「裏を取る作業」をやらないといけないかもしれませんが。(フランスの流通など全く知らないから)

まあ、これって「AIの回答って鵜呑みにできねーよな。」というのが染み付いているせいでしょう(笑)

ちなみに、マニアックな情報ほど、情報は少なく、あったとしても古くて事情が変わっている場合などは、おそらく、今のところ考慮されていないのかな?なんて思いますけどね。

教科書的には使える

別の事情で、あれこれ思案しているときに「え~っと、後、何を考えなきゃいけなかったっけ?」ってときに、聞いたらサクッと教えてくれるのは便利だと思いましたね。

例えば、「来月、洋服の展示会をすることになった。洋服の展示会など、これまでやったことがなかったから押さえておくべきポイントはなんだっけ?

通常ならネット検索して、同じような記事が多数でてきて、そのうち1つなり、複数なりを参照しながら調べるわけですが、ChatGPTがそれを代わりにやってくれると言う感じ。

これはあくまで教科書的、模範的な回答ですね。

ネット情報から得られた情報をもとに回答されているわけですから、「洋服の展示会を経験しまくっている人に話を聞いた場合を比較すると、大筋では同じような回答になるけど、「そこが知りたかった。」といったような話も出てきます。

そういった意味で、そこが限界だよねぇ~とは思います。

「参考にはしても鵜呑みにしてはいけない。」例と言えるでしょう。

ちょっとふざけてみた

詩には興味はないですが、詩もクリエイトできるらしいので試してみました。

お題は「悲観的なラップの歌詞を12行で。」

自然な日本語で返答してくれるChatGPTちゃんに、多少なり感情移入をしてしまうと、こんなふざけた質問を投げかけるのはちょっと申し訳ないですが(笑)。

コード系は良い辞書になる

普段、Shopifyでネット通販を運営しています。

最近の、SaaSなりASPは進化しすぎてHTMLやCSSなど使う機会がめっきり減ってしまいました。

結果何が起こるかというと「忘却」。

HTMLでさえ思い出せない・・・

歳のせいか??

そんなとき、ChatGPTに聞けば速答です。

もちろん、検索でも出てくるんですが、同じ内容の記事を書いている人はたくさんいて、結論にすぐにたどり着ける場合もあれば、余計な記事に埋もれている場合もあるので、探す手間を考えると、かなり早く結論にたどり着けますね。

例えば、「テキストに影をつけるCSS」

これは画像ですが、回答はテキストなのでその場でコピペできます。

ご親切に、質問の回答以外に「ちなみに」的なオマケまで付けてくれるところは、妙に人間的で笑えますね。

消滅する業務があると言うが・・

テクノロジーの進化で仕事や業務が消えたり先細りになったりするのは昔からあるわけで、ことさら騒ぐことではないと思っています。個人的には。

以前やっていた「ホームページ制作業」なんて仕事も9割くらいの業者は消えてなくなったんじゃないでしょうか。

でも、今も残っている制作業者もいますが、彼らは時代の変化に合わせて、内容もうまくチューニングしているんですよね。

さて、「昭和時代にあった仕事で今なくなったものは?」と聞いてみたところ。

早っ!って感じですね。

炭鉱労働者なんで0%じゃないですか?(知りませんが。)

おっと、脱線だ。

言いたいことはそれじゃない。

当社でも、これまでに社員、アルバイト、パートが入っては出ていきましたが、彼らを思い返すと、中には「人間的」でないやつらもいたんですよね。

どういうことかというと、「言われたことだけやる。」「自分の頭は使わない。」というパターンの人。

見た目は人間ですが、仕事内容もコミュニケーションもザ・ロボットです。(あなたの職場にもいませんか?w)

AIの台頭で、職業がなくなるとか業務が消滅するとか言われていますが、職がなくなるのはそういう人たちからではないか?と個人的には思います。

人間的な思考ができて行動もできる人は、例え、今、「今後消滅する仕事」についていても、そんなに心配する必要ないんじゃないでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。