SNSで写真付きでポスト。
飲食店のウェイティングリスト。
写真をさらしながら、「ひらがなで書け」と書いてるだろ。日本語読めねーのかよ。ひらがな」という赤文字も目に入らないのかよ。
そんなポスト。
個人的に大好きなネタ!
飲食店側からこの問題を解決する方法は受付マシーンの導入。スシローとかくら寿司とか大手チェーン系は導入済みかと思われる。
ただ、この手の業務用マシンは費用がかかるので手書きスタイルの店も、まだまだありそう。最近書いた記憶がない。
さて、「ひらがなで書け」とあるのに、カタカナで書いてしまう心理。
おそらく、飲食店の順番待ちシートに書くシチュエーションではカタカナ指定のことが多く(肌感覚)、ひらがなより、ほとんど直線で構成されているカタカナのほうが速く書けるから、条件反射的にカタカナで書く人が多くなるのだと思う。
そして、何よりIQが低下しているタイミングなので、設問など読まないというのも理由として考えられる。
これが国語のテストの設問なら、ふつうの日本人の大人どころか小学生でも100%回答できるはず。
お腹が空いて食べることしか頭にないときのIQと受験中のIQは明らか違ういい例だ。
設問:あなたの名字をひらがなで書け。
これに「サカタ」と書く人は、相当なへそ曲がりか、意識が朦朧としているか、あるいはアホなのか。
「ひらがなで書け」の理由は、外国人スタッフに配慮したものとも考えられる。
あとちょっと関連するけどアフォーダンス。
例えば、ドアノブ。
お店の入口などに、このタイプのドアノブがついていて、文字で「ドアは横にスライドしてください。」と書いていても、多くの人が引いたり押したりしてしまうはず。
アフォーダンスとは、物体をはじめ「それ」が「人や動物の知覚や行為をうながす契機を内包」しているという概念。
ドアノブ(それ)の場合は、その形状を見た瞬間、押したり引いたり(行為)をうながす契機を内包しているわけだ。
ついでに、写真はないけど、繁華街の路地を通ったとき、ビルの壁に「喫煙禁止!」と大きく書いているにも関わらず、20人ほどのスモーカーたちが、プカプカしているという光景を目にしたことがある。
だってさー、そこは、大通りからは完全に隠れた場所で、煙が他人に及ばないような場所だし、しかも、「これはベンチですか?」と聞きたくなるような、絶妙に座るのに適した高さのコンクリートの出っ張りがある、ときた。
もはや「ここは喫煙スペースです。」と「どうぞここで吸ってください。」という契機を内包しかしてないのよね。
本当に喫煙禁止にするなら、物理的に入れないようにするとか、常に霧が待っているような場所にしてしまえば済む話。