頭を良くする方法を、かのAIに尋ねて見たところ10の提案を得られた。
読書や運動など定番方法は、確かに何らかの効果は得られそうだけど、1冊読んで、あるいは、ジョギングから帰ってきて「うわ〜頭良くなったぜ。」なんて実感したことがある人はいないのではないか。
もっと効果覿面で、しかも楽に頭が良くなる方法はないか?
灯台下暗しで、youtubeがオススメだ。
エンタメやニュースに始まりビジネスノウハウや各種セミナーなど膨大な動画が日々アップロードされているyoutube。
そんな有象無象の動画の中から脳トレになるものを選ぶポイントは、「自分よりちょっと頭の良い人、あるいは知識量の多い人の肉声。」
それも音声だけを利用して2倍速で聞く。
読書は能動的にやらなきゃいけないけど、音声を聞くのは、ほぼ受け身なので、無気力の時にでもすぐに始められるのがメリット。
読書をすれば知識量も増え頭の回転も早くなるのは実感している人も多いと思うけど、「人の話を聞いて頭が良くなるのか?」と疑問に思うかもしれない。
こう解釈してみては?
「(動画は)著者本人の肉声で読み上げをしてくれている。」
形を変えた読書というわけ。
となると、聞けば聞くほど頭が良くなる(知識が増える)と言う仮説も立てられる。
そして、自分で実証してみる。
実は、海外の先進国では耳で学習する方法は一般的で、なぜか日本では、あまり重要視されていない。
日本の英語教育で言えば、英語習得の上でもっとも重要な「音(フォニックス)」の習得カリキュラムが欠落しているのに似ている。
なお、「自分よりちょっと上」くらいの人を選ぶことで、その人のレベルに近づき安くなる。
かけ離れすぎていると、かえって効果がなくなる。
小学生がプロ野球選手に混ざって練習するのをイメージするとわかるけど、ついていけない輪の中に入ると、まったくトレーニングにならないのと同じ理屈。
さらに、オススメは、お気に入りの人を5、6人ベンチマークする。
そして彼らの知見の源泉などヒントがあれば、彼らが参考にしてきた人の本を読んでみたり、何かを体験してみたりみる。
体験については、例えば、あなたが飲食店経営をしていて飲食系の先輩をベンチマーク。
彼が「サイゼリアのオペレーションは見ているだけで勉強になる。」と言ったなら、とりあえず行ってみる。
「ほんとうだ。すごい勉強になる。」と実感できれば、先輩と同等レベルの素地があるとわかるけど「何がどう勉強になるかわからない。」場合は、プロの練習に紛れ込んだ小学生だと言える。
「好きなプロ野球選手のレプリカを買う。」「好きな映画の聖地を訪れてみる。」とかに似ているけど、たぶん、本質は同じなのかもしれない。
知識が増えること、視野が広がることに対して楽しさを感じるようになると、どんどん脳が開発されると思う。
「あ〜もっと賢くなりたい。」と思う日々、youtubeを通常の速度で5、6時間、(聞かずに、)つい観てしまって仕事が進まないのが悩みだ。