今年は豪雨災害が多かったですよね。
災害が起きると関連するビジネスが急激に盛り上がります。
昨年だったか、千葉などで台風で屋根などがふっ飛ばされたご家庭も多かったですね。
そこで受注がパンパンになったのが工務店などの工事関係。
だからと言って、「災害が起こる。」という予測のもと工務店を始めるなんて無理ですけどね。
ましてや副業で、片手間で工務店を起業するなんて、まあ、99.999%無理ですね。
じゃ、何ができるか?
防災関係の商品のネット販売。
防災グッズのネット販売はドロップシッピング式
ただし、いつ起こるかわからない災害のために在庫を抱えるのもリスクが高すぎる。
よって、ドロップシッピング方式。
在庫を持たないので販売サイトだけをネット上に流しておけば、いざ災害が起きたときに急に脚光を浴びることになります。
当店も防災グッズのネット販売は、プチ新規事業として新しいサイトを計画中です。
世の中いろいろな商品があります。
洗剤やタワシなどの最寄品と、オーディオやパソコンなどの買回り品。
でも、防災グッズはどちらにも属さないですよね。
名付ければ急用品でしょう。
消費者は、「最寄品はできるだけ安く買う。」ので安売り店が人気になります。
買回り品は、じっくり検討して購入するので専門店が強い。
でも、急用品は、急に必要になるので販売店のコンセプトだの会社概要など、いちいち気にするような人は少ないでしょう。
だから、通販サイトを作って公開さえしておけば災害時はボカンと売上が作れるという目論見です。
一点集中型ビジネスは危険
当店も、通販システムのショップサーブを使って「専門店」として長年やってきています。
専門店です。特定のジャンルの中の特定のジャンルの専門店です。
それだけで、やってきています。
でも、そろそろ限界を感じています。(10年前から「そろそろ」って言ってますが!)
衛生関連用品を売っているわけではないので、コロナ祭りでは、特段影響はありませんでした。
ネット通販系は、新型コロナの影響による「ステイホーム」やら「巣ごもり消費」で、相当な恩恵を受けたお店もあります。
でも、あっちの業界でマイナスが発生すれば、こっちの業界でプラス。
今回は「こっち側」だっただけの話ですね。
次回の災害では「あっち側」になる可能性だってあるわけですから、総合的に考えるのが良いですね。
今後起こり得る災害
今後、想定されている大きな災害としては「関東大地震」「南海トラフ地震」「富士山の噴火」あたりでしょうか。
これらは明日起きるかもしれないし100年後かもしれない。
「いつ起こってもおかしくない。」というやつです。
正直、どれも起きてほしくないですけど。
可能なら、小規模で地域的な地震や水害などで勘弁してほしいです。
「南海トラフが起きた。」→「絶好の商機だ!」
「富士山噴火した。」→「防災グッズが売れるぜ!」
なんて思います?
生きている間は儲からなくてもいいので、南海トラフや富士山噴火とかはやめてほしいです。
でも、実際は、熊本地震や大阪地震、各地域の水害のように、ノーマークの災害(想定外)が起こるんですよね・・
おもしろい、って言うと、怒られそうですけど・・・
売る気なくても「載せておく」のが基本
「災害をネタに儲けよう」というのは不謹慎に思えます。
だから、災害を想定して販売ページを作るのは気が引けます。
でも、そこは発想を変えて、「普段から備えることを考えている人のための防災グッズの紹介する。」という大義名分の下、しれーっと販売サイトを公開していれば良いですね。
実際に災害が起こらなくても、何かとN○Kをはじめ、バカメディアが不安を煽るためのニュースや番組を作るじゃないですか。
「関東大震災シミュレーション」とか。
そんなときに、売れたりするんですよね。
トップセラーで仕入れる
そんなわけで、トップセラー(topseller)(ネット仕入れ)でも防災グッズが仕入れることができます。
「防災」で検索すると900件強の商品が出てきます。
売上順で「水」がトップに来てますが、じゃっかん利益率が低い。
お粥などの保存食は利益もあるので、おさえておきたいところです。
お粥とか白米とかは定番ですが、今は、「米粉で作ったカレーうどんと」か「ナシゴレン」とか、「避難所生活を楽しみたい!?」みたいな商品もたくさん出ています。
ただ、他も見てみましたが、ヘルメットだのチェアーだの、収納だの、「急を要する」ような商品は見当りませんね。
ラジオなんかもあるんですが「停電になったらどうするの?」って話ですよ。電池を常に置いてる?
ソーラー充電は確実に売れる!?
トップセラーを使えば、水や保存食あたりは販売できそうです。
でも、ソーラー充電関連の商品はひとつもなかったですね。
水害で、停電になることはないと思いますが、台風や地震。
停電はつきものです。
そんなとき、どこの家庭も「常に乾電池を備蓄しているか?」というと否ですよね。
しかも、乾電池って賞味期限と言うか、自然放電で、あまりに長く保管していると使えなくなりますからね。
今は、ソーラーでスマホを十分充電できるくらいのポータブルのソーラー充電の商品売られています。
が、トップセラーにはない・・・
じゃ、どこで仕入れる?
スーパーデリバリーでしょう。
探してみました。
ありました。
さすがスーパーデリバリー。
「ソーラーペーパー」とか言う名前で、いつでもどこでも、持ち運べるソーラー充電パネルです。
その他にもいろいろありそうなので物色中。
自家発電
そんなわけで、とりあえず、トップセラーとスーパーデリバーで防災関係の商材はなんとかなりそうかな?と言う感じです。
ただ、防災関連は、それ系のお店ならどこもやってます。
でも、自家発電というか、太陽光発電パネルとリチウムバッテリーへの蓄電?(今後儲かるジャンルだと思う)については、まだまだ、一般に知れ渡っていない感じです。
何ワットとかアンペアとかよくわかりませんからね。
マニアックなオッサンだけが買っている感じです。
数万円はかかりますが、スマホの充電はもちろん、冷蔵庫レベルまで電力供給ができるソーラーシステムって出始めています。
今の段階では、まだ「マニアック」です。
これを「一般的レベル」まで、落とし込めば、防災グッズ以前に、電気代を節約するための普段遣いのツールとしてもいけると思います。
防災グッズ専門店が潰れるような世の中が理想ですけどね・・・
防災グッズ仕入先メーカー一覧
とりあえず防災グッズが仕入れる企業一覧。
旭電機化成
太平洋戦争時代を思わせる?「防災グッズのイメージとはこれ!」と言えるようなグッズの卸販売を行う旭電機化成。
旭電機なのか旭化成なのか、ややこしいですね。
Beauty Land 合同会社
地震災害時の停電はつきもの。
ポータブル電源があればスマホの充電もバッチリ。
別売りのソーラーパネルを使えば、いざ停電になったときも12時間ほどで充電ができます。
本体もコンパクトで重さも2.5kgと、バッテリーとしては軽量なので押し入れやパントリーなどに忍ばせておけそうです。
一家に一台は備えておきたいですね。
アクモホールディングス
水だけでLEDが光るってご存知でしたか?
特許取得のこちらの商品は、懐中電灯のように電池がいらないライトです。
これ今後、世界的に大ヒットする可能性を秘めた大発明だと思います。(個人的には。)
東京ギフトショーに行ったとき、たまたま立ち寄ったブースで紹介されていました。
インドやアフリカなどで製造して現地の雇用創出をするなど社会貢献型の企業と言えます。
要するに水だけで発電できる仕組みを考えたわけです。
社長自ら実演してくれて少しお話もしましたが、社会貢献も兼ねた素晴らしい商品だと思います。
現在は、スマホ用電源の開発も行っているとのこと。
将来的に純粋に水で走る自動車なんてのも登場するかもしれませんね。
杉田エース
非常食、保存食、備蓄食を製造卸をする杉田エース(株)。
非常食といえばカンパン。
確かにカンパンは非常食、保存食ではあるけど、もし、避難所生活が長引いてカンパンばかり食べるとなると、さすがにうんざりでしょう。
メンタルも病みそうです。
そこに、「避難所生活さえも楽しめる!?」ような、おいしそうな「イザメシ」ブランドで非常食を作っている企業が杉田エースさん。
実にすばらしいアイデアです。
あまりに美味しそうなので、通常のごはんとして全部食べきってしまいそうです。
そして災害時に困るのが目に見えてしまいます。
サンコー
関東大震災など起きれば停電はもちろんのこと、上下水道がストップしてしまう可能性も考えられます。
お風呂は入らなくても、臭くなるだけですが、トイレは「しない」という選択はありません。
災害時にポータブルトイレはマストでしょう。
そんな、コンパクトなポータブルトイレを製造卸販売しているのがサンコーさん。
通常の便器のような曲線美にあやかることはできませんが、とりあえず用はたせそうです。
男性なら排出物を自然に返すのも苦にならないですが女性はさすがに無理でしょう。
このコンパクトなポータブルトイレさえ備えておけば災害時の排泄緊急事態にも安心ですね。
ちなみに、簡易トイレは次のような商品もあります。
確かに簡易でコンパクトにたためるので収納時には重宝しそうです。
しかし、いざ使った場合、自分の分身がモロに見えてしまうのは、人間としてはつらいと想像する人は多いのではないでしょうか。
ましてや「他人見られる」なんて考えると恥ずかしくで一生穴から出られませんね。
できれば、見たくないですよね(><)
オリジナル防災グッズを作ってみてはどうか!?
防災グッズといえば、上記の写真を見る通り防災感満載です。
決しておしゃれとは言えない見た目です。
必要にせまられ、しゃーなしで買うようなものです。
テンションが下がりそうな非常食ジャンルに「おいしそう」をプラスした杉田エースさんを参考にすれば、その他の防災グッズもあたらしい切り口があるのでしゃないでしょうか。
それは「おしゃれ」
若い人も災害は不安です。
でも、だっさい防災グッズを見て欲しいと思うでしょうか。
そこに、「おしゃれな防災グッズ」を開発すれば、若い人にもウケるのではと思います。
災害があろうがなかろうが欲しくなるような防災セット。
まだ、どこの企業もやっていないのでチャンスあるかも!?(^o^)。