「便利屋 ネーミング」というキーワードがあったので、「よし、考案しましょう。」で、まず最初に思い浮かんだのが、「なんでもお助け本舗」。
「これは我ながら天才的だ!」と自画自賛もこっそり検索。
普通にありました。
岩手県盛岡市の便利屋さん。
100%合致。
完全一致です。
まぁ~フツーの人がフツーに思いつくことは、日本広しといえど、フツーに誰かが思いついてるわけですね。
次は、「便利屋本舗」
わりかし、ド定番と思ったのですが、完全一致はなく類似名称「便利屋お助け本舗」。
次は、「何でも便利屋」
ありました・・・
完全一致!
ハイ次!
「あなたの便利屋」
あるじゃないですか。
茨城県古河市の便利屋さん。
もう、発想力の貧弱さに泣けてきますね。
そういうことなら裏ワザ発動です。
ニトリのネーミングに学びます。
ニトリの店舗ネーミングが抜群です。
時は1967年。
札幌に1号店を開いたのが「似鳥家具卸センター北支店」。
このネーミングの3大演出はこれ。
1. 卸・・・『値段が安いと思って客がきてくれる』
2. センター・・・『大きな店のような安心感を与えるため』
3. 北支店・・・『ほかにも店がある大きな会社だと思わせる狙い』
言い換えると、
1. 安さの演出
2. 安心感の演出
3. 信頼感の演出
ショップ名のパーフェクトなネーミングとして、すでに50年前に完成形があったわけです。
では、便利屋に応用してみましょう。
便利屋ほんぽ宇都宮北支店
1店舗しかないですが、そこはハッタリです。
「ほんぽ」と、ひらがなにしたのは、「アカチャンホンポ」を参考に、親しみやすさを演出。「センター」をそのままパクらなかったのは、便利屋のイメージとして大きさはあまり必要ないかな?と思いました。
むしろ、感じの良いオジサンが一人でやってきそうな、こじんまりとしたイメージをつけたかったのですが、「支店」をつけることで、逆に大きさを想起させるかも知れません。
これを参考にベストネーミングを決めてみてはいかが?
そして、決まった後は整合性を。
※参考
http://president.jp/articles/-/1851