新規事業(起業)としての農業

たまたま手元に朝日新聞が。

どこでどう紛れ込んだかわからない2024年4月10日大阪の朝刊。

久々の朝日新聞楽しく拝読していたところ、大阪で農業として外国の作物を作っているという人の記事があった。

具体的には、ラクサリーフ、スペアミント、トレビス、フェンネルなど、国内ではあまり流通しないような野菜。

で、そんな野菜を作ってどうするのかというと、外国料理店に卸す。

なるほど、その手があったのか。

イタリア料理にタイ料理、ベトナム料理など外国料理のお店はあるけど、食材のほとんどは輸入。

そこを日本国産で攻めるというわけ。

輸入モノにもメリットやデメリットがあると思うけど、今の時期だとやはり円安の影響でクオリティーの割に高い。」とかがあるのかもしれない。

つまり、為替変動を受けやすい。

また、最近で言えば、「ブラジルのオレンジが不作」というニュースからも、気候変動による収穫のぶれは起こりやすいと考えられる。

でも、国内で(ある程度)安定して栽培・収穫できれば飲食店からは引き合いは多いのかもしれない。

一般消費者のニーズはなさそうだけど。

実際、記事では、「1度買ってくれたら100%リピーターになる。」(生産者)と。

まさにニッチビジネスで、なかなかおもしろいんじゃないかな。

生産者は小規模なので、全国の飲食店はカバーできない。

なので、早めに参入すれば、青い海はまだあるような気がする。

でも、農業は素人なので、表面的に見える情報から判断するのは超キケン。

実際に参入するなら、「記事に出ていた事業者を訪ねて言って直接話を聞く。」というのはマスト。

「外国由来の野菜や果物の国産が儲かる。」となれば、大手も参入してくる可能性もある。

大手が参入できるドメインでは、零細は絶対に戦えないので、どういった参入障壁があるか要検討。

新規事業として実際に進める場合は、多くのチェックポイントもクリアしないといけないし、リサーとも徹底的にしなければいけない。

経済的にも時間的にコストがかかる。

でも、考えるだけならタダ。

ほんの数分。

それが楽しい。

農作業を手伝って腰にきたけど、汗をかきながらの作業が楽しかったので、新規事業として農業もアリかな?なんて思っていたので、つい読んでしまった記事。

実益かねて、体力づくりやダイエットもできる農業は魅力的かもね。

「料理」x「マッチョ」のジャンルがyoutubeでウケてるけど「農業」×「マッチョ」とかのジャンルを切り開いてみてもいいかも。

でも、あまりギャップがないんで、ウケなさそう・・・

ABOUTこの記事をかいた人

ゆるい起業家。ECや飲食、コンサル、投資*などをいろいろやってます。座右の銘は「のらりくらり」。*マルチやネットワークではない。まっとうな投資。