「コンテンツマーケティング」と言う言葉もすっかり馴染みましたが、その重要性をあらためて感じた事件、いやミスがありました。ランディングページの改悪です。改善のつもりが結果的に改悪に・・・
ランディングページと言ってもPPC広告にかけるペラページではなくて、サイト内のもっとも流入の多いページのことです。
このページからなんとか売上につなげたい。
そんな思いから、該当ページをPPC広告などにかける「LPの作り」に変えたのです。厳密には、トップのファーストビューのキャッチコピーと文章を変えました。
以前までは、ごく普通の情報ページ的なキャッチコピーを、ランディングページ的に「売り込み」系のキャッチコピーに変えました。
すると、直帰率(すぐページを離れる率)がどかん!と跳ね上がりました。
70%→84%
それまで70%前後で推移していた直帰率が、売り込み系のキャッチコピーに変えた瞬間14ポイントも上昇してしまったのです。残念な上昇です。
「やはりそうか・・・このページにランディングするユーザーの大半は情報を求めているのか。」とあらためて痛感することになったのです。
ECサイト運営者としては、検索ユーザーはすべて買い物客といった思い込みがあります。冷静に考えると、真逆で、ほとんどが情報検索ユーザーです。買い物客なんてほんの1%もいるかいないか。
だから、そういった属性のユーザーに売り込みをかけると、当然のことながら、「あぁ、売り込みページだ。」と嫌われてしまいます。
やはり、コンテンツをひたすら提供して、見込み客以前の状態から、教育なり、洗脳なりしていかないとモノはうれないってわけです。まずは、検索ユーザーが求める良質な情報を与えるのが先決ですね。
その後、「まだまだ買わない層」には、メルマガ登録を促して、情報商材のステップメールで教育し購入につなげる。物販の場合は通常のメルマガでリストを集める。というのが、現在の定番ではないでしょうか。
メルマガって書くの面倒ですから半年分くらいは先に書いておいて、ステップメールで1週間とか1ヶ月感覚で自動送信すればOKです。
ショップサーブのメルマガは、残念ながら1ヶ月先までしか予約できません。外部のメール送信ASPを使うと良いですね。